自分へのお見舞い
珍しく弱気。
というのも、昨晩急に熱がばーっと出て暑ーいお風呂に入り、この時期なのに久しぶりにホカロンをベッドに入れて眠った。
それでも熱が上がり、ガタガタと震えていた。
他に症状は一切ない。
のども痛くなければ、鼻水も出ない。
思い当たるとすれば、先日肌寒さを感じたことだ。
PCR検査などは一切受けない予定なので、もし私に会う予定がある人で心配な人は断ってください(笑 本当に)
私は寒さが苦手だ。
「ぞくっと」するのを、できる限り避けている。
あの「ぞくっと」すると、そこから免疫力がガーンと下がる気がしている。
先日も、「風邪の菌が入った気がする」と言って、風邪薬を早めに飲んでその時は熱も出なかった。
でも、春になると油断するんだよな。
あったかくなった、と思うと嬉しくて、春の服装で出かけたりしてしまう。
これが、まずいのだ。
ヒートテックを着るかどうか。
コートを着るかどうか。
タイツを履くかどうか。
この春は色々と服装で悩む。
そして学んだことは、無理しない。
確かに無理してたなーと反省。
2022年は無理しない、というのをモットーにしていたのに、ここ最近
小説書いたり、マガジンを書いたり、人と会う予定を入れていたり、そして今朝も37度熱があっても、授業はちゃんと行った。
授業が終わって熱を測ると、36.4度。
仕事をすると、下がるんだよな。(いつものこと)
その後ひたすら眠り、今ずいぶん復活したので「あれ」を買いにいった。
何かネガテイブなことが起きると、最近はすぐに(すぐに、が大事)嬉しいことや、好きなことでそのネガテイブとプラスマイナスゼロにしようと、意識しているらしい。無意識だけど、どうもそんな行動をするようになった気がする。自分のことなのに、他人事のように言っているが、ルールを決めているわけではないのに、そんな行動をとっているのが自分でも不思議だ。
そして、「自分へのお見舞い」という大義名分をつけて、スーパーで買ったのが、これ。
「自分へのお見舞いは、ハーゲンダッツでしょ」
とばかりに、目についた美味しそうなものを手当たり次第買ってきた。
数日分の食費に相当するくらいの値段だけど、昨日あれだけの熱が出たんだからいいんだよ、お見舞い、と自分に言い聞かせて早速一つ食べた。
さて、どれを食べたでしょ?
当たり前だけど、人は毎日同じような日々を過ごしているようで、実は毎日何かが起きているし、毎日全く同じなんてことは絶対にない。
熱なんてほとんど出さない、とこないだ生徒さんに自慢したばかりに熱を出してしまったので、少し謙虚になりなさい、ということかもしれない。
そして、無理はしてはいけないんだよ、ということなのかもしれない。
さらに、風邪はひかないけど、私が熱を出す時は「知恵熱」のように、普段使わない頭を使った時などだ、と自覚をしたり。
たまたま見た、ジブリの宮崎駿監督の言葉に、ガツーンと頭を殴られた感じになったり。
「生きる目的が、幸せになることというのは全然違う」
というような言葉だった。
やっぱりギリギリまで、限界まで考え抜き、やり抜く人の到達点には
全然届いていない自分を思い知らされ、「元々違うんだろうな」とショックではなく、良い意味での諦めができたり、まあこの1日でいろんなことをぐるぐる考えていた。
これも発熱効果なのであれば、ありがたい。
多分明日以降、また自分の感覚が違っているように思う。
人は、自分が気づかないうちに変化している。
その変化に抗うことができるのかはわからないけど、私は抗わない。
変化するなら、変化した方向に行ってみたい。
旅に出よう。
こう思えるということは、かなり元気になった証拠だ。
そんなことも考えつつ、今日は大人しくしておきます。