大団円!|マイ・ベスト・ミュージック2024
🎵マイ・ベスト・ミュージック2024
おまっとさんです!
大変長らくお待たせしました。いや、待ってないかもしれないけども!一応ね、主催者なんでね、少しばかり気取ってみたわけです。それくらい、ゆるしてくれろし。
で、11月末にアナウンスしたこの企画、ぶじに最終日を迎えることができました!現時点(12月25日0時)で30名+αの方が『マイ・ベスト・ミュージック2024』に参加してくれました!なかにはフライング・ゲットされた方もいて、勢いを貰いました。うっかり、2024年以前の曲を…そこから書き直して再挑戦なんて熱き方もいました。笑。兎にも角にも、みなさんに、
おっきな声で、おっきなありがとう!
参加された方の心の琴線に触れた楽曲群を見て、聴いて、すごく楽しめました。もうね、
すっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっごく楽しい、12日間でした。
改めておもいますけど、これ、いい企画だねー正直、終わりたくない!涙。。。
❤️企画に込めた想い
でね、改めてね、音楽の持つ力ってすごいなと感じている訳です。素人がなにゆうてん、なんですけどね、感じているんです。前にね、自己紹介記事『人間失格(済み)|U』にも少し書いたことあるだけんどね、わたし、音楽に救われたんですね。それこそ、もうね、ひらひらひら〜て、命が流れて行ってしまうとこをね、こう、掬ってもらっただね。あんときのおれはね、ずっとね、この世界からいなくなるために彷徨ってた。どれくらいだろう、一年位だったかな。記憶も薄れていくし、覚えてない時間もあるね。ゴシック体で建造された大きな大きな巨大オブジェクトの『死』という文字を背負ってね、あてどなく彷徨ってた。いや、目的は消えることだったかもしれんね。もうね、この世界にあるすべてのものが、刺激になってね、茨のようにね、感覚を擦りつるように痛めつけてね、世界からやさしいものが消えてしまっていただよね。地獄。そうだね、地獄だったね。それでね、行ったんだ、生と死の境の石垣までね。石垣の上に登ってね、向こうの世界を見ただよね、うん。でね、そっちに行こうとしたんだけどね、戻ってきたんだね。その辺のことは、ここに書くとじゃないね、だけどね、そんな状態でもね、聴けた曲があった。それがね、美空ひばり『愛燦燦』、坂本九『上を向いて歩こう』、中島みゆき『タクシードライバー』だった。この曲があったか、戻ってこれただよね。すごいね。だからね、この企画の裏にはね、いつか、だれかの命を掬うかもしれない曲に出逢えるかもしれない、そんな想いが込められてたりする。年末に湿っぽい話してるね。いけんいけん。笑。でもね、おれが言いたいこと、届けたいことは、これまでも、これからもひとつだけなんだ、それはね、
生きていてくれて、ありがとう。
さてさて、あまり待たせても興醒めなんで、早速、わたし個人の『マイ・ベスト・ミュージック2024』を発表します!!
⭐️第10位
ringo|秦基博×️草野マサムネ
昨今の大きな流れに事務所や国籍を超えたビッグネーム同士のコラボレーションがあります。国外に目を向ければ、BLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズの『Apt.』が、下半期の話題をかっさらいました。
国内でも、様々なコラボレーションが発表されましたが、秦基博初のコラボレーション・アルバム『HATA EXPO』(これ、ええよ)も、そのひとつ。捨て曲なし。ここ数年激推し中のTOMOO との『青葉』や、楽曲に隠された仕掛けや制作秘話や物語を知れば『カサナルキセキ』を選びたいところ。
だがしかし!
