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運命の輪が回り始める


「運命の輪」と言う言葉を聞いたことがあるだろうか。
これは、「タロットカード」と言われるカード占いがあるのだが、その中に「大アルカナ」と呼ばれる、合計78枚中22枚しかない、強いメッセージを持つカードの一枚についた名前だ。

その名の通り、このカードの意味は、転換期を示すらしい。
私は、以前タロットカードで占ってもらったことがあり、自分でもできたらな、と思ってカードを購入し、時々自分や家族、友人のことを占っている。そして確かにこの「運命の輪」のカードが出ることは、時々あった。

しかし、今は「実感」している。
いや、もっと前から運命の輪は回っていたのだと思うが、自分で実感していなかっただけだ。

引っ越しをし、
スクールをクローズし、
世界一周の旅に出て、
作家を目指し始めた。
さらに、
新しくアルバイトを始め、
面白いコミュニテイに入り、
行ったことがない国に旅をし続けている。
5年前の私からすると、信じられない生活を送っているのだから。

しかし、人は結局自分が望む方向に辿り着くものなのだろう。
望んでいない方向に行ったら、嫌な出来事や人に出会ったり、体調を崩す。
そしてそこから離れていくようになる。「いや、そんなことはない。本当はあの場所にいたかったのに、いられなくなってしまったんだ」と言うケースもあるかもしれないが、それは次の場所に行く必要があったのかもしれないし、前に進む必要があったのかもしれない。

運命をそもそも信じている人と、信じていない人がいると思うが、私は運命は誰かに決められたものではなく、その人自身が決めてきたものなのだろうと思っている。しかし、生まれてくるときにそれを忘れ、やがて思い出す人と、そうでない人がいる。思い出したと思っても、次のことはよくわからないまま生きていることが多かった。しかし、ただ目の前のことを一生懸命、まるで子供が遊びに夢中になるかのようにやっていたら、次の扉が開いた、と言う人生だった。

「なんのためにこんな苦労をする必要があるのか」と思ったことも、何度もある。
今はそれも「それらを経験した意味がある:と思えている。あくまでも私の解釈だが。
そして、運命の輪が回り始めたことに気がつくと、人は俄然行動し始める。行き先が決まった旅のように、準備を始める。そのときにはもう、予定変更はしないし、したくないし、そこに辿り着くことだけを考え始める。
準備のための情報も次々に集まり始める。必要なものは全て用意され始める。全てがスムーズに進んでいく。昨年世界一周に行ったときもまさにそうだった。それは、願えば叶うと言う言葉がピッタリだ。

先日、ベトナム・ダナンを初めて訪れた。ベトナムに行ってみたいと思った時、ハノイでもホーチミンでもなく、ダナンを選んだのは直感だった。そこで見たこと、感じたこと、出会った人たちとの思い出については、こちらの記事に書いたのでよかったら読んでほしい。
観光地には一切行かずに、何を楽しんだのか。
旅を通して「インナートリップ」を(自分との向き合い)していたのだと思う。海外一人旅は、自分との向き合いにはぴったりのツールだ。


あの感動が記憶と心に残ったまま、セッションを受け、やがて自分の運命の輪が回っていることにようやく気がついたらしい。
一昨日は、これから必要となる情報が満載のyoutubeに出会い、昨日は運命としか思えない本に出会い、これからの自分にとって必要不可欠な内容が網羅されていて驚いた。上下巻の上巻を読み終えたから、後半をこの連休中に読み終えようと思う。

なんだかとても不思議な気分だ。決して嫌な感じではなく、ずっと前からこうなることが決まっていたかのような気もしている。
決めれば、必要なものは全て自然と用意されていく。それを今実感中だ。

「なんでその行き先がわかったんですか」と思っている人がいるかもしれない。

おそらくいろんな理由があるのだと思うが、多分ほとんどの人には実はわかっているのかもしれない。しかし、それがあまりにも想定外だったり、思わぬものだったりすると、「いや、そんなはずはない」「そんなことはできない」「そんなお金はない」「どう考えても、こんなに忙しいのだから無理だ」「家族がOKするはずはない」など、いろんな理由をつけて否定するのだと思う。

私も以前はそう考えていたが、今はそれが一切ない。相談しなければならない家族もいないし、(相談すると言うより事後報告だ)仕事はアルバイト程度だし、まあお金の心配はないとは言えないが、今までもなんとかやってきているし、さらにセッションでそのことを聞いたら、「本当にやりたい方向に行っているときには、必要なものはお金も全て用意されますから」と、思っていた通りの答えが返ってきた。
あとはそれを素直に信じられるかどうかだ。

思い込みを捨てれば、行き先が分かり、その通りになっていく。
それだけのことだったんだ、と半世紀近く生きてきて、今この結論に達している。

そういえば、知り合いの方から、人生の方向転換をするというメッセージをつい最近もらった。
「ああ、この人も目覚めたんだな」と思った。気づいていてもできなかったことを、ようやく実現する決断をしたのだ。

多分これからも、気づかないふりをやめ、方向転換する人が増えていくだろう。
それもとても嬉しいし、私自身も今はワクワク、ドキドキしながら準備を始めている。
結局運命の輪を回すのは、私たち自身なのかもしれない。

最後に。

旅好きメンバーシップを始める予定です。準備は少しづつやっています。
メンバーの方々にはさらにこのあたりの詳しいことも、そしてどうやって旅先を決め、飛行機、ホテルの取り方、両替、クレジットカード、SIMなど、必要なことについてもお知らせしていこうと思っています。
なんとか年内にはスタートできるように、頑張ります。


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Hiromi  U.
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