りそなグループB.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦第9節 GAME1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ🆚京都ハンナリーズ
11/30 ドルフィンズアリーナ
○はじめに
バイウィークが開けてやっとシーズン再開。ハードスケジュールの12月をいかに乗り切れるか、まずはここで上位争いから脱落する訳にはいかない。5割以上の勝率をキープするために、京都との今節はとても重要な戦いになる。
ハンドラー今村の本領を見たい。
○スタメン、欠場
今村が復帰してついにスタメン!
しかしメイが脳震盪でロスター外。外国籍を1人欠くのはキツいが、張本たち日本人ビッグマンの頑張りに期待。
アシスタントコーチの川原さんも不在。
○試合展開、結果
1Q
開始からディフェンスの圧力が高くて、前からプレッシャーをかけていて積極的。
オフェンスではまずは今村を起点に組み立てている。今村がトップの位置からドライブで侵入していく。
京都のターンオーバーが続いて点差が9まで開いたところでタイムアウト。
そこから名古屋は2回のポゼッションで、起点を齋藤にしてエサトンとの黄金のコンビで攻める。
京都はしぶ田を投入してバックコートの停滞を解消してオフェンスが少し機能してきた。
今村、齋藤、エサトンの3人がベンチにいる時は、少しオフェンスが停滞。
終盤はお互いにファウルが溜まってボーナスになり、フリースローで加点していった。
2Q
京都は引き続きしぶ田がPGで、連続スリーを決めていきなり追い上げてきた。
反対に名古屋はスリーが落ちて、さらに前田のスリーも決まり一気に逆転。
名古屋は齋藤、今村、中東、チータム、エサトンという最もオフェンスが強力な布陣にして打開を図るが、なかなかシュートが入らない。
しかし京都にもミスが出てリードを広げられれず、名古屋はやっと決まった中東のスリーで同点に追いついて、さらに齋藤&チータムのアリウープで、京都の流れになるのを防いた。
そして強度が上がったディフェンスと、今村の連続得点で再度名古屋リード。
名古屋はメンバーが代わってもディフェンス強度が落ちず。ダブルチームとローテーションで京都のパスを遮断した。
そしてマーフィーの連続得点で一気に2桁点差に。
坂本か攻守にハッスルしていい働きを見せた。
3Q
張本がいきなりのファウルで3つめ。ファウルトラブルの足音が聞こえてきた。
京都はカロイアロ対張本のマッチアップを狙ってきた。
今村と前田のスリーの入れあいは互角だが、カロイアロの分で差が縮まる。
それでも張本は粘りを見せて、2桁点差は維持してチータムへ繋いだ。
中盤に齋藤、今村がベンチに下がり、京都のゾーンディフェンスに苦しむようになった。
中東もファウル3つめ。
終盤になると、ゾーンを攻略できないままシュートが入らず、京都の連続得点とミスも重なりあっという間にリードが消えた。
4点差で4Qへ。
4Q
ハイポストにボールを入れて、そこからしっかりとゾーンディフェンスを攻略できた。
中盤まで一進一退の攻防が続き、リードを広げては、また縮まる。
終盤になり、京都が連続得点でついに3点差まで追い上げてきた。
ここで岡田のシュートは落ちて、今村のコーナースリーは決まる。我慢の連続だが、ターンオーバーも何度も起きてしまい苦しい状況なので、大きなポイントになった。
2ポゼッション差で最後まで緊迫感があったが、齋藤のシュートも調子が上向きで、要所を締めて勝ち切った。
○ハイライト
今日は今村の日になりました。
完全復活ですね!
○コメント、ゲームレポート
○スタッツ
Bリーグ公式サイトより
安定のエサトンのダブルダブル
○感想
・今村
ハンドラー今村の効果をいきなり実感する試合になった。キープ力があり、スピードがなくてもスルスルとペイントまで侵入し、常に周りへのパスを意識させて、シュートも狙っている。そしてターンオーバーが少ない。PG陣と中東の負担が軽減されてオフェンスがよりスムーズになった。
そして今日はスリーが良く入った。琉球の今村として決められる側で見てきたあのスリーだなと。コンディションは万全。
・そして齋藤は、おそらくゲームメイクがかなりやりやすくなったはず。コート上では今村か中東のどちらかが一緒にいるので、オフェンスの選択肢が格段に増える。アシストも増えるし、試合展開によってはスコアラーとして得点を狙う事もできる。
・メイ
練習中に脳震盪との事。復調を期待していただけに残念だが、しばらく休養して帰ってくるのを待ってます。
メイがいないとゴール下のディフェンスとリバウンドが厳しい。
そして何より爆発的なシュート力がドルフィンズには必要。ペースを上げて、どんどん得点する姿を早く見たい。
・今日は佐藤と中東がファウルが多くてプレイタイムが伸びなかったが、メンバーが揃ってくると、その状態でも無理なくローテーションを組める。これでメイが戻ってきたら、デニスHCの手腕を存分に見られると思うと楽しみ。
選手たちにとってはプレイタイム獲得を争う戦いが熾烈で大変だが。
理想としては全員25分以下にしようとする気がする。
○記事 中日スポーツ
いつもありがとう中日スポーツ✨
来シーズンはドラゴンズも応援するよ