今回だけ…今回だけだから…
こういう目に悪いウェブサイトがございましてな…
定期的に見てしまうのです。なぜか。"Books for trade"というところがあって、お譲りしますよという『星の王子さま』の諸言語翻訳版をリストで提示してくださっているからです。これがアップデートされていないか、その際に自分の関心がある言語で出ていないかどうかを定期的にチェックしてしまうというのは、これはもういたしかたのないことですよね!
実際これまで上記リンク先には何度か取引させていただいたこともありまして、たとえばトルコ語の東トラキア方言、デニズリ方言、ガズィアンテプ方言版というのは実はトルコからではなく、こちらのコレクターの方からお譲りいただいたりもしたのでありました(もちろん、トレードですから代金はお支払いしていますよね!)。
で、今回見てみますと、ブルガリア語があるではありませんか。ブルガリアっつったら奥さまがた、トルコと国境を接していることで知られていますね?あとあれです、トルコから黒海の向かい側にはウクライナがありますでしょう。ということは、ウクライナ語も無関係ではないということになる…
ということで、トルコ語をメシのタネにする人間として上記地域で使用されている言語、すなわちブルガリア語版とウクライナ語版くらいはもっていてもバチはあたらないのではないか?というきわめてナチュラルな帰結を得るわけですね。反論の余地、いっさいなくないですか??
あとそういえば、自分に関連がある地域っつったらあれです。今まで行ったことのある国のものくらいは入手してもバチはあたらないのではないでしょうか?だとしますと、バルセロナは学会発表で行ったことがありましたし、ハンガリーもトルコ言語学国際学会で2010年に行ったことあったし…というか、なぜあの時現地で買っておかなかったのでしょうか自分は?(って、当時はもちろん今のような趣味がなかったからなのですが)
ということで遅ればせながら、この辺の翻訳版は入手する必要がある。反論の余地はやはりない。弊オフィスの結論としてはそのようになりまして…
上記のリストから…注文かけてしまいましたよね…カタルーニャ語、ブルガリア語、あとウクライナ語…
いや、もうマジで。あれです。自分に関連がある地域の言語だけに限定してますから!これで最後!これで最後ですからね!?言っておきますけど!世に出ている全言語制覇などというものはぜったい狙いませんから!そんな資金の余裕ないし!!
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