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りそなグループB.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦第5節 GAME2名古屋ダイヤモンドドルフィンズ🆚シーホース三河

10.27   ドルフィンズアリーナ


○はじめに


3Qまでは手に汗握る接戦だったが、4Qに一方的にやられてしまった前日。
ボコられた三遠戦から連敗となったダメージは大きい。
ファンの間でも動揺が走ったが、選手達も危機感を持っている様子。
試合後も遅くまでシュート練習をするなどしたらしい。
この状態から抜け出すために最後までチームで集中力を保てるか否か。大事な試合です。

○スタメン、欠場

佐藤がスタメンに定着したようだ。

○試合展開、結果

1Q

名古屋は序盤はメイのアタックを狙う。無理にペイントまで入らずミドルも狙っていき得点を重ねる。シュートタッチが良い。
そして両チームともにシュート確率が良い。互角の攻防で中盤へ。
三河の西田のペイント内でのアシストが上手い。スコアラーよりもゲームメイクを勉強しているように見える。
名古屋はファウルが少し多いが、ボーナススローを与えるのはギリギリ我慢できた。
お互いに日本人ビッグマンの張本とアヴィが苦戦している様子。

2Q

攻防はどちらが優勢かは分からないが、シュートの確率で差が見え出した。
齋藤、中東、メイのスリーが決まった事で一度点差が開く。
そして三河がイージーミスで8秒バイオレーション。
ここで我慢する三河。そして少しずつ点差は詰まっていく。
須田のスリーが決まって3点差になり、嫌な雰囲気がしてきたが、即座にメイが速攻でアーリースリーを決めてやり返す。さらに三河のディフェンスの陣形が崩れていて、加藤が完全にフリーの状態でスリーを沈めて突き放した。
その後も三河のシュートが外れてる中、メイが2PTシュートを連続で決めて2桁点差に広げて終わった。

3Q

三河はガードナーを囮に西田でスコアする。対して名古屋は様々なバリエーションで特典して追い上げを許さず。
ガードナーのスクリーンで齋藤が吹っ飛んだシーンは、スローで見るとムービングと分かるが、流れで見るとわからなかった。きちんと止まっているように見えたが、スローだとぶつかってからストップしている。審判がムービング取らないのも仕方なし。
ただしデニスHCは怒り心頭に発する状態でベンチテクニカルを取られる。まあデニスさんならそうあるべし、という感じ。選手もさらに闘魂注入されるでしょう。
しかし須田の4点プレイで盛り上がる三河。その後はどちらも得点できずに膠着。11点差での膠着はその後の展開を左右する分岐点にもなり得る。それを破ったのはメイのランからの速攻だった。エサトンとは違った速さが売りのメイのランはやはり大きな武器。
三河レイマンのペイントアタックは止められない。
ハーフライン超えるときに角に追い込む三河ディフェンスは結構怖い。
三河から圧をかけられるが、好調佐藤の3本目、4本目のスリーで応戦。会場は最高の盛り上がりを見せる。
それにしてもメイのフェイダウェイが入り出したのは大きい。あとはスリーがもう少し入れば完全復活。
チームファウルがお互いに嵩んでいたが、名古屋がよりフリースローを多く獲得したので、リードを維持する事ができた。

4Q

最初の齋藤のアンスポは石井の体の使い方が上手くて取られた感じかな。基準をきちんと理解していないから本当の所は分からないが。
角野の連続スリーが決まるが、名古屋もシュートが入るので追撃させず。
20点差がついて、そのリードをずっと維持したまま時間が過ぎていく。
100点に載せる得点は齋藤とチータムのアリウープ。スムーズな連携で、今後何度も見せてくれると期待させられる。
ディフェンスの連携も見違えるようで、最後まで破綻せずにバランスが取れていた。
この試合は最後までメンバーを落とさず戦いきった。そこにもデニスHCの意思が見えた。

○コメント、ゲームレポート

○ハイライト

チータムにはどんどんダンクを狙って欲しい。

こんなシュートまで入ってしまう、お祭り状態。


○スタッツ


お化けスタッツが出た。
2PT  24/28  85.7%
3PT  15/33   45.5%

2PTがこんなに高確率で入ることはめったにない。エサトンが驚異の7/7、メイが7/8、チータムが5/6と信じられない数字。

そして佐藤がスリー5/5で輝いていた。

○感想

・シュートが入りすぎた点は差し引いて、最初から最後まで戦えた。激しいディフェンスからプレッシャーをかけて、トランジションで走りきった。ディフェンスのローテーションも綻びが少なく素晴らしい。これだけ戦えれば大崩れする事はなく、安定してシーズンを過ごせる気がする。ひと安心。

・不調だったスリーが良く入ったことに目がいくが、それ以上に2PTシュートの確率がもの凄い。ここまで入れば試合を優位に進められる。三河も途中までは付いてきていたが、さすがに3Qまで続いては厳しかった。
外国籍3人の働きが素晴らしい。そして外まで入れば100点いくよねという試合。

・オフェンスで目立ったのは、スペーシングが良くて判断が良く、いいシュートを打てていた事。タフショットは少なかった。そしてメイはタフショットを打つがいい時は入る。というかメイにとってはタフショットという感覚がないのかもしれない。

・大きなショックを受ける形で連敗した影響を払拭する快勝だった。
これで万事上手くいくという程甘くはないはずだが、見事なバウンスバックでデニスHCのバースデイを祝えた事実は大きい。
次に崩れた時も、また復活できると自信を持てる。
メイの調子が上向きだし、マーフィーも復帰していい動きをしていた。加藤も
輝きを見せて、チータムも連携が良くなってきている。
来週からも強豪との試合が続くが、十分に戦えると期待している。

○記事

・中日スポーツ

・バスケットボールキング

・J   basket


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