煽りはもういらない
気づいたら世の中、煽りでいっぱいだ。
「○○しなければ、大変なことになる」
というのが煽りだ。
でもよーく考えてみるよくと、「本当にそうなるのか?」という確率は確認しない。
それなのに、不安を刺激されて信じてしまう人もいる。
これも一つのマーケテイング手法らしい。
大事なことは、「調べること」「セカンドオピニオン」を取ることでもない。
自分を信じることだと思っている。
先日、喉が痛くて耳鼻科を受診した時の話を書いた。
診療にも、私は注文を出し(これをやってくれ、と自分から頼んだ。自分がどうしたら治るのかを知っているから)処方された薬は結局もらって帰ってない。
もらって帰っても、患者をろくにみないで出した薬なんて私は飲まないので、薬を出してもらったら、社会保険料の無駄になると思ったからだ。
そして、自分で自分に合う風邪薬とのど飴を買い、3日後には回復した。
自分のことは自分に聞けばわかる。
先日仰向けで転倒した時も、自分では「骨は折れていない」と感じていた。
ただ、念のためにレントゲンを撮りに行った。処方された湿布は確かに効いたが、痛み止めは飲んでいない。
余計なものは、以前薬アレルギーで救急車で運ばれたことがあるので、体内には
入れない、と思っている。
人は、一人一人違う。
だからこそ、自分のことは気をつけて自分を見て、感じていればわかるはずだ。
「忙しいから、自分のことなんてわからない」
という人がもしいたら、それは少しスローダウンして自分を大事にした方がいい。
死んでしまったら元も子もないから。
もちろん、それでもいい、という人もいるだろうから、余計なお世話なのかもしれないけど、煽りでいっぱいの世の中、そしてすぐにお金で解決しようという姿勢も、全てがお金に結びついているのが見えるのも、心底うんざりだ。
むしろこれは心穏やかに、自分と自分の大事な人とことだけを考えて生きていけ、というサインなのかな、と勝手に思っているこの頃だ。