B1第29節 GAME1 Bリーグ2023-24 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 富山グラウジーズ
3/30 ドルフィンズアリーナ
🔸注目ポイント
前節に無事連敗脱出したドルフィンズ。
ここからは琉球、島根との上位直接対決までは出来るだけ勝っておきたい。
まずは富山。残留のために勝ちたい気持ちは溢れるほど持っているチーム。
接戦になると、後半に厳しい戦いが待っているはず。できれば序盤に点差を付けて優位に試合を進めたい。
ぜひ古巣対決となったスミスに暴れてほしい。
🔸試合結果
102-85
31-17
21-20
29-26
21-22
・1Qに大差を付けて、その後はずっと並走して最後まで行ってしまったという試合。
名古屋にとっても富山にとってもそんな感覚だったのではないか。
2Q以降はどちらもペースを握れないまま時が過ぎていった。
🔸重要スタッツ
3ptシュート
名古屋 18/41 43.9%
富山 9/27 33.3%
リバウンド
名古屋 OR 15 (39.5%) DR 30 (90.9%)
富山 OR 3 (9.1%) DR 23 ( 60.5%)
アシスト
名古屋 29
富山 23
・3ptシュートを41本も多投し、高確率で18本も決めたので、かなり優位に試合を進められた。
しかもリバウンドを過去最高に制圧したので圧勝。
🔸Q毎のスタッツ
○ 1Q 31-17
3ptシュート
名古屋 5/12 41.7%
富山 1/5 20%
リバウンド
名古屋 OR 7 (46.7%) DR 7 (100%)
富山 OR 0 ( 0% ) DR 8 (53.3%)
・名古屋が3pt攻勢とリバウンドを圧倒して一気にリードを広げた。
○ 2Q 21-20
3ptシュート
名古屋 3/8 37.5%
富山 5/7 71.4%
ターンオーバー
名古屋 7
富山 5
・富山が3ptシュートを決め返して、名古屋はターンオーバーを多発。
名古屋ムードの試合展開を一旦富山が引き戻した形。
○ 3Q 29-26
2ptシュート
名古屋 3/6 50%
富山 8/9 88.9%
3Qシュート
名古屋 6/9 66.7%
富山 1/7 14.3%
・名古屋は3pt、富山は2ptを主体に点の取り合い。
どちらも完全にペースを握る事はできず、一進一退。
○ 4Q 21-22
2ptシュート
名古屋 3/4 75%
富山 7/10 70%
3ptシュート
名古屋 4/12 33.3%
富山 2/8 25%
・そのままどちらも流れを引き寄せられず、ズルズルと時間が過ぎていく。
互角の進行のままタイムアップ。
🔸感想
○ 1Qで優勢になったが・・・
2Q以降は少し停滞し、ミスも目立ち、点差を詰められる事はないものの、間延びした試合内容と見えた。
安全なリードを保って盤石とはいうものの、少し物足りない内容。
○ 張本激オコ
熱くなって相手の選手を突き飛ばした張本。突き飛ばすのは良くないが、気持ちは分かる。
そもそも原因のシーンで、なぜあんな行動になったのか不明。
審判が動くのを静止していたというコメントもあったが、本当だろうか?画面上ではよく分からない。
もし下にいたのが外国籍選手だったら、張本ではなく本人がキレているのは間違いないが。彼らは侮辱と捉えると容赦しない。
○ 存在感のある宇都
やはり宇都は存在感がある。
勝敗が決してからも、最後まで戦う姿勢を見せていたのは、チームメイトに対しての思いか。
富山は迷いがあるのか、まとまりがないのか、もったいないと感じた。
ハーフコートバスケをしたいように見えたが、もう時間がないので、シンプルに得点力のある選手にどうやって点を取らせるかを追求するのがいいのではないか。
少しのズレを作ってあげて、外国籍選手のシュート力にかけるとか。
アイソレーションでもいいかもしれない。