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待望の『ニューエクスプレス』合本をマークする

ツイッターで得た情報。なんと、ついにあの幻の(?)『ニューエクスプレス・スペシャル  日本語の隣人たち』(白水社)が I巻、II巻合本の形で再販されるとのことです。

まだ書影は出ていないのですね。で、発売は11月中旬ごろと。

これはテュルク語学徒、買うの一手でしょう。なんせ、サハ語が収録されているのですから…!

以前もGoogle Mapsでサハ共和国の地図のリンクを貼ったことがあるのですが、トルコから見てなんと離れたところにあるのかと、地図を見るたびに思わされます。

サハ語はこのサハ共和国を中心に話されている言語。さすがにトルコ語とサハ語だと、比べたときに相当違って見えるということはあるのですが、紛れもない親族関係があるというんですからテュルク諸語の分布の広さ、恐るべしですよねえ…

というわけでサハ語だけでも買いのところ、そのほかのツングース諸語も収録されているし、なんといっても地理的に日本語の周辺地域に分布する諸言語です。見ておいて損はありますまいて。

I巻、II巻と合本なので多少値は張りますが、背に腹は代えられないですよね…アルコールを何回か我慢したお金で、ここはぜひ買いましょう。

しかし私、昔第I巻のほうはサハ語が収録されているからぜったい音声を聴こうと思ったので、間違いなく買ったんですけどね…いやーどこに行ったんだろうな…本ってね…なくなることがたまにありますのよね…

奇しくもサハ語なのですが、ちょっとわけあって今月は少しデータを見ていくことになりそうです。今月もテュルク諸語に振り回される予感しかない…!

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