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未来を決めると、現在が動き出し、過去が変わる
「未来を決めると、現在が動き出し、過去を変えられる」
先日読んだ本に、
アルフレッド アドラーの言葉の紹介が沢山ありました。
オーストリアの精神科医であり、心理学者だった彼は、あらゆる著名人に影響を与えたようです。
デイール カーネギーもその1人だそうです。
その彼の言葉の一つ、
「未来を決めると、過去が変わる」
に私は衝撃を受けました。
「因果律」
つまり、過去にこんな事をしたから、今こんなことが起きている、と言う考え方がありますが、それとは真逆の考え方です。
つまり、自分の未来のありたい姿、
目標
使命
を先に考え決める。
それが決まると、今日自分が何をするのか、
どう過ごし、どう生きるのかが決まる。
そうすると、現在がやがて過去になり、
過去が変わったと言う結果になる、と言う意味です。
「過去は変えられない、は本当か?」
アドラーによれば、未来を決めれば過去は変えられるのです。
例えば、
「勉強を一生懸命やって、良い大学に入れば、良い企業に就職できる」
と言う考え方は、これは現在が未来を作る考え方です。
つまり一生懸命勉強しなければ、
良い大学にも入れないし、
良い就職もできないと言う考え方です。
今良い仕事に就けていないのは、過去に自分が頑張らなかったからだ、と自分を責める考え方です。
反対に、
「起業して、日本一のベンチャー起業の社長になる」
と先に未来を決めると、そのためには
今何が必要か、どうしたらいいのか、
今日をどう過ごすかは自然とわかるし、
そのように生きていくでしょう。
と言うことは、大事なことは、
「未来を決めること」。
・自分が何をしたいのか
・自分は何をやってれば楽しいのか
・自分が使命だと感じることは何か
これを見つけることが最優先だと言うことです。
「私はなぜこの言葉に惹かれたのか?」
この本を読んで、
私自身ずっと「因果律」に囚われていたと
わかりました。
「頑張ったから今がある」
逆に
「自分の頑張りが足りなかったから、今こんな大変な目にあってるんだ」
と思っていたのです。
それが自分を責め、人を心の中で批判することに
つながっていたのかも知れない、と思いました。
「じゃあ未来を決めよう」
と思っても「未来を決める」ことは、簡単ではありません。
考える時間もないと言う人も多いと思います。
でももしかすると、コロナによって時間ができ、自分の棚卸しをしたり、人に相談することで気づくかも知れません。
私は、不幸なことにコロナによって仕事が激減しました。
しかし、幸いなことに時間が沢山できました。
この時間を使って、断捨離と読書と旅をしまくりました。
その後この本を読みながら、
自分のやってきたことを棚卸しし、
自分がやりたかったことを思い出しました。
そうして、ある時降ってくるように自分が使命だと思えることが見つかりました。
それが正しいかどうか、わからないし、
実際正しいかどうかは関係ないのです。
自分がどうしてもどうしてもやりたいことだから、それで良いのです。
仕事をしながらでも、その自分が決めた未来に向かっていくことはできるし、それが見つかったことで、コロナによって奪われたエネルギーを取り戻せました。
私がやってよかったなと思っていること
① 自分の好きな事を、思いっきり楽しんでやる事。
② スペースを作ること。(断捨離、引っ越し等)
です。
そして
「自分が10年後どうありたいか」
を考えてみました。
人生の正午を過ぎても、未来を決めることで、
こんなに毎日がワクワクするんだ、と驚いています。
「人生幸せばかりではないが、不幸ばかりでもない」
そんな事を、ようやく思えるようになった今日この頃です。
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