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noicoyamaico 半耐熱ULトレックテーブル 開発の道のり②

昨日の初回ギアテストをインスタにアップしたところ、めちゃくちゃ嬉しいことに「欲しい」と言ってくださる方が何人かいらっしゃって、開発のモチベーションが爆上がりした。何より、自分が良いと思って作ったものを同じ気持ちで欲しいと共感してくれる人がいることが素直に嬉しかったです。この場をお借りして御礼申し上げます。

天気は微妙だったが、躊躇もせずに足取り軽やかに山へ向かった。これこそ「持って野山にでかけたくなる」noicoyamaicoの真髄だ。とはいえ起きるのが遅かったので、丹沢は諦めて高尾に。しずかな登山を楽しみたいので高尾山には登らず、西山峠から大洞山への南高尾トレイル。

まん防からか、高尾山口はガラガラだった

西山峠まで一気に登り、木彫りの龍が象徴的な休憩場所で昼食。

今日はここをギアテスト地とする!
チェアは最近のお気に入り「オリガマット」

龍神様に失礼させていただいて、あえてバランスの悪い頭部分にULトレックテーブルを設置し、調理する。

本日のテストは、「ゴトクで浮かせたらプラダン側でもアルストを使えるのか」。プラダン側にアルストを直置きすると確実に溶けるが、ゴトクで少し浮かせたら大丈夫なのでは?それともゴトクから熱が伝わって溶けてしまうのだろうか。

さっそく炊飯開始。バランスは申し分なく、ぐらついたり倒れたりする心配はほとんどない。あまり風はなかったが、あえて熱をこもらせるためにウインドスクリーンを使用する。

アルストの火が消えたので、一旦メスティンをアルミ側に置き、蒸らす。この蒸らしもプラダン側で行うと溶けて凹むので注意。続けてウインドスクリーンを変更してコーヒーを沸かす。

蒸らし完了。いい感じに炊けた!本日は玄米ご飯にいわしの蒲焼き缶詰をぶち込み炊き込みご飯に牡蠣缶を添えて。缶詰と玄米だけのシンプル飯だけど美味しかったです。

さて、食べ終わったのでアルストをどかしてみる。

おっ!!アルスト側にはほとんど跡がついていない。ゴトクを使えばプラダン側でもアルストが使えそうだ。プラダン側でアルスト炊飯を行い、終わったらアルミ側で蒸らしという導線が便利。しかし、少し左端に歪みが生じた。
これはアルストの炎ではなく、炊飯で噴きこぼれたお湯の跡だ。プラダンは一応140度まで耐熱があるという触れ込みだが、噴きこぼれのお湯でも変形がみられた。
正直、これくらいの歪みなら支障はないし、プラダンテーブルを使ってる人は全く気にしないレベルだと思うけど、このわずかな変形すら嫌な人はやはり火を使う調理はアルミ側で完結することが望ましい。

検証結果:ゴトクで浮かせればプラダン側でもアルストを使えるが、吹きこぼれると多少変形する

課題点:マグネットの接着

バランスや強度にはほとんど問題がなく実用に耐えうるけど、一点だけ大きな課題が見つかった。僕は手先がめちゃくちゃ不器用なので、マグネットの接着には強粘着の両面テープを使っていたのだが(接着剤だとぐちゃぐちゃになってしまう)マグネットの磁力が強すぎて両面テープの粘着を殺し、反対側に持って行かれてしまった。

こうなるともう両面テープは使い物にならない。マグネットが強いからこそ強度が担保されているのだが、それを接着する部分が弱いと本末転倒だ。仕方ない、両面テープはあきらめて強力な接着剤を使うしかない。

1/30日時点でのスペックまとめ

noicoyamaico 半耐熱ULトレックテーブル
・展開サイズ:W318×D228×H73mm
・収納サイズ:W318×H114×D24mm
・本体:プラダン 天板片側アルミプレート貼り
・展開・収納所要時間:3秒
・耐荷重:4kg ※ただし真ん中に荷重を集めるとたわむので注意
・袋不要

↓ブラッシュアップして完成しました!
https://note.com/uesii/n/n68739d36cec3


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