書店とネコチャン
やはりねこについてのコンテンツはそこそこ読んでもらえることを再確認した私ですGünaydın! 味をしめて、今日も猫の話を、ただし手短に。
トルコはしばしばねこにとっての天国と言われるくらい、人々の動物(特に犬とねこ)に対する愛情と理解というか、大事にしようという共通認識が出来上がっているなという印象を持っています。家猫は言うにおよばず、いわゆる野良状態のねこにも、誰かが手を差し伸べている。
で、扉の写真。象徴的なシーンだなと思って、2010年にイスタンブルで撮影したものです。イスタンブルの新市街の書店に入ったら、ディスプレイの本の上にネコチャンがどでーんと横たわっているではありませんか。
日本の書店、本屋さんではちょっと考えにくい光景ではないでしょうか。少なくとも書店のオーナーが個人経営でやっている店であったとしても、ねこがここまで堂々と本の上で寝そべっているというのは許してくれないでしょう。もちろん猫アレルギーの方もおられるわけで、そう言った方々への配慮も必要であることを考えれば、是非は難しいところですが。
ちなみにトルコの書店と言っても、どこでもねこがこんなふうに本の上で寝そべっているわけではないのですが、この写真の光景はある意味でねこに優しい街としての象徴的な一風景、と考えるのが無難かなと思います。
で、ねこのしもべたる私としては…昔のこういう写真を見返すと、また一瞬だけでいいからトルコに行きたいな、と思ってしまうわけです。せめて書店巡りだけさせてもらえんかなあ…と。
アンカラでの生活の数少ない楽しみの一つは、書店をめぐってあれこれと本を買い漁ることでした。それができていた現地滞在の時代は、私にとっても至福の時代だったといえるのかもしれません。
書店巡りくらい、気軽にできたらいいのにと思うのですが、まだまだそれが叶うのは難しい状況のようではありますが。
度々書きますが、もうええよパンデミック。はよ終息して、どうぞ。あとあれですね…トルコに行く旅費をこさえるのも一苦労ではあるけど、それはまた別の話か…ハァー…トルコ語授業しょ…
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