生涯スピッツ推しを公言するわたしとしとは、草野マサムネが初めての楽曲共作を行った 『ringo』を選ばずに2024年を終えることはできん、できんのだ🍎゛
⭐️第9位
Bunny Girl |AKASAKI
最近だとimaseやTeleなどに代表されるようにSNSの各プラットフォームでの効果的なインプレッションを通してブレイクして行くことが必須の時代になりました。Adoは、その最もシンボリックな存在と言えます。
AKASAKIは、その点で、戦略的巧者だと感じるアーティストです。TikTokの先行公開、リスナーの二次創作、別バージョンの相乗効果で大きなムーブメントになりました。もう、これ、媒体問わず、どこでも目にしました。
歌詞は特に抜粋するところはありませんが、2024年現在の音楽シーンを象徴する一曲として選曲です。。。🐇゛
⭐️第8位
浮気したらあかんで|コレサワ
「最上級にかわいいの!」(超ときめき♡宣伝部)でレコ大(66回)の作詩賞で、コレサワを知った人も多いのでは?『元彼女のみなさまへ』のブレイクした勢いそのままに、『浮気したらあかんで』で畳み掛けてきました。
カラフルな声+POPなメロディー+言葉にしない方の本音を切り取った歌詞、それだけでも中毒性が高いです。
加えて、素顔はLIVEのみで、メディアはクマキャラの『れ子ちゃん』が担当するというおふざけ感。ゲラゲラ、ゲラゲラ笑いながらも、抗いがたい心地良い風を感じさせる。いいよね、こうゆうの。わたし、大好きです🐻ワラ。
⭐️第7位
Lonely Ghost|土岐麻子
シティポップの黄金期を彷彿とさせながらも、洗練されたアレンジと暖かみのあるサウンドスケープは『シティポップの女王』を再認識させてくれる。シュガー・ベイブのような1970年代から80年代のポップスのエッセンスを参照点にしつつも、独自の深みを感じる。煌めくシンセサイザー、グルーヴィーなベースラインが現代的で新たな価値を創造しています。ノスタルジックではありながらも、2024年の息吹を感じさせるサウンドは『シティポップの女王』に相応しいと言えます。
自身も述べているように、「人間の感情や心の深層に焦点を当て、他者の理解しがたい感情や、自分自身の中に潜む不可解な感覚、同じ空間を違う景色として生きる人々」、これらのテーマが繊細に描かれ、彼女ならではの詩的な表現力が健在してます。『Lonely Ghost』という象徴的な言葉を通して、アルバム全体としても、人の心の矛盾や人生の不可解さの表現に挑んでいます(アルバム自体がめちゃめちゃ素晴らしいので、ぜひ。この曲の印象が変わるはず)。
奇しくも、巨星・谷川俊太郎の「孤独は前提」「二十億光年の孤独」とリンクしてるのも萌えます。人の際限のない複雑さも孤独さえも愛おしく感じさせる珠玉の一曲。
⭐️第6位
行間feat. 中村佳穂|和久井沙良
まるで即興演奏。よく聴けばトラックメイクも絶妙に織り込まれている。伸びやかさと自由度、感性の近いふたりが音楽を通して遊んでいるようです。瞼という幕を上げると、ぱぁーっと、田舎の広い景色が広がり、概念に縛られることのない世界で、音が、声が、自由に飛び交ってらぁ。そんでフローになってく。
MVには映画『ドライブ・マイ・カー』『季節のない街』など数々の映像作品での好演も記憶に新しい三浦透子が主演する。わたしのマイ・ベスト・ランキングの常連さんでもある彼女もこんな形で登場してるのも◎🚙🎶
⭐️第5位
光の跡|星野源
年間ベストのセトリを作成する際のマイ・ルールとして、基本的に同一アーティストの複数曲を選ばないというものの他に、過去に一度選曲したアーティストはその曲の感動を超えない限り再選出しないというものがあります。
なので、年を跨いでランクインされるアーティストは、総じて、その条件を満たしています。星野源も、そのひとり。
2023年発表された『生命体』と対をなしています。喧しほどの生命体の躍動を表していたのに対し、『光の跡』は、その名の通り、いずれ消えゆくたしたちの命を波に煌めく光に準えている。柔らかな音像が、その儚さをやさしく包み込みます。死の淵から生き延びる度に、彼の表現の幅と変態度は増しすのが星野源という生命体の真骨頂。小沢健二の『ある光』にも匹敵するほどの生死に対する肯定感に浸ります。
絶えず、水は川から海に向かって流れる。心は震える。熱情がはねっかえる。神様はいるのだろう。そこかしこに。
源ちゃん好きのわたしは『おんがくこうろん』とともに楽しめた一年でした。帰って来た『うそ太郎』と一緒に。「へいっ、嘘つきやした!」。笑。✴︎✨
⭐️第4位
何色でもない花|宇多田ヒカル
宇多田ヒカルについて、音楽家でもないわたしが言えることは限られます。ひとつだけ言えるのは、新曲を発表する度に、繰り返し繰り返し聴いてどんな仕掛けや暗喩があるか、それをどれだけ発見できるかが楽しみだということ。出来なかったとしても、作品から何を感じられるかが楽しみなアーティストだということです。アルバム『SCIENCE FICTION』にシレッと加えられた新曲で、先日MVが解禁された『Electricity』も、おもわずため息が出るほど素晴らしい楽曲でした。
