B1第3節 GAME1 B.LEGUE 2023-24 | 名古屋D VS 信州BW
10/21 ホワイトリング
・注目ポイント
4試合を終えて、オフェンシブレーティングがNo.1の名古屋。
渋谷戦はスローペースだったし、ずっとターンオーバーが多いから、少しピンとこないが、効率良いオフェンスができているようです。
特にスリーポイントシュートは試投数は少ないが高確率。
信州はスリーポイントチームであると思われるが、成功率は低調。
この成功率が試合の行方を占うかもしれない。
そして信州は今年もディフェンスチームなのか。気になるところ。
・試合結果
72-64
8点差で勝利。
ロースコアのゲームは信州のペースと言えそう。
両チームともにシュート確率が低く、得点が伸びない試合。
名古屋
2pt 19/38 50%
3pt 7/25 28%
信州
2pt 10/21 47.6%
3pt 11/42 26.2%
リバウンドを圧倒したことで、試合を優位に進める事ができた。
名古屋
OR 16
DR 35
TR 51
信州
OR 8
DR 25
TR 33
・選手にフォーカス
⭕️須田
困った時のキャプテン。4Q勝負どころでの連続得点はチームを救った。
今日はスリーポイント試投数が少なかったが、2-2と大事な場面での活躍。
ディフェンスでもずっと強度高くプレッシャーをかけていた。
これだけチームを引っ張ろう、優勝しようというキャプテンはドルフィンズでは初めてかも?
⭕️佐藤
祝。今シーズン初出場。初得点はオフェンスリバウンドからのエンドワン。佐藤らしさ全開の得点になった。
リバウンドとルーズボールで名古屋に厚みをもたらす選手。
プレイタイムは
フル回転した時が楽しみ。
実戦でゾーンディフェンスの練習が出来たのは収穫。2-3の後ろと、3-2の先頭と。どちらも強力なディフェンダーになるのが強み。
スリーポイントは3-2。中盤で信州に追いつかれないための重要な働きをした。
試投数はともかく、シーズンの成功率35%くらいいければ、CSで勝つためのラストピースになり得る。
⭕️中東
昨シーズンと比較してプレイタイムが短くなっている。
今シーズンはここまで不調。スタッツも伸びていない。
多少のコンディションの問題であればいいが、外国籍が入れ替わったことで、オフェンスの連携が取れていないのか心配。
・試合内容
1Qから名古屋がリードする展開。
しかしターンオーバーやシュートミスで乗り切れない。点差が離れても、また信州がじわじわ点差を詰める。
スタントン・キッドが負傷で一旦ベンチに下がった時間帯に、スミスの高さのアドバンテージで名古屋がまたリードした。
14-8というロースコア。
2Q
デザインプレイでフランクスのスリーポイントが決まり、齋藤のスティールからの得点と最高のスタート。
しかし信州は星野とキッドの得点で追い縋ってくる。
名古屋は信州のディフェンスに苦労しているが、要所でシュートが入るようになり、10点差まで点差を広げた。
37-27。
3Q
名古屋はシュート確率が上がらないまま、オフェンスリバウンドで頑張って何とか繋いでいる。
信州のディフェンスが良くて、重たい雰囲気になっていたが、齋藤とスミスが出てきてから、P n Rでスミスのスクリーンが効果的で、齋藤がかなりフリーにプレイできている。
信州は多用するアウトサイドシュートで
付いてくる。特にキッドの活躍が目立った。
59-50
4Q
一進一退の攻防が続いたが、坂本が入り、スリーがない引いたディフェンスにボールムーブが停滞してきた。
中盤にはついに5点差まで詰められ、会場のムードが盛り上がる。
ここで仕事をしたのが、キャプテン須田。連続得点で一気に10点差に押し戻した。これでまた空気が変わった。
最後の2分間はお互いにチームファウルが5つになり、ファウルを最大限に活かせば勝敗はどちらに転ぶか分からないという展開。
名古屋は終盤に時間を消化する中で、ミスが重なり少しヒヤヒヤしたが、信州が2つのポゼッションでシュートを落としたため、6点差でファウルゲームに。シュートが決まっていれば2点差だったため、命拾いした。
・総評
⭕️名古屋
外国籍が苦しんだ。
フランクスがフィールドゴール 1/9、6得点。
ソアレスは2ptは入ったが、3ptが0/4。8得点。
スミスは2/4。7得点。
皆試投数も少ない。シュートを打たせない信州のディフェンスが勝ったということなのかな?
PnRのディフェンスでは相変わらずやられていた。ここはかなり改善が必要。ドフリーでダンク叩き込まれすぎ。
ソアレス アウトサイドシュートの確率が上がってこないのが心配。開幕戦以外は低調。シーズン終盤には上げて欲しい。
齋藤の怪我が心配。大きな怪我ではなさそうだが、爆弾を抱えて戦うのはきつい。コンディション優先で。
⭕️信州
マーシャル不在の信州にとってはリバウンドで不利になり、厳しい戦いだった。
それでも信州ディフェンスは統率が取れていて健在。キッドのシュート力は驚異。
デニスHCはマイケルHCへのリスペクトを必ずコメントする。
・余談
⭕️現地のドルファミの皆さん
アウェイので、バスケットLIVEでハッキリと聞こえる声援は心強い。
⭕️審判の笛
オフェンスチャージングを意地でも取らない。しかし、手で押すとすぐにオフェンスファウルを取る。ある意味ではブレない笛を吹けているのかな。
⭕️スミス痩せた
地味に攻守の切り替えが早くなっている。画面の端でダッシュしているよ。ファウルは多くなるけど、頑張っている。
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