【第55回】人に指摘されてイラッとするのはなぜか。
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みなさんお疲れ様です!
植木学です。
まなぶRADIO。
今日第55回は「人に指摘されてイラッとするのはなぜか。」
人に指摘されて、イラッとしない方もいれば、イラっとする方もいると思います。
じゃあなんでイラッとするのか。
いきなり結論から入るのですが、
「自分自身を否定されたと捉えてしまうから」
だと思うんですね。
自分自身を否定されたと思うから、イラっとする。
イラッとしてしまうときっていうのは、指摘の内容がどうとかっていうよりも、
「自分自身を否定された」
って直感的、衝動的に感じているんじゃないかなと思います。
で、これって本当に一瞬で生まれてくる感情で、結構無意識なので、あまり気づいてないことが多いかもしれませんが、よくよく考えてみると、たしかにそうだな〜って思えるかもしれません。
でも、本当にそこで「自分自身を否定された」んでしょうか?
面と向かって相手を指摘する意味とは。
そこがすごいポイントなんですよね。
相手の立場に立って考えてみると、「面と向かった相手を否定する」意味ってなんなんだろうと。
ないんじゃないんかなと思うんですよね。
ってことは、なんの意図があって指摘してきたのかといったら、
「その何かしら自分が行ったことに改善点があるから」
だと思うんですね。
逆にいえば、それでしかないはずなんです。
だから、「否定したいから指摘した」わけじゃないと思うんです。
そこを丁寧に捉え直すと、否定されたと思ってイラッとすることは少なくなると思います。
なんで「否定された」って思うのか。
ここからちょっと耳が痛い話になるかもしれないので、しんどい方は見るのをやめていただいた方がいいかなと思います。
ではなんで否定されたって思うかという話になります。
これは、「自分が正しい」というプライドがあるから、ということが多いんじゃないかなと思います。
「自分が正しくないこともある」という前提にいれば、否定されても「そういうこともあるかもしれない」とさっと受け入れることができるんですね。
人に指摘されてイラッとするのって、しんどいと思うんですよ。
イラッとするのだって自分自身のエネルギーを余計に使ってしまっていて、できることなら使いたくないじゃないですか。
で、僕が今まで学んできたなかで感じているのは、しんどいと感じている状況が生まれているということは、自分の思考回路がどこかずれているということなんですよね。
しんどい!でも自分は間違っていない!
と思っている間は、そのしんどさからは抜け出せないんですよ。
じゃあどうしたらいいかっていうと、
「自分の思考回路には、どこかずれていることがある」
と、謙虚になる必要があるんです。
これが、謙虚です。
これを聞いていて、耳が痛い人ってたぶんめっちゃいらっしゃると思うんです。
多分に漏れず、僕もそうでした。
だけど、明日のテーマにするつもりなんですが、プライドが邪魔をし続けていると、自分が損することになっているんですよね。
それに気づいてからは、自分のためにもプライドを捨てました。
そしたら、最初は馴染むまで時間がかかりましたが、ずいぶん楽になりました。
なので、もし自分がついイラッとしてしんどいなって思う方は、ぜひ、今日の話を染み込ませてみてください。
聞きたくない話だったかもしれませんが、お付き合いくださりありがとうございました。
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それでは、また明日!