自分で自分に呪いをかけてないだろうか
私も含め、実は自分で自分に呪いをかけて
いることがある。
私は○○が苦手
私は必ず○○で失敗する
私はどうしても○○ができない
私は絶対無理
教える立場で見ていると、生徒さん自身が
このような言葉を言うことがある。
ご本人は何気なく言っているが、私は違和感を感じ、「それはできないと言う呪いを自分で自分に
かけてるよ」
と言う。
「私は○○が苦手だけど、どうしたら
いいんでしょうか」
と言う問いかけは良い。
まだできる可能性を自分に与えているから。
先日も「私は咄嗟の行動ができないから」
と生徒さんが言った時、違和感を感じた。
「自分でできないって呪いをかけてますよ」
と言い、ふと疑問に思い聞いてみた。
「お仕事では咄嗟の対応してませんか」
少し考えた後「確かに!やってます!」
とすごく嬉しそうに答えた。
実際にはできているのに、面接では何度か咄嗟に
答えられなかった経験をしたため、
「苦手だ」と思い込み、刷り込み、呪いを
かけていたのだ。
こうした「思い込み」「刷り込み」は、数回の失敗がショックだけで終わった場合に起きる。
振り返りをして「なぜうまくいかなかったのか」
を本質まで追求すると、「呪いをかける」ことまではする必要がなくなる。
定期購読している、野本 響子さんの今日の記事にも
「振り返りの重要性」が書かれていた。
https://note.com/kyoukn/n/n2d1de6d0fd50
さらに、「呪いをかける」最大のデメリットは
「自分にはできない」と可能性を潰し、自分の持っている力を発揮させなくしてしまう事。
呪いをかけることで起きるのは、次のような事だと
思っている。
思考停止
やる気をなくす
挑戦しなくなる
諦める
劣等感
自己否定感
になる。
確かに「できない」と言って仕舞えば一時的に
楽になる。
でも目標がある場合、自分の可能性を信じ、
なんとかできるように
なった方が良い。
その成功体験が自信につながり、次への挑戦の
意欲になるから。
言葉は言霊
「できない」
という言葉の呪いはできる限りかけないようにし
ようと、自戒を込めて書いておこう。