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「好き」は最強
今日、初めてnoteをご覧くださっている方とオンラインでお話をした。
ある時、私のnote記事に熱いコメントをくださっていた方だった。
「いつかお会いしたい」
と書いて下さっていて、それがオンラインで実現したのだ。
私がnoteに書いていることは、自分の頭と気持ちの整理がメインで、
誰が読んでくださるのか、は全くわからないし、書いたことがどこまで
伝わるのかは全くわかっていない。
時々コメントをいただくのは、本当にありがたいと思っているが、私自身も
伝える力についてはまだまだだと自分でも思っているので、あまり期待をせず、
自分が書きたいから書く、自分が続けたいから続ける、と言うスタンスで
ほぼ毎日続けて書いている。
今日オンラインでお話して、初めてとは思えないほどいろんなお話ができた、と
思う。
そして早速noteに書いてくださっている。
笠原 なつみさん
https://note.com/natsumi_kasahara/n/n68fe2260e150
本当にありがとうございます。
書き続けているメリットを実感した、オンラインおしゃべり会だった。
実際にお話ししてみて感じたのは、
1 初対面でも話が噛み合う
2 初対面でも、嫌な印象を持たない(多分相手の方もそうだったと思う、私の推測だが)
3 期待以上に、喜んでもらえる
だった。
おそらくこれは全て、私が毎日書き続けていて、それを読んでくださっていたこと、それもたった一つの投稿ではなく、他の投稿を読んで、私の人となり、考えなりを理解して下さったことが、この3つをもたらしてくれたのだと思っている。
私がnoteに書き続ける理由は、とてもシンプルだ。
好きだから続けるし、続く。
好きでやっているんだから、多くを期待しない。
ただ、これだけ。
誰かに届けようとか、誰かに響いてほしい、と言う期待はせず、
もし届いたら、すごく嬉しいけどそれはあくまでも結果でしかない。
大事なことは、自分が続けたいかどうか、自分がやりたいかどうか、だけなのだ。
これは、全てのことに言えるな、と思っている。
私は客室乗務員になりたいと言う、若い人たちを育ているが、なかなかうまくいかない時には当然生徒さんたちも落ち込む。
自分は向いていないんじゃないか、と思う。
やめようか、とも思う。
その場面に何度も立ち会ってきた。
もちろん私も結果が出ないのは、悔しいし、悲しいから生徒さんの気持ちはよく
わかるつもりだ。
一緒に走っているコーチの立場なのだから。
ただ、このように生徒さんが苦しんでいるときに、私ができることはたった一つ。
「あなたは本気でやりたいのですか」
と言う確認だけだ。
私は生徒さんをサポートする立場でしかない。
主役は生徒さんだ。
主役にやる気がなくなってしまえば、私にできることは何もない。
ただ、生徒さんがやる気があるのであれば、全力でサポートする。
まさに「好きだからやる」生徒さんと、「好きだからやる」私がタッグを組んで、一つの結果を出していくのだ。
生徒さんは自分が好きでやっているのだから、面接で受かることを期待しすぎてはいけない。
ただ、自分が好きなんだ、つまり客室乗務員になりたい気持ちは本物なんだ、と
言うことを伝えてくることは大事だ。
私はもちろん結果を出すための仕事なので、結果が出るように生徒さんを時には引っ張り、導き、やがて後ろから見守る。
結果が出る方向に引っ張っていくことは、プロの仕事だから当然だ。
その上で生徒さんがベストを尽くし、悔いのない面接をし、その結果合格した時には、本当に嬉しい。
その瞬間に全ての苦労が吹き飛ぶ。
まさに生徒さんも私も、「好きこそものの上手なれ」であり、「人事を尽くして天命を待つ」だ。
私のnote投稿も同じだ。
自分が感じたこと、考えたことを、何とか伝わるように伝えることにベストを尽くす。
その先の結果は、あくまでも結果だ。
そこに期待はしない。
期待をしたら、読んで下さる人たちに媚びて、逆につまらない内容になるかもしれないし、媚びて書いていたら、自分が書くことが面白くなくなって、続かなくなるし、期待が外れたらショックを受ける自分も嫌だからだ。
結果を期待するのは、人間誰しも欲望があるので当然なのだが、結果を期待しすぎると見えないものに、(つまりは欲望)にコントロールされてしまって、自分を自分でコントロールできなくなるような気がしている。
つまり、「寄せていく」「媚びる」「自分を見失う」ような気がするのだ。
私は自分の気持ちを大事にし続けたい。
それは、
好きだから書く。
好きだから続ける。
その先の結果には期待しない。
淡々と、日々積み重ねていった結果、今日のように誰かが、どこかで読んでくださり、心を少しでも突き動かし、行動につながったのであれば、嬉しい。
ただ、それはその方が自分で受け取り、自分で行動したにすぎない。
あくまでも、私はきっかけを、気づきを、結果的に提供しただけにすぎない。
書くことと読むことは、そのさりげなさがいいところだと思っている。
読む人は、何度も読み返すこともできるし、読んだものを自分の中で自由に変化させ、発酵させ、何かの形に昇華することもできる。
たとえ読後何も行動しなくても、心の湖に一つの小石を投げ込まれたら、何かを感じ、何かの変化が心の内で起きるかもしれない。
私はただ書きたいから書いているだけ。
その自分の好きなことが、誰かが喜び、勇気になったのであれば、本当にありがたいし嬉しい。
今日のこの投稿も、どこかで誰かに小石くらいの小波が立ち、心に小さな火が灯ったならば、期待はしていないけどやっぱり嬉しい。
そしてまた明日から書き続けていく。
その理由はたった一つ。
書くことが好きだからだ。
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