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エアライン受験対策マガジン第6号「エアラインスクールに通わずJAL合格した方々の共通点・既卒編」


元・エアラインスクール未来塾の上野博美です。
このマガジンでは、エアライン受験希望の方々に役立つ情報をお届けしています。
合計32年のエアライン受験指導の知識と経験と独自分析をもとにお話ししています。
スタンドFMでも同じ内容でお届けしていますし、1週間に一度くらいの割合で、YouTubeでもこの内容をまとめてお話しできたら、と思っています。

スタンドFMはこちらです。

私がブログをお休みしていた時、最も読まれていた記事が「エアラインスクールに通わずCA合格」の記事でした。

その当時は、エアラインスクールを主宰していたので詳細まで書くことができませんでしたが、今はもう少し詳しく書くことができるなと思い、まとめています。
昨日は新卒編をお届けしましたが、今日は「既卒編」をお届けします。



「エアラインスクールに通わずJAL合格した方々の共通点・既卒編」

1 勤務先での評価が高い
2 周囲への配慮ができる、精神的に大人な人
3 周囲が見れば困難な状況を乗り越えた経験がある人

です。

もちろん、外見的な要素も大事です。バランスが取れた体型というのは、とても大事だと、生徒さんたちをみてきて思います。

1 勤務先での評価が高い
勤務先での評価が高い人は、仕事ができる、コミュニケーション能力に優れている、人間関係能力が高いなど、多くのことが含まれていて、総合的に評価が高いと考えています。実際に、エアラインスクールに通わずに合格された方々は、仕事を通じてJAL CAに必要な要素を身に付けられていたんだな、と感心することが多かったです。
職場の特定の人にだけ評価されているのではなく、多くの方々に評価されていることは、イコール合格する可能性が高いと言えます。

2 周囲への配慮ができる、精神的に大人な人
これは、JAL CAに必要な「接客適性」の部分に当てはまりますが、仕事ができる人でも、チームワークが取れない人や、我が道をいけばいい仕事の場合は、この部分が不足する可能性があります。
最終試験までは行くのだけど、なかなか最終を突破できないという方は、これが該当する可能性もあります。(これだけではありませんが)
チームで仕事をしている人、その中でリーダーや、サブリーダー、または調整的な仕事をしていたとしても、周囲のことをよく見て行動できている人は、精神的にも大人だと思います。それが面接中に感じられるのです。
年齢は関係ないと思っています。20代前半でも精神的に大人の人もいれば、30代でもそうではない人もいます。

3 周囲が見れば困難な状況を乗り越えた経験がある人
これは面接でよく聞かれる質問の一つ、「困難を乗り越えた経験はありますか?どうやってそれを乗り越えましたか」に答えられるかどうか、また答えの内容が深いか、でわかると思っています。
まず困難な状況になったとき、すぐに諦めるのではなく、かといって悩むだけではなく、なんとか解決できないものかと思って、その解決策を探し、行動している方は大丈夫です。
接客で責任ある立場の方々は、日々このような状況に遭遇しているでしょう。
あとはそれをどう解決したのか、なぜその解決策を取ったのか、そこから何を学んだのか、をお話できることが大事です。

答えが浅いな、と失礼ながら感じる方のお話を聞いたことが何度もありますが、それは「そこから学んだこと」「同じことが起きないような対策を講じたこと」を考えていないのが原因のようです。
良い経験も、嫌だった経験も、そこから学ぶ姿勢がある人のお話は、自然と深いものになります。嫌なことは思い出したくもない、という気持ちはわかりますが、
「何か学べることはないかな」と少し冷静になった時に振り返ってみて欲しいと思います。きっと、気づきや学ぶがあり、それがあなたの成長につながると思います。

私が3つのことに気づいたのは、卒業生たちの同期の方でエアラインスクールに通わず合格した方のお話を聞いたり、メールなどご連絡をいただいた方々の合格までの経緯をお聞きしたからです。
既卒の方々は、仕事での経験は全て面接のネタ、くらいに考えて、日々の仕事に取り組み、振り返りをされることをおすすめします。

まとめ

1 仕事は一生懸命、結果を出すべくやる
2 周囲の人との関わりを大事にし、好き嫌いや、仕事やプライベートで起きる感情をコントロールできるようになること
3 大変なことがあったら、限界を超えないように、工夫や協力を求めながらも
解決する

もちろん健康が一番大事ですから、無理のしすぎや頑張りすぎを勧めるわけではありませんが、仕事には困難なことはつきものです。
それを解決できた人は、実績にもなりますし、人間的にも一段と成長していると思います。
その集大成が、面接という短い時間の中で面接官に伝わるのだと思ってください。
たとえあなたがうまく表現できない場面があったとしても、面接官には伝わっているはずです。

最後に

新卒の方と既卒の方とでは、求められるものも、その基準も違います。
積み重ねた実績を見られるという点では、今お仕事をしている方々全員が、これからできることはあると思います。
JAL受験を考えている方々のお役に立てたら、嬉しいです。


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Hiromi.U
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