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エアライン受験対策マガジン第7回「志望動機は知識と経験から取り出して作成するのがおすすめ」


元・エアラインスクール未来塾の上野博美です。
このマガジンでは、エアライン受験希望の方々に役立つ情報をお届けしています。
合計32年のエアライン受験指導の知識と経験と独自分析をもとにお話ししています。
スタンドFMでも同じ内容でお届けしていますし、1週間に一度くらいの割合で、YouTubeでもこの内容をまとめてお話しできたら、と思っています。
オリジナルの方法ですので、良いと思った部分だけ取り入れてくださいね。
合格を保証するものではありませんので、ご注意ください。

スタンドFMはこちらです。

自己分析と、その後おすすめの準備についてはこちらに書きました。

「では、どんな志望動機だったら面接官に納得してもらえるの?」と思っている方に、志望動機作成のポイントをお伝えします。

「志望動機は知識と経験から取り出して作成するのがおすすめ」

志望動機は、エアラインの面接で聞かれることが少なくなっています。
おそらく一次、二次ではあまり聞かれず、最終試験で聞かれる可能性が高い質問となっています。JALでは最終試験で聞かれる確率が高いです。

なぜあまり志望動機が聞かれなくなったのでしょうか。
面接官の立場から考えてみると、次のような点が考えられます。

1 作ってきたものを覚えて言うから
2 みんな同じようなことを言うから
3 「なるほど」と納得できる志望動機が少ないから

です。
一言で言えば、「聞いても面白い答えが出てこない」のだと思います。
(実際にそのような反応をされた受験生も多いです)

では面接官が思わず一生懸命聞く志望動機は、どうやって作成したらいいのでしょうか?
あなたがJALを受験すると仮定して書きます。

1 JALのホームページを見て、「気になる箇所」をメモ、またはコピーする。
なぜ気になったのか、「JALのここが好きだな」と思ったところを「一言」で書き出し、言語化する。

2 あなたがJALを利用した際に、印象に残ったことを書き出してみる。
なぜそれが印象に残っているのか、何が良かったのか、を「一言」でいくつか箇条書きにしてみる。

3 言語化した、箇条書きにしたものの中から、あなたが最も伝えたいことを1つ選ぶ。それがあなたの「JALを志望する理由」です。

この手順です。

きっとあなたがホームページをさーっとみていると、「あ、ここいいな」と思う箇所があるはずです。また、JALを利用したことがある人ならば、印象に残っていることは一つ、二つあると思います。(全くない、と言った人もいましたので、その方々には「もう一度乗ってみてください」とアドバイスしました)

志望動機作成の注意点

1 ホームページで使用されている言葉を、そのまま使わない
→ホームページの言葉をそのまま言っても、「それはうちの会社がアピールのために作成したものだから、あなたが全く同じことを思っているのはちょっと違うんじゃないかな」と面接官に思われてしまいます。
大事なことは、知識と経験を一旦自分の中で整理して、自分の言葉にすることです。

2 誰かが言っているような志望動機にはしない(上記の方法であれば、ならないはずです。多分)
→自分で考えるのが面倒なのかもしれませんが、誰かが言っていること、ネットで拾ったもの、アドバイスされたものをそのまま使用するのは、誰かと同じものになってしまいます。さらに怖いのは、「深堀質問に答えられないこと」です。
考える過程はとても大事ですので、ぜひやってみてくださいね。

3 言語化したものや箇条書きにしたものは、第二、第三の志望理由として覚えておく
→上記の過程で書き出したものは、全て使えます。ただ、優先順位をつけただけに過ぎません。よくあるのが、志望動機をお話したあと、「他にうちを志望した理由はありますか」と聞かれることです。
その際に、一つしか考えていない人は沈黙になってしまいます。
ぜひあなたが考えたことは、全て活用してくださいね。

最後に

今日は、会社の志望理由の作成方法についてお伝えしました。
実は、客室乗務員受験の際にはこれだけでは志望動機は完成していません。
勘のいい人はもうわかっていると思いますが、次回この続きをお伝えしますので、
どうぞお楽しみに。

尚、全ての記事の著作権は上野博美に属します。
無断転載、コピーは禁止です。


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