JR150周年記念ファイナル切符で行った東北3日旅1日目山形、盛岡 「上杉神社」「石川啄木、宮沢賢治記念館 青春館」
1日目
さて、1日目のスタート。
早起きが苦手な私が、旅になると5時起きもできる。
ただ少しでも楽をしたいので、実は大宮に前泊した。
娘から大宮のカンデオホテルはいいよ、と聞いていたのを思い出し予約した。
プラス10,000円の出費になったが、平日の都内の朝ラッシュの電車に乗るよりも、四時起きよりもずっと良い。
2泊3日の旅は、実は前泊があったのだ。
0泊目
1人でシャンパンを飲み、
ゆっくり天空のスパと言われる大浴場で湯船に浸かり、すでにここは天国だ、と。
旅のスタートから幸せ気分。
こんなに幸せで良いの?
いいよ、だって十分頑張ってきたし、今も頑張ってるから、と自分に言う。
そして感謝する。
米沢へ
翌朝、早朝から前日に予約した指定席に乗る。
米沢まで。
ワクワクは止まらない。
知らない場所に行くときの高揚感は、半端ない。
わからなければ聞けば良いし、目的は明確だから迷いもない。
スマホがあればほぼ大丈夫。
米沢到着して、暖かいことにびっくり。
きっと寒いに違いないと、厚手のコートを着て行ったのに、タクシーの運転手さんも、「昨日くらいからあったかくて雪も溶けてる」と言う。
道路端にはまだ雪があるが、道路にも、街中にも雪はない。
人は暖かいし、なんか優しい。
山形には、米沢まで行き、上杉神社へ行く。
米沢から山形へ移動し、芋煮を食べる。
山形からここは時間短縮で、バスに乗って(自腹1,000円)仙台へ行き、盛岡へ向かい、盛岡で肉を食べ、盛岡泊。
調べに調べてこの日程を組んだのだが、翌日行く予定の平泉へもしかすると今日行けるかもしれない、と思って調べてみた。
行けそうだったのだが、途中新幹線車内で「東北本線遅れ」の掲示が流れ、「帰れなくなると困る」と思い、当初の予定通りにした。
一人旅で自分でスケジュールを組んでいる場合は、このように自由さ、臨機応変さが活用できるところが良い。
だから、新幹線の指定席もできる限り使わず、最終日まで4回の指定席権を1回残していた。
上杉神社
米沢到着後すぐにタクシーで上杉神社へ。
所々に雪が残っているものの、運転手さん曰く、「例年より相当暖かい」らしい。
私は晴れ女で、且つ太陽大好きなので、天気が味方してくれたな、と思った。
運転手さんも優しく、帰りのタクシー乗り場も教えてくれた。
米沢駅から上杉神社までは5分くらい、1000円ほどだった。
上杉神社到着。
雪は残っているが、一言で言えばとても質素。
それが私は好きだ。
武田神社がある甲府にも行ったが、武田神社はなんとなく参拝する気になれず、上杉神社には参拝したいと思ったのは、理由はわからない。
強い武将だったことは間違いない。謙信ファンもかなり多いと聞く。
参拝してよかったと思った。清々しいしい気持ちになれた。
さらにここに訪れて改めて名前だけ知っていた、米沢藩9代藩主上杉 鷹山について米沢の人たちがかなり「推して」いることもわかった。
NHKの大河ドラマで扱って欲しいと思っているらしい。
上杉 鷹山(ようざん)
さらにあのJ・Fケネデイが最も尊敬する人として、上杉 鷹山を挙げていたことから、その後平成26年に当時の駐日米大使だったキャロライン ケネデイ氏が夫妻で米沢を訪問しているほどだ。
苦しかった財政を、立て直し、鷹山が亡くなる頃には借金は返済されていたそうだ。
この鷹山は上杉家の血筋はあるが、元々は上杉家ではない生まれらしい。
高鍋藩(宮崎)の江戸藩邸で生まれている。祖母が上杉家4代藩主の娘だったことから、上杉家に男子がいなかったため、16歳で上杉家の家督を継いだらしい。
このようなことも調べていくと、とても面白いので、城や神社に行くのだ。
鷹山の有名な言葉
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も成らぬは人の 為さぬなりけり」
はおそらく一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
その後芋煮を食べるために、山形へ。新幹線で行く。
新幹線に何度乗ってもいいのは本当に助かる。
指定席がないと乗れない車両もあるが、短い区間や、停車駅が多い車両には自由席があるので助かる。
山形へ
山形駅構内の店は、11時からランチタイムでまだ開いていないので、隙間時間に山形のスタバへ行く。
スタバのアプリは、訪れたスタバのスタンプが貯まるので、各地で行った証になると思って、時間があれば行っている。(完全にスタバの戦略にハマっている。当然ゴールド会員)
その後駅の観光案内で教えてもらった、駅構内のお店に行き、念願の芋煮定食をいただく。
美味しかった。牛肉が入っているのが、さすが、だと思った。
こうして無事目的を果たし、盛岡へ向かうため仙台へ。
JRだと電車の関係で時間が掛かるため、バスで1000円払って仙台へ。
バス車内で熟睡し到着。あっという間の1時間だ。
多分山形の若者は仙台に遊びや買い物に行ってる気がした。
それにしても、若者はどこに行っても、東京の若者と遜色がない。
服も。スタイルも、若干言葉の訛りはあっても、話してることも、明るさも変わらない。
それはすごく良いことだなーと改めて思う。
ネットがなかった頃は、一生懸命雑誌などで流行を追っていた私達世代からすると、すごく羨ましい気がする。
そんなことを考えながら、仙台から盛岡へ。もちろん新幹線自由席で行く。
盛岡へ
盛岡駅到着
駅近のホテルに到着。(なんとトリプルルームだった。おまかせプラン選択したので)
石川啄木 宮沢賢治記念館「青春館」へ
荷物を置いて、盛岡駅からバスで石川啄木、宮沢賢治記念館「青春館」へ。
なんとここは入場料無料!
2人の概要がわかる。2人は10歳違いで岩手に生まれているが、2人とも短命だった。
そして本を2冊購入して、盛岡城址へぶらぶらと散歩をしながら、ホテルへ戻る。
盛岡城址へ
気になっていた焼き鳥屋さんで夕食。(牛肉じゃないけど)
翌朝の朝食に、盛岡名物「福田パン」を盛岡駅で購入してるので、安心して、疲れもあってぐっすり就寝した。(パンの写真は撮り忘れた)
米沢、山形、盛岡の旅まとめ
皆さん優しい。
一生懸命にお仕事をしている。
日本各地に旅していて、いつも思うのは、どこに行っても皆さん一生懸命働いているし、おもてなしがあるし、優しい。
これは一つの日本の強みだとつくづく思う。
観光立国として、日本には多くのポテンシャルがあるな、と思う。
東北の人はなんとなく我慢強いけど暗い、と言う勝手なイメージを持っていたが、全く違っていた。
優しくて明るい。
あまり寒くなかったのもあるけど、
1ヶ月でも滞在できそうだと思った。
もっともっと、出社しなくても良い仕事を、フリーランスでできる人が増えれば、山形にも盛岡にも、人が移住できそうだと思った。
やっぱりフリーランス、ノマド的働き方を手に入れることは、どこにでも住めると言う自由切符を手に入れる鍵だ、と地方に行くといつも思う。
旅はやっぱり面白い。
明日も楽しみだ。