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終わりよければ全て良し


昨日おせち料理をほぼ作り終えた。
簡単なおせちなので、たいしたことではないし、家族に手伝ってらっているのでかなり助かっているが、作りながら考えていた。

この1年間は、スクールを閉じ、新たな人生への第一歩を踏み出した年だった。激動、と言ってもいいかもしれない。本当に暮らしていけるんだろうか、とも思ったが、なんとか暮らしていけている。そして、おせち料理の材料を買う際、物価高を実感しつつも、ちゃんと毎年材料がそろうことにも感謝した。

去年も、一昨年も、その前も、どこにいても、おせちは作り続けた。
母直伝ではあるが、自分たちが好きなものしか作らないというわがままも入っている。おせちの意味とは少しずれているかもしれないが、美味しければそれでいい。年末に多くの料理を作り、お正月はのんびりそれを食べる。
幼い頃に体験したこの習慣を、今なお続けている。
それは、このお正月の迎え方が好きだからだ。

あくまでも私と家族の好みだが、改めて思う。

お正月は日本がいい。

年末を海外で過ごすという人もいるが、旅好きを自認する私は、それを一度もしたことがない。国内のホテルに一度だけ家族と両親、妹たち家族と宿泊したことがあるが、元旦の日には朝食におせちが出た。残念ながら私たちの口には合わず、それ以降おせちは自分たちで作ることを続けている。
海外で新年を迎えるか、国内で迎えるか、ということではなく、ただ単純に、そうしたいからそうする、というだけなのだけど。

今日はあと、明日の年越しそばとお雑煮の出汁を作り、一晩自分で作ったタレに漬け込んだ鶏肉を揚げたら終了だ。神社へのお礼参りも済ませ、今日はお墓参りにも行き、明日はゆっくりと年越しをするつもりだ。

あ、来年やりたいことリスト100を作っていないことに気がついたので、それはやっておこう。

ちなみに、来年の私が思いついたキーワードは、「飛翔」。
これを、筆ペンで書き、本棚に貼っている。
飛ぶ、という字を改めて書くとき、書き順をすっかり忘れていて、調べたら今は便利なものを見つけた。

https://kakijun.jp/page/tobu200.html

今年もこんな風に、自分が一番好きな年の瀬の過ごし方をして、元旦を迎える準備ができた。
それをしみじみと感じることもできた。

ここ数年は毎年毎年いろんなことがあり翻弄されたのは、私だけではないだろう。私も例外なく大変な年を過ごしてきたが、毎年年末にはこのような年の瀬を迎えることができている。考えてみれば、いつも通りの年の瀬を過ごし、お正月を迎えていることは、「終わりよければ全て良し」でなんと幸せなことなんだろうか、と思う。

来年はもっと自分らしく、自分の理想通りの人生にしていきたい。
どんなに人生が変化しようとも、来年の年末も今年と同じような年の瀬を過ごし、お正月を迎えたい。

心穏やかに年の瀬を過ごし、厳かな気持ちで新年を迎えることを、心から幸せだと思い、感謝している。
全ての人が心穏やかな年の瀬と新年を迎えられますよう、お祈りしております。

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通りすがりのnoter Hiromi
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