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心で決めた結果


昨日、「心で決める練習」という記事を書いた。
今回の心で決める練習は、人生の一大事ではなく、旅先だったのだが、その結果が出た。
それは、「旅にいかない」という決断だった。

旅先はプランAからプランEまで考えた。飛行機、ホテル、その値段、時間など全てを書き出した。比較ができやすいように、だ。
そうする方が、心が決めやすいだろうと思ったからだ。
しかし、第一希望のホテルが空いてなかったり、希望の時間の飛行機がなかったり、あっても
値段が2倍くらいになるなどしていた。
何かスムーズにいかない。
何か希望通りにいかない。
今までなら、プランAでスムーズに行っていたのに・・・
それに気づいた時、「ああ、やめとけってことなのかな」と感じた。
その結果、旅に行かないという決断をしたのだ。

スムーズに行かなくても、プランを見てワクワクする気持ちがあれば、きっとGOサインを出して
いただろう。心が喜んでいることを感じられれば。
でも、そこまでワクワクしないのだ。どのプランも。
特にすでに行ったことがある都市にはときめかない。
行ったことがない都市には、ある程度のときめきはあるのだが、今までのようなときめきではない。そんなことを確認しながら決断したのだった。

今考えてみれば、そもそも直感で選べない時点で、「行かない」という選択だったのだろう。
それを旅好きの私は、どこかにいきたいと思っていただけだったのだ。

そして本来旅の予定として空けていた日々で、小説を書こうと思っている。
私が書きたいと思う小説を。

昨日フラッと図書館に寄って、久しぶりに新刊本をその場で読んでみた。
巻頭にある小説は、当然出版社イチオシなのだろうと思って、巻頭のものから読むようにしている。実際あっという間に引き込まれ、あっという間に読み終えてしまう、というケースもあるが、今回はあっという間に読んでしまったが、途中も終わりも、「?」マークが点灯し続けていた。読後、「え、これが認められるんだ」と正直思った。

プロにもなっていない私だが、小説を読んできた数は相当多いし、今でも読む。ただ、その好みはかなり極端であることは承知している。好きな作家の本をコレクションのように集めてしまう傾向があるので、私の好みではなかった、ということなのだろう。
しかし、今は「この作家が好きだ」と言える人がいない。発掘していないのかもしれないが、
すでに亡くなってしまっている大好きな作家の本をひたすら読み返しているくらいだ。

世の中に私の読みたい小説がないなら、自分で書くしかない。
そんなことさえ思いながら、空いてしまった空白の期間を執筆にあてるのだろう。
そう、これは直感で決めたんだった。

心で決める練習は、まだ継続中だ。

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通りすがりのnoter Hiromi
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