仕事のできる人の特徴は、だいたい一緒
一般的にベンチャーと呼ばれる企業に10年以上勤めてみて仕事ができる人の特徴は、だいたい一緒だなと思ってきました。
大事なのが
1.頭の良さ
2.行動力
3.専門スキル
の3つ。
この3つ全てが高パフォーマンスな人が活躍している。
会社を辞めた後に転職先でさらに活躍する人を見ても上記3つを兼ね備えてた。
どれも後天的に伸ばしていくことができるものだと思う。
その中で「頭の良さ」が一番伸ばしにくい分野かもしれない。
理由としては、基本的にみんな自分は「頭が悪い」とは思ってないので、意識的に改善しようと努力しない。あとは「頭の良さ」は他人と比較しにくいから自分のレベルがわかりにくいのかもしれない。IQテストとはまた別のもの。
「気がきく人」や「1を聞いて10を知るような人」
「頭の良さ」を言い変えると「思考力(回数)」が近い気がする。
いわゆる「気がきく人」や「1を聞いて10を知るような人」は、頭の中で思考(施行錯誤・シミュレーション)を何度もしている。
相手がこうしたらこうやろうと自然に考えているため、先手で動けていたり、準備ができているので実行が早い。
いわゆるプロスポーツ選手のイメージトレーニングに近い。
思考力がない人は、相手のアクションを見てから考えるので、反応が遅くなる。そして相手起点のアクションの場合は、思考するための時間が短くなることが多い。そのため適切な判断を下すのに十分な時間が確保できず、結果として最適な判断を選べなくなっている場合も多くなる。
思考力は経験を積めば積むほど向上する(はず)
僕は入社して間のないころに先輩に「選択肢は常に3つ以上考えろ」と言われてきた。
これがベストだと最初に思いついたプラン以外にもあと2つプランを考えて検討してからプランを確定する癖がついた。意外と最初に考えたこれ良いじゃん!って思ったプランがベストではないことは多い。
先輩のアドバイスの意図は、思考する回数を意識的に増やせということだと思う。先輩のアドバイスを実施していなかったら単純計算で経験値が3倍違たことになる。
考えるクセをつけて思考力を上げることは仕事で大事なことだと思います。
「頭の良さ(思考力)」は、目に見えないし測りにくいので、なかなか気づきにくい他人との差な気がする。
先にシミュレーションすることで対処を早くしている気がする。それを自然にできている人が「頭の良い人」なのかも。
マーケティング関連の仕事で働くなら特に「頭の良さ(思考力)」は大事。