そういうアーティストは稀です。
常に絶頂期を更新し続けたThe BeatlesやThe Rolling Stones、BlurやRadioheadを彷彿とさせます。
ドラマ主題歌でもあるこの曲は、純度の高い想いが花弁のように幾重にも重なり合うタイトルの通り、6/8拍子と4/4拍子、また、バロック音楽とトラップを破綻せずに行き来します。聴いていて、もうそれだけで、うぉぉ⁉︎となります。プロダクションは、まるで蠢く細胞たち🪷
宇多田ヒカルは、時に、Bachであり、Björkであり、Kendrick Lamarであり、James Murphyであり、D'Angeloであり、A.G. Cookであり、Bob Dylanであると言えます。音楽を通して自我を解体し、その構成要素を分解して再構築することで、あらたな生命体へと変化を遂げる。まるで、蛹を経て成虫へと姿を変える完全変態をしているかの印象を受けます。
習い始めの子どもでも知っている英単語4つ使って、ここまで深みのある表現に昇華できるアーティスト・詩人は、そういません。
みなさんは、この曲に何を感じますか?
I'm in it with you, now.
そんな宇多田ヒカルの3曲を選ぶなら、『One Last Kiss』と『初恋』、あと1曲が悩ましいところ。
🌟第3位
Light song|haruka nakamura, URARA
2023年の邦楽を語る際に外すことの出来ない曲がYOASOBI『アイドル』とAdo『唱』なら、2024年の一曲は、間違いなくこの曲です。天才・藤本タツキ原作のルックバック、原作や映画ファンも多いでしょう。そのどちらも抜きにして、楽曲だけの力でのこの順位です。
今年、発表された邦楽で、最も美しい旋律と歌声。
歌詞は何語なのかもわかりません。かろうじて聴き取れたのは、Wey-ho.だけ。それさえも、言葉にしてしまうのが惜しい。何語でもない、どこの言葉でもない、音の連なり。それは、私たちが言葉を獲得するまえのゆたかな音が鳴り響く世界へと連れ戻してくれます。強烈な命の讃美歌であることを感じずにはいられません。叶わぬ夢も、届かぬ想いも、出逢えぬふたりも、砕け散ったすべての儚き破片を包んでも尚有り余る包容力。刹那の瞬き。永遠は一瞬の中にあることを思わずにはいられない、そんな楽曲です。
わたしにとって、2024年を代表するアンセムです。
🌟第2位
エンドレス|TOMOO
昨年の文学界を席巻したのが『成瀬あかり』なら、音楽シーンを席巻したのはTOMOO。その快進撃が止まりません。
2020年配信のEP『TOPAZ』で心を掴まれたわたしは、その後『Ginger』で完全にやられ、2023年のマイ・ベスト・ミュージックに選出しました。その際、僭越ながらも、「ユーミンのインテリジェンスと中島みゆきの訴求力と重力を兼ね備えた稀有な存在」というコメントを残しました。
今年は『Present』『あわいに』『エンドレス』の3曲をリリース。どれを選ぶか、最後の最後まで悩みました。Spotifyの年間まとめでもBEST1〜3を独占。で、選んだのは、この曲。
TOMOOはアーティストととしても、人としても、まだまだ、これからな存在です。未熟さ、青臭さがあります。でも、だからこそ、TOMOOには、文学的解釈や音楽的解釈、説明は意味を為しません。昨今は、難しいコード進行や転調、プロダクションが、これ見よがしに跋扈しています。それが、彼女の手にかかると魔法が掛かります。彼女の指先が奏でる旋律は、それらをすべてを軽やかに超えていく。まるで風です。いや、旋律なんですけどね。彼女のなかで揺蕩う命が、音楽という波に乗って、泡沫のような束の間の世界に現れているだけ、そう感じさせてくれるアーティストです。大好きです。
同時に、今一番、歌詞カードで読みたい作詞家であり、追い続けたい作曲家です。最高♡
🌟第1位
ごみ溜めのバラード -band-|阿部芙蓉美
※こちらはYouTubeがないためSpotifyのリンクです。
2018年発表の名曲『ごみ溜めのバラード』の再録別ver.です。
黒より黒い闇のなかから帰って来た者にしか表現出来ないものがあります。彼女と同じく、その闇から生きることを選んだわたしの胸の奥の奥まで届き、共鳴しました。それだけで十分です。言葉は要りません。いや、言葉はありません。というか、言葉になりません。
あなた自身の命で感じてください。
初めて聴いた時から不動の一曲です。わたしが死の石垣から還って来てから、最も命が揺さぶられた曲です。比類なき曲。これ以上は言葉になりません。いや、したくない。感じて欲しい。🗑️🎶
🎵11位|本領発揮の、
わてしの『マイ・ベスト・ミュージック』ね、本領発揮するのが、この11位以下なんです。ここにランクインしたアーティストのなかから、次年以降、大きく飛躍していくことが多々あります。みなさんにも気になるアーティストが、きっと、いるはず!
