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10年以上使ってる課題解決のフレームワーク

習ったのはだいぶ前。10年くらい前だった気がする。いまだに使っている課題解決のフレームワーク。

何か課題、問題が起きたらいつもこの三角形を浮かべてる。昔は紙に書いてたけど今は書かなくても大丈夫なことが多くなった。

①現状を把握②理想(目標)を定めて、その③ギャップを明確化。ギャップを埋めるための施策を考えて④実行。実行しても解決しなかったら施策を変えてまた実行。

こう書くと当たり前過ぎると思うんだけど意外と④実行が出来ない。

整理できていないと不安になる

理解してないことや知らないことに出会ったときや整理・把握ができいない状態だとヒトの感情は不安になります。

つまり、どう課題に向き合うべきかわからないときに不安になります。何が問題なのか理解・把握していないから気持ちが不安定になります。

結末の分かるドラマや映画・マンガを見ても面白くないけど、結末のわからないドラマや映画・マンガを見てるときはドキドキ、ワクワクします。ドキドキやワクワクも気持ちが不安定な状態。

気持ちが不安定な状態で自分に危険(リスク)があるときは不安になる。逆に危険が少なければワクワクします。

分かると安心して行動しなくなる

課題を整理して対策案が出来たらあとは実行するだけのはずなのに実行しなくなります。
それは、整理して対策案ができた瞬間に課題に直面してどうしたらいいかわからなかった不安な状態を脱しているからです。先が見えるようになって(現状を理解して)安心したからです。。

課題を把握して不安が解消して安心したこと=課題解決と錯覚してしまって次のステップの実行を行動しなくなります。行動する動機(不安を解消したい気持ち)がなくなっているため行動しなくなります。そして、行動しなければ当然、問題は解決しません。

意識の問題にしない

時間がたってふと気づきます。問題が何も解決してないことに。
そこでまた不安になります。そして何故、課題が解決しかなかったかを考えます。または上司からなんで解決しかなかったのか?と指摘されます。

結論は簡単です。
実行(行動)してないのだから何も変わらないはず。

次に「何故、実行できなかったのか?」を考えます。
・意識が足りなかった
・認識が甘かった
など精神的な理由をあげて自己否定しまうと大変です。
「申し訳ありませんでした。」
なんて言ってしまうとさらに大変です。

謝るという行動は問題が解決したと勘違させます。自分が悪いという結論にたどり着いくことで課題が整理できたと思って安心します。さらに課題解決のための行動ではないですが、謝る(自己否定する)行動したことで解決したと錯覚します。

気持ちの整理して行動(謝ること)して安心します。行動したことによって課題が解決したと錯覚して安心して本来すべき課題解決のための行動をしなくなります。
するとまた、しばらく経ってから課題解決してないことに気がつきます。また精神的な理由にたどり着いて安心します。ずっとこのループで課題が解決しないまま、ただ自己否定して気がつくと自信がなくなっていきます。

課題解決できなかったときに検証するのは行動が正しかったか正しくなかったか。もし行動ができていなかったら、できなかった物理的な理由を考えます。人の気持ちに左右されるような精神的な理由を探してはいけない。人の気持ち(人間性)を検証するのではなく、行動自体を検証することが大事

現在地を確認するための三角形

最初のこの三角形は課題を見つけるための三角形ではないです。自分が今どの位置にいるかを確かめるための三角形です。
実行していないときは何もしていないので自分の位置は①のままです。行動してるときは②に向かう斜めの線のどこかにいるはずです。進んでいればギャップは小さくなっているはずです。それを確認するためにもこの三角形を見つめて今の自分の位置(現在地)を確認します。

課題解決で大事なことは「行動する」ことだと思います。行動しないと何も変わらないです。何もしていなくても時間が解決することもありますが、それは「行動しない」という選択を行動した結果だと思ってます。

課題があったときはこのフレームワークの三角形を浮かべて自分は行動しているのか?自分はどこの位置まで来たのか?を確認してます。

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