直感は正しい
あなたは直感を信じる方だろうか。
私はずっと半々、いや7割くらいは直感を信じたが、3割くらいは打ち消していた。
ただ大事な決断については、直感に従ったことの方が多かったような気がしている。
27年間続けたスクールを開く時。
勤めていたスクールを経営難という理由で解雇され(本当は理事長と方針が合わなくなっていた)色々と転職活動で面接に行き、内定はもらうものの、「また上司と方針が合わなくなったら、同じような目に遭ってしまう」という不安を感じた。
ちょうどその面接で聞かれた質問に、全てイエスと答えられるほど、独立してやっていけるくらいの経験を全てやってきたことに気付かされた。そこで、頻繁に遊びにきていた教え子2人に「もし私がスクールを開いたらきますか」と聞くと、即答でイエスと答えてくれた。
それでも、心配性の私は最後の決断ができずにいた。そこで、個人事業をしている友人や知り合いに話を聞き、相談した。「ダメだったらまた働きに行けばいいじゃない」という、最後の一押しの言葉をもらった。やがて、独立のことを考えると、さーっと光が差し込んでくるような気がするようになった。明るい光。暖かな空気。良い予兆だと感じた。そこでようやく決断し、スクールを開いた。
いろんなことがあったが、多くの経験と実績、そして生徒さんたちとの出会いがあった。まさか27年も続くなんて思ってもいなかったが、私に自信を与えてくれた。
高校生で留学を決めた時もそうだった。
高校の先生が、ホームルーム中に、「留学の話が来ているから、短期長期どちらでも興味があるものは、話を聞きにこい」と言った途端、職員室に向かう先生の後を追いかけ話を聞いた。帰宅後すぐに両親に聞き、父からは即答でOKの返事をもらった。母は2週間後にようやくOKの返事をしてくれた。
だが、スクールを辞めるときは直感に従うことができなかった。
最初は、スクールが大成功をしている最中、インドネシアバリに旅行をしていたとき、なぜか私の口から「スクールを辞めたい」と言う言葉が出てきた。頭と体が全く別の動きをしているようで、私自身そんなことを考えてはいなかったのだから、不思議で不思議で仕方がなかった。
結局その声を無視し、スクール継続を決めた。そして翌年パンデミック。スクールは大打撃を受けた。あの時辞める決断をして、別の道を歩き始めていたら・・・と何度も思った。
ただこの後自分とじっくり向き合い、これから本当にやりたいことは何なのかを考えることができた。
いろんなサインをもらって、ようやく今年2月に正式クローズをし、本当にやりたかったことを始めたが、何か足りない気がして、昨日ある人に相談した。
まるで答え合わせをするかのように、それまで私が直感で感じてきたことを、話してもいないのに全てスラスラと話し始めた。直感の通りに従えない理由も、器用だと思っていた自分がだんだんと嫌いなことができなくなっていることも、全て直感の通りだと分かった。
この世に生まれてくる前に、人はやりたいことを決めてくるのだと言う。
それと違う方向に進むと、何かしらのサインがやってきて、軌道修正がなされる。その時に直感がくるのだが、それを信じるかどうかは私たち次第。
そして、やりたかったことを突き進んでいる時には、全てがうまく行く。
それを何度か経験している私にとって、この人に相談したことさえも、全ては仕組まれていたように思えた。
以前「全ては仕組まれている」という記事を書いたこともある。
https://note.com/uenohiromi03/n/n397f21d097e9?sub_rt=share_sb
ただ、行動に移すには勇気が必要だ。乗り越えないといけないこともある。それでも直感を信じが方がうまくいくし、直感を無視すると何度も何度もお知らせが来ることも知っている。
心は準備を始めている。
あとは頭がついていくかどうかだけのようだ。
スピリチュアルな話になってしまった気がするが、誰でも直感はあると信じている。
それをどう使うのか。それが人それぞれなのだと思っているので、ここに書かせてもらった。
さあ、これからどうなっていくのか、私も楽しみだ。
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