植戸万典です。パリ五輪がはじまりましたが、自分の生活に特段大きな関係は生じてない。
パリでは100年ぶりの五輪開催ということもあり、良くも悪くも人々を動かしているようで。
それがオリンピックというものの持っているパワーなんだろうな、と思うのは、東京大会もそうだったから。それは、あのちょっと特殊な時代に我々が体験した2021年でのことも、そして1964年のことも含めて。
とくに1964年(昭和39年)頃というのは、戦後の日本社会がどんどん発展(development)していく時代でした。
数年前には東京タワーが立ち、首都高速が開通し、五輪開幕直前には東海道新幹線が日本の東西を結びます。
一方で、産業と人口の急速な都市集中によって大都市周辺部では多大な宅地需要が生じ、無秩序な都市化現象(スプロール現象)も起きるようになりました。
所得倍増、高度経済成長……、そうした発展のあった時代である半面、従来の環境の劇的な変化に少なからぬ困惑もある時代でした。
今回再利用するコラム(原文歴史的仮名遣ひ)は、そんな時代を振り返ってみたおはなしです。
コラム「おやつはどうする?」
「おやつはどうする?」のオーディオコメンタリーめいたもの
鎌倉という土地は、そこまで特別な思い入れのある場所ではないのですが、歴史付きにとって訪れると面白いところだとは思います。
鳩サブレーも美味しいですしね。
2013年に鎌倉の海水浴場の10年間の命名権が売り出された際、鳩サブレーの豊島屋が権利取得した上で従来の名称のままとしたことも粋に感じたものです。
今考えると、これも一種の「持続可能性」なのではないかと思ってみたり。知らんけど。
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