今年も上高地へ。3泊4日のキャンプ場フルコース
毎年恒例となっている上高地登山旅行。今年も行ってきました。
1日目 新宿→横尾
雨予報だったが見事に快晴!嬉しいスタート。
2時間半で横尾に到着。1日目はここでキャンプ。
横尾キャンプ場の幕張料は2,000円。テントを張ってから気づいたのだが、橋の下と橋の横にテントサイトがあり、橋の下の方が空いてるのでこっちに張ったところ、電波が繋がらない。橋の横は電波が繋がるので、スマホを使いたいなら橋の横に張るべきだった。だから橋の横の方が混んでたのか。まあ、デジタルデトックスと思ってスマホを見ずにダラダラ過ごす。
ビールの自販機があり、水場とトイレも近く良いサイトだ。しかし、川が近いからか結露がすごい。翌朝には晴天なのにフライがビシャビシャになってしまった。
2日目:横尾→蝶ヶ岳→徳沢
乾かないテントをメッシュポケットに詰め込み、蝶ヶ岳へ出発。3時間ほどで登れる予定だが、一気に1,000mを登り上がる急登コース。
槍見台も残念ながら槍ヶ岳だけに雲がかかっていて見えなかった。この後もついにこの雲が晴れることはなかった。
急登とはいえ奥多摩に比べるとそこまでキツくはないのだが、テン泊装備を背負ってるため結構肩にくる。しかも槍見台の後はずっと景色がひらけず延々と森の登りが続く。「飽き」がさらに疲労を誘う。
と思っていたら2時間半で急激に森林限界を迎え、一気に展望がひらける。この瞬間のために登ってきたんだ!感動の横尾分岐。
急に道も広くなったので、時間にも余裕があるから結露したテントをここで乾かしつつ、コーヒー休憩。
素晴らしい稜線。ずっと歩いていたい。ゆっくりと堪能して30分で蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
蝶ヶ岳のテン場。お昼だからか結構空いてる。稜線上なので雨風があるとキツそうだが、今日みたいに晴れてたら最高のサイトだ。今度テン泊もしてみたい。
しょうゆラーメンが激推しされてたがここは名物のカルボナーラとお手製おはぎをいただく。どちらも美味しい!
下り始めると突然大きな池が出現。「妖精ノ池」だ。事前にチェックしてなかったのでこんな山奥に大きな池があることにかなりビックリした。そしてほとりには大量のクロサンショウウオの幼生。「幼生の池」?かなり良かった。
しかし、この後はなにもイベントがなく、ひたすら森の中を下る。ザックが肩に食い込み、変わらぬ景色に疲弊する。疲れたー!
2時間でようやく徳沢へ到着。ついてみるとたった2時間なんだけどかなり疲れた。
食堂は終わってしまっていたので、売店でヒューガルデンをいただく。美味しい!
めちゃくちゃ雰囲気良いです。その後もダラダラとビールを飲んでYouTubeを見つつ、就寝。
3日目:徳沢→小梨平
翌朝も快晴!嬉しい。時間に余裕があるのでダラダラ撤収をしながら寝袋を天日干しする。
その間に川辺でゆっくりとコーヒータイム。至福のひととき。
朝にカレーは重いので、ゆっくりと撤収してからブランチまで待って、マサラカレーをいただく。良心的な価格で美味しいです。今度来た時はピザを食べたい。
せっかく晴れてるのでそのまま小梨平に行かず、明神池に立ち寄る。
明神池のえもいわれぬ美しさ、僕の撮影技術とiPhoneSEのカメラではどうしても伝わらない。行ったことない人はぜひ実物を肉眼で見てほしい。本当に息を呑む美しさ。
小梨平キャンプ場に到着。ここは何より値段が安いのと、お風呂に入れることが感動!3日ぶりのお風呂でたまった疲れを洗い流す。16:00までしか入れないので要注意です。
そして今回めちゃくちゃ嬉しい発見があった。小梨平は森のサイトと川辺のサイトを選べるのだが、河原は石が多くて張りづらそうだったので去年は森のサイトを選んだ。森のサイトも広いしテーブルと椅子が独占できるしすごく良かったので今年も森にしようと思ったんだけど、河原のサイトも一応見てみて腰を抜かした。
絶景やんけ!!!!晴れてるならこっちに張るしかない!!実際にサイトまで来ないとここまで景色が良いことに気が付かなかった。嬉しい発見!新しいこともしてみるもんだな。
あまりに景色がよかったので風呂上がりにぼーっと見とれていたところ、17:30になってしまった。あわてて食堂に行くもラストオーダー締め切りで愕然とする。動転する気持ちを抑えつつ、ソーセージとカレーパン、ちくわとビッグカツという謎の組み合わせを買ってしまう。今日の晩御飯はこれだけだ。
4日目:小梨平→上高地
最終日も快晴。ほんとに天気に恵まれた。雨予報だったからタープを持ってきたんだけど全く不要だった。
小梨平から上高地は徒歩10分なので行程という距離でもない。帰りのバスは15:00なので非常に贅沢な時間をダラダラと過ごす。
まずはカフェ小梨でコロッケカレーを食べ、その後もコロッケ単品やアイスをちょこちょこ買いながら延々とカフェでまったり過ごす。
河童橋に猿も出現。槍ヶ岳に登ったらそれはそれで従実してたと思うけど、こんなに贅沢にゆったりとキャンプを楽しめることも今までなかった。とても良い旅行となった。
来年は槍ヶ岳!!