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バイリンガルニュース 生物 400-449
447 01.28.2021
1-ネズミ共感
(スタンフォード大学·AsadaNaoyuki 他者の痛み·恐怖に共感する神経回路を発見:マウスは痛み·鎮静·恐怖を経験した仲間との交流が脳の前帯状皮質のニューロンを活発化→感情の種類によって異なる神経回路が反応し、痛み·鎮静では側坐核、恐怖では扁桃体基底外側核→その後4時間、痛覚過敏状態に陥ることが確認)
4-サル脳予測
(Stanford大学·DiogoPeixoto·SaniaFong 神経インプラントを使用し、サルの脳内の意思決定をリアルタイムで追跡·予測·操作する実験に成功:神経インプラントはサルの背側運動前野·一次運動野に移植し、電極を使って脳神経活動を観察→サルに2秒のアニメーションを見せ、ドットの動きをボタンで回答させ、正解するとジュースを与える実験→神経活動を観察することでアルゴリズムが予測し、サルが動く前に意思決定を把握可能→ドットの動きにサブリミナル的な手法を用いると意思決定に影響を与えることも可能)
BMI brain machine interface→ep16(6)+67(1)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)+427(3)+444(1)
445 01.14.2021
1-昆虫救済法
(フロリダ自然史博物館·KawaharaAkito 地球上の昆虫の約40%が絶滅の危機に瀕している中、一般人でも簡単に昆虫を助ける方法を紹介:1:芝刈りの頻度を減らし、庭の10%を昆虫のために保全。2:光害を減らし、夜間の人工光を低減。3:生物分解性の洗剤を使用。4:昆虫の大多数が無害であり、昆虫の多様性·役割を理解し、一般的な害虫観念を改善)
4-細菌体内時計
(Denmark工科大学・LudwigMaximilians大学·MarthaMerrow 土·植物に普遍的に存在する枯草菌Bacillus subtilisが体内時計を持つことを発見:光合成細菌に生物発光酵素を追加し、12時間ごとに光·暗闇にさらし、ytvA·KinCの2つの遺伝子の活性を観察→ytvAの活動が明暗サイクルと同期していること·両遺伝子が温度変化にも同期していること確認→非光合成細菌が時間の概念を持ち、体内時計のメカニズムを理解する手掛かりなる可能性)
体内時計→ep14(2)+197(5)+210(3)
444 01.07.2021
3-木製人工衛星
(京都大学·住友林業·土井隆雄 完全燃焼でき、再突入時に有害物質を放出しない木製の人工衛星の開発中→通常人工衛星が再突入時にアルミニウム粒子を生み出し、これが上層大気に浮遊し続け地球環境へ影響可能性 世界経済フォーラムによると、現在、地球の軌道上には人工衛星約6000個があり、そのうち60%が機能停止→米宇宙監視ネットワークによると宇宙ゴミ1㎝未満の破片1億2800万個以上・1-10㎝90万個・10㎝以上34000個)
宇宙ゴミ→ep58(4)+276(5)+299(5)+357(4)
441 12.10.2020
3-AI植物カウント
(Texs大学 米南西部のCreosote shrubクレオソートブッシュの個体数を初めてAIが調査:高解像度データを用い、モハーベ砂漠内の217キロ圏内で植物6600万本があり、そのうちCreosote shrub2300万本であると推定→AIは個体の特定だけでなく、生息地·高さ·緑化面積·土の年齢·傾斜角なども詳細に記録→東向きの斜面の個体は西向きの斜面よりも5