明るい未来を邪魔するもの
まだまだバンコクの余韻が残っている。
良い刺激を受け、変化したことが多く、同じ街を見ても、同じものを見ても、感じていることが違う。
それにも慣れてきた。
そして今は、「やるべきことに注力する時期」だと感じている。
リストアップしてみれば、すぐにやったほうがいいことがずらっと並ぶ。
それは新しいステップへ向かう準備だ。
これも自分が決めているというより、「もう、そうするしかないでしょ」と言う感じさえしている。
もちろんそれに伴い、決断しないといけないこともある。それでもいい。
人は結局自分の居場所にいるものだ。
人間関係でも、職場でも、住む場所でも。
自分にとって居心地がいい場所が、結局自分の居場所だ。そしていつの間にかそこに導かれていく。自分で決断したようで、実は自分の心は最初からそこを向いている。真っ直ぐにそこに進めればいいのだが、余計な邪魔が時々入る。
周囲の反対
常識とやら
現時点での損得
特に損得って、本当に面倒なものだな、と思う。
目先の損得だけ考えて決断をすると、結局は損をしている、損はしていないけど、プラスマイナスゼロ、と言うことになる。
でも、今は損なような気がするけど、(お金が出ていく勉強や、自己投資)それが今後に大きく生きてきて、結果的にプラスになる、と言うものはたくさんある。
じゃあ、どうしたら「今は損なような気がするけど、将来はプラスになるとわかるのか」
正直、直感、としか言いようがない。
私がスクールを開く時、かなり迷った。そのまま会社員として再就職すれば、見た目には何も損はないし、安定的だった。しかし、自分でスクールを開けるだけの経験を全てやってきたことがわかった時、「自分でスクールを開く」という選択肢がやってきた。
しかし、自信はない。本当にうまくいくのかどうなのかもわからない。
ある程度の資金もいる。日々の経費も、自分の給料も自分で稼げるのだろうか、と不安しかなかった。そこで、自身で事業をしている人たちに次々に会い、話を聞いた。
「ダメだったら会社員に戻ればいい」
と言う言葉で楽になったが、最後は「スクールを開くことを考えると、さーっと火の光が刺してくる気がする」経験を、何度もしていて、さすがに私もそれに気づき、やがてこれは偶然ではないと信じて、もらっていた再就職の内定を断って、スクールを開いた。
その結果27年続き、赤字は初年度のみだった。
あの時会社員になる決断をしていたら・・・と想像しても仕方がないことなのだが、今の私はないし、どこか、何かが違う、と感じながら生きていただろう。
明るい未来を邪魔するものは、目先の損得を基準に考えること。
明るい未来を支えるのは、直感。ワクワクする方を選ぶ。
なんとも曖昧な結論で申し訳ないが、今も私はその明るい未来のメッセージを受け取っているように思っているので、やるべきことをやって進んでいこうと思っている。