ぼくのBL 第十七回
リアルアイドルの次にはレンズ沼かい?
やっちまったな、俺!
2023年4月2日。仮面女子の存在を知ってしまってから、ぼくの(前行では 勢い余って「俺」などと書いてしまいましたが)人生は少し軌道を変えました。
仮面女子のライブを一緒に観に行った友人が一眼レフカメラを持っていたので、「ね、お願い! 推しの猪狩ともかちゃんの写真を撮ってくれない?」とお願いして、実際に撮ってもらった写真がこちら。
こ、こんな写真が撮れるのか一眼レフ!
この瞬間、ぼくの全身を電流が流れた。
数十年ぶりにカメラをこの手にするってのもアリなんじゃないか?
スマホのカメラで満足していたけれど、とんでもない世界があるんじゃないか?
そんな心のうずきを感じながら推し活に励んでいたのですが、仮面女子はPhotoSessionという名の撮影会があることを知り、日程を見てみたらなんと参加できるじゃありませんか!
ダメ元で申し込んでみたら無事に参加できることになり、これはやはり一眼レフだスマホで彼女たちを撮影なんて失礼だそういえば俺は風景写真を撮るのも好きじゃないかこれで街歩きする機会も増えるしそうしたら今より健康になっちゃうよねいいことずくめだからヨシやっぱりカメラ買っちゃおう!!!
ということで友人にも相談しながら購入するカメラを選定。ひとまず友人の一眼を借りて撮影会に行こうと思ったものの、話を聞いたら10年くらい前の機種だとのこと。
カメラ屋さんに出掛け、実機を見てまわるうちに、一眼レフにもいろいろあって、ボディは黒だけじゃなくて白やベージュなんかもあることに気づく。
あー、白、いいな、白いカメラ、いいじゃん……。
5月上旬。ついに購入。白。
2次の話になりますが、デレステ(THE IDOLM@STERシンデレラガールズ スターライトステージ)で江上椿さんがガシャのピックアップされた時期でして(江上さんはカメラ好きのアイドル。使用しているのは一眼レフ)、椿→白椿→やっぱ白いカメラ! という短絡思考でした。
よって、愛機(OLYMPUS E-PL10)には「椿さん」という名前を付けました。
さて、数十年ぶりのカメラです。専門用語も分からないし、ひとまず古本屋でそれほど発行日の古くないデジタル一眼レフの入門書を買ってきました。
そうだ、一眼で本の書影を撮ってみては? という心のつぶやきに耳を傾け、今日100円ショップで撮影小物を買ってきました。それで撮った写真がコレ。
明るさとか課題はありますが、環境としてはまずまずだと思っています。
木箱(500円)の中にゴムの木のイーゼル(150円)を置きました。
さて、カメラを買ったからには撮りまくりたいのが人情というものです。
先日5/21に開催された「文学フリマ」に初めて行ってみたのですが、そこにも持っていきましたよ、椿さん。
現地でも何枚か撮影をしましたが、やはりお顔を入れての写真は憚られるのでブースの一部を撮らせていただく程度で終了。
最後まで悩んだのですが、結局その文学フリマは終了時刻まで待たずに会場を後にして、次に向かったのは千葉県八街市。
そこで待っているのは仮面女子です(またか)。
スチームガールズというユニットに所属する月詩陽葵ちゃんは読書アイドルです。前回、小山の単独ライブのときに消化不良の会話をしてしまったので、リベンジしたかったのです。
ええ、この写真は椿さんで撮影したの。一眼レフ最高!
ライブのあとにチェキ会というのがあって、課金すると目当てのアイドルちゃんのチェキがもらえて、サインをいただいている間は会話ができるというイベントなのです。日本の経済を回そうと思います。
そのときに「どんな本を読むの?」と聞くと、ミステリが多いけど結構なんでも読むかなー、とのこと。「え、ミステリだったらどのへん?」「湊かなえとか」「ブログとかSNSとか読んでるけど、読書ネタ書いてないよね?」「え、書きたいんだけどね」「ぜひ書いて!」なんて会話をしてテンション上がってしまいましたよね。
さて、次回は文学フリマの話題にしましょうか。めっちゃ楽しかったし、いっぱい本も買っちゃったし、書きたいこと多いです。
最後に私が撮った推しの写真を。