♪11位 EYES|由薫
♪12位 違和感の向こうで|崎山蒼志
♪13位 君の前だと溶けちゃうの|Leina
♪14位 Tomorrow|Furui Riho
♪15位 ことば|鶴田虎之介
♪16位 A8番出口|乃紫
♪17位 泡になっても|優河
♪18位 声|烏兎
♪19位 Farewell|Apes
♪20位 幽霊|goethe
✐¯¯¯¯¯¯¯次点(期待が膨らむアーティスト)
❶多摩ナンバー|有元キイチ
❷Obsessed|Ayumu Imazu
❸惑星|a子
わたしの心をゆらゆらさせ楽曲群、いかがだったでしょう。聴いてみて「これ良かった!」「知らないアーティストと出会えた」などありましたら、ぜひ、コメントを。コメント欄でわいわいしましょう!
ワイワイ(`・Д(`・Д・´)Д・´)ワイワイ🎶
🎧セットリスト
あとは、みなさんから寄せられた『マイ・ベスト・ミュージック2024』の中から、
『みんなのマイ・ベスト・ミュージック2024』セットリスト(略して、『みんベス24』)
を作って、『募集記事』の方にアップしたいとおもいます!
『みんベス24』セトリは、こちら↓
いやぁ、もう、年が明けたらね、2025年が始まります。どんな曲たちと出会えるか、もう、いまから、わくわくダス!では、みなさん、
良いお年を!
そして、また、来年、『みんなのマイ・ベスト・ミュージック2025』でお会いしましょう!約束!
📚参考資料
★おまけ
no+eの北島さぶちゃんの方では、ねこの『ゆ吉』が、にゃにゃにゃと、弾き語りで参加してます。さっそく、あたらしい曲を気に入ったようで、弾き語ってるみたです。笑。
💃参加者のみなさま🕺
💃Keiさん🕺フライングゲット伝説❶
💃かずみんさん🕺フライングゲット伝説❷
💃riraさん🕺一番福!
💃trafalgarさん🕺二番福!
💃大橋ちよさん🕺三番福!
💃てみさん🕺
💃続気楽な散歩。(散歩と呼んで下さい)さん🕺
💃月見だいふくさん🕺
💃mokaさん🕺
💃ももまろうめこ˚✧₊⁎ ‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥⁎⁺˳✧さん🕺
💃はしさん🕺
💃Twlさん🕺
💃ayamoさん🕺
💃ゆーしんけんさん🕺
💃sanngoさん🕺
💃宝積たまるさん🕺
💃立竹落花さん🕺
【前 編】
【後 編】
💃三羽烏さん🕺
💃yamaneさん🕺
💃ゆづさん🕺
💃夕凪遙さん🕺
💃みゆ💕あなたにきゅん♡をお届け⭐さん🕺
💃ふう。さん🕺
【ズーカラデル編】
【BUMP OF CHICKEN編】
💃青央さん🕺
💃chimoさん🕺
💃ウオズミユウさん🕺
💃Yuuu35さん🕺
💃TKさん🕺
💃SAKANAQUARIUM(K)さん🕺最終便
以上!
〆は、もちろん、