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僕の大事にしていきたいもの(人との関わり合い)

元々、モノ作りが好き
子供のころは工作するのが好きで、本棚とか小物を木材で作ったりした。
プラモデルも好きだった。
自分でいうのもなんだが手先は器用なほうだ。
社会人になって情報システムに携わるようになってから、プロジェクトを組んでシステム構築をして、作り上げたものを必要としている人に提供する。
自分が作ったものを使ってくれる。会社とは言えども嬉しい。
これが半年から1年かけて次々と作り出していく。
その時は夢中でいろいろなシステムを作り続けていた。それはそれで楽しかった。

システム構築の部署から離れたあと、振り返る機会があった。
確かにシステムを作っていくこと自体は好きだったのだが、うまくいくプロジェクトとうまくいかないプロジェクトの違いなんかも、肌で感じていた。

うまくいくように自分がしてきたことは、自分がどういう思いでこのシステムを作りたいと思っているのか。
プロジェクトがうまくいくために何が必要かをプロジェクトメンバに問いながらみんなの意見を取り入れながらやっていた。
プロジェクトはパートナー会社も入れて実施するが、意識してやってきたのは、同じ目的を持っているメンバだから、同じ釜の飯を食らうメンバだから発注、受注の関係はいったん横に置き、なるべく対等に話せる環境にしていきたいという、自分の想いがあった。
プロジェクトをこなせばこなすほどそういった思いが強くなっていき、無意識に意図的にやってきたように感じた。

振り返って気が付いたのは、システムを作るけど、作っているのは人なんだと。
その集まった人と人との関係がうまくいけばプロジェクトはうまくいく。
そんな思いを持って取り組んでいたなと。

明らかになったことは、自分はシステム(機械)を扱ってはいたものの、結局は人との関わり合いをとても大事にしたい人間だったということ。

だから今、コーチングを通じて人の成長、組織の成長に目を向けて行動しているのはそういったことを無意識にやってきた自分が明らかになって、意識化されて、それに意図的に関わって自ら行動できていることへの喜びを実感している。

それがわかってから、この時間を増やしていきたい、どんどんどんどんこの世界に入って行きたい、この道に進みたい、この時間に自分の身を置いていけることへの幸せを感じている。


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