りそなグループB.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦第4節 GAME1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ🆚三遠ネオフェニックス
10/23 ドルフィンンズアリーナ
○はじめに
今シーズン初めての水曜ナイトゲームは愛知ダービー。AICHI カップでは対戦がなかった優勝チームであり、同じ中地区の優勝候補である三遠戦。過去の対戦を見てもやや苦手にしている感がある。強豪相手にしっかりと戦いたい。
○スタメン、欠場
今日も佐藤がスタメン。中日スポーツで最強の盾対決と注目されていたのでぜひ活躍してほしい。
引き続きの今村と、菊池も体調不良との事。
○試合展開、結果
1
三遠の高さのアドバンテージにやられる立ち上がり。ニカがいて、ヌワバ併用のラインナップはやはり強い。
名古屋はメイの得点力でついて行く。
メンバーチェンジでラインナップが変わると、津谷のスリーが三遠を引っ張る。なんと3連続で決めて点差が開いた。
名古屋は坂本のアグレッシブなアタックが光るが、ターンオーバーなどもあり、中々点差を詰めるまではいかず。
リバウンドは三遠が明らかに優勢。
重苦しい展開になっている。
2
メンバーチェンジの影響か、名古屋が一気に点差を詰めることに成功した。
チーム初のスリーを決めたのはメイ。
チータムも攻守にいい働きをみせた。
お互いにほぼスタメンという状況になり、三遠の圧力が増してきた。前からのプレッシャーでボール運びから狙ってくる。ディフェンスが激しくて押されているが、メイとエサトンがファウルをもらいながら何とかフリースローで得点を繋いでいる。
2点差まで詰めたところで大浦が加藤とのPGとしての力の差を見せつけるかのような気迫で連続得点。
大浦が強すぎて坂本もやられてしまい、齋藤投入。
ボーナスファウルをもらい再度詰め寄るが、そこからお互いにミスが続く。
残り時間約2分。
5点差から先に行けないまま、ヌワバの威力と激しいディフェンスに圧倒された。リバウンドも制圧されている。
名古屋の惜しいプレイは悉く失敗し、三遠は成功する。これは単純に力の差というべきか否か。どんどん点差が開いていき、最後は集中力すら欠いてしまったか。そして全体的にスリーが入らない。
3
お互いにスタメンで開始。
優劣つかずに進行しているが、ディフェンスは三遠の方が固い。
3分が経過すると、名古屋にミスか増え始めてじりじりと点差が開いた。
スタメンの5人は力の差を見せつけられて表情が死んでいる。コート上でのコミュニケーションもほぼなし。黙々と点差を広げられる展開に観客の一部も無表情で見ている状態。これは厳しい空気。
メンバーチェンジをしつつ粘りは見せるものの、チータムが4ファウルになり万事休すか。
4
3Q後半の状態からは回復して少し動きが良くなった。しかし三遠は変わらず強い。点差を広げられないようについて行くので精一杯だった。
少し冷静になったのか、綺麗なキックアウトも見られるようになった。
それにしても吉井が無双している。
最後まで名古屋が優位になるポイントが見つからないまま、攻守で圧倒されて押し切られてしまった。
○コメント、ゲームレポート
○ハイライト
次節、コート上での奮起に期待する。
○スタッツ (Bリーグ公式サイトより)
○感想
・三遠はインサイドを守る時にペイントに5人が収縮する時があるが、それでも中に行くのは自殺行為で、フリーの外にキックアウトが基本だと思うのだが、けっこう出来ていない時がある。基本を大事に。
・吉井のディフェンスは本当に凄いんだと思い知った。マッチアップした佐藤がズルズル後ろに下がらないとボールをキープ出来なかった。吉井がいるだけで、名古屋のウイング陣の高さのアドバンテージは消えてしまった。
・今シーズンどうしてスリーがここまで不調なのかよく分からないが、スリーが全然が入らない時に試合を作るためには、やはりディフェンスを仕上げる必要があるのかもしれない。
複雑でリスキーなディフェンスをするので、連携を深めないと穴が大きくなる。
・最後まで得点は外国籍の3人の個人能力に頼ったものばかりたった。ここまで日本人が点を取れない試合はやはり厳しくなる。
・ハドルや声出しについて
特に昨年と比較してハドルを組む回数が少ないとの指摘が散見される。本当のところどうなのか、答えは持っていないが、Bリーグではコート上でハドルを組むのは大事だとよく言われる。
そして、NBA選手もよく声を出す事が重要だと述べている。実際にNBA選手はコート上で本当に常に声を出しているらしい。コミュニケーションの重要性はよく指摘される。
さらに具体例でいうと宇都宮ブレックス。ベテランの日本人選手達はいつも声を出してコミュニケーションをとって、うるさいくらいにしているらしい。宇都宮ブレックスの選手たちのメンタリティとチーム力が素晴らしい事は言うまでもない。
これらの事例からすると、声を出す、コミュニケーションを取る事はバスケにとって重要な要素だと言える気がする。
であれば、今夜の試合の三遠に流れが渡ってボコボコにやられている時間帯のお通夜のようなコミュニケーションのない静けさはネガティブに受け取らざるを得ない。昨シーズンのこの時期には、すっさんとロボが常に声を出してハドルを組もうとしていた。上手くいっていないからこそ、そんなシーンは多かった。
○記事 (中日スポーツより)
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