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1日は様々な顔を持つ


以前、毎朝5時に起きてこのnoteと小説を書いていた。
その後、塾のアルバイトを始めて夜の帰宅が遅くなり、だんだんと5時おきが難しくなってきた。
1日のリズムが崩れたのだ。

ただこの1週間は仕事を入れずにいたため、昨日は久しぶりに5時起きができた。
春から夏にかけての朝5時は、すでにうっすらと明るく、太陽が昇り始めていた。朝焼けを見たのも久しぶりだった。
一方今の時期の朝5時は、真っ暗だ。
季節によってこんなにも違うのか、と思うほどだ。

ただ、久しぶりに5時起きをしてみて改めて気づいたことがある。

それは、静けさ。

割と車が通る道路が近い場所に住んでいるが、それでも朝5時は車の量が圧倒的に少なく、「しん」としている。
以前もそう感じていたのだが、久しぶりの5時起きで改めてその静けさに驚き、感動した。
その心地よさがあるから、今日も眠い目をこすりながら、5時起きを続けている。

「しん」とした中でnoteを書き、書きかけの小説を書く。
時間は決めず、パソコンを打つ指が動くままに描き続ける。ふっと「ああ、今日はここまでかな」と思って時計を見ると1時間から2時間が過ぎている。
1日の主なやるべきことは、朝のたった2時間で終了。
その後手作りの朝ごはんを食べて、あとはその日次第のスケジュールをこなしていく。
ふらりとプチ旅に出ることもあれば、小説を読んだり、時々やっているお仕事の準備をしたり、だ。

朝一番の「しん」とした時間に、やるべきことを終えている安心感はとても大きい。
そして、一日がなんだか長くなったような気がする。
(もちろん、24時間は変わらないのでただの錯覚なのだけど)

おそらく多くの人が、一日一日を大して変化のない一日だと思っているが、実は違う。
起きる時間を少し変えただけで、その一日が違う顔を持つことを知る。

朝5時に起きるためには、当然早く寝る必要もある。あれほど夜更かしが好きだったのに、今やすっかり早起きが好きになってしまった。
塾のアルバイトを辞めるまでは、毎日とはいかないのだけど、基本的には何時に寝るのか、起きるのか、を自由に決められることに感謝しながら、明日も5時起きを続けるつもりだ。


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