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いわゆる成功者のほとんどは、変人かもしれない
これは先日私がスマホのメモに書き残していた言葉だ。
これを書いたのは、周囲にいる人たちを見ていて気づいた時だった。
成功者、という言い方はあまり好きではない。
なぜなら、成功者というのは定義が曖昧だからだ。
人によって成功の意味は違う。
では、私がいう成功者とはどんな意味か、というと、「好きなように生きている人」ということだ。
さらに、私が尊敬できる点があること。
この二つを備えた人が、成功者という私なりの定義になる。
あるひとは、一つのことに没頭し、仕事をしながらも家族に内緒で続けるが、ある時大きな失敗をして、しばらく没頭していたものから遠ざかる。しかし、どうしても諦めきれず再開し、今度は大成功を収める。
没頭するほど好きなことを見つけたことで、大失敗を経ても好きなものを諦めない。周囲からすれば、簡単に真似できるものではないし、確かに好きでなければできないことだ。
あるひとは、若いのにも関わらず、独自の哲学を持っていて、物事への判断、人への接し方が「賢いな」と思わせる。どんなに年上の人でも、好きな人、話が合う人とは徹底して付き合い、その関係性はフラットで、かといってその人の人生や考え方に踏み込みすぎない。
この人は専門職を持ちながら、資産形成もうまくいっているので、無理のない範囲で好きな仕事を続けている。
この二人どちらも私は尊敬できる点が多々あるが、ご自分たち自身で、「普通の人には理解できないと思うから」ということを、常に言っている、いわゆる「変わっている人たち」だ。
しかし、彼らは「人と変わっている」という、世間一般的な評価など全く気にせず、我が道をいっている。だからこそ、結果的には全てがうまくいき、何の不自由のない生活をしている。
人と同じことをしても意味がない。
私は幼い頃から両親にそう言われて育ってきた。あれは一種の刷り込みだったと思う。
物心ついた時から、善悪の判断もよくわからない、世の中というものを全く知らない時に親に言われ続けたことは、子供は素直に信じていく。
さらに転校生として行った先の小学校で、クラスのボス女子よりも注目を浴びたことで、クラス全員の女子がボスの命令で私と一切口を聞かなくなるという「いじめ」にあって以来、人に合わせても、何も悪いことはしていなくても、嫌われるときは嫌われる、と気づき、人と違うことを恐れなくなった。
だからこそ私は、人と違うことを恐れず、我が道を行っている人たちのことを尊敬するし、好きなのかもしれない。
もちろん生き方はそれぞれだし、どんな人を尊敬するのかも、それぞれだ。
ただ我が道を行くひとはかっこいいし、その生き方しかできないのだろうがその個性が光り輝いて見えるし、何より幸せそうだ。
もっともっと自分らしく生きていいんだよ、というメッセージを、彼らの生き方から受け取っているような気がしている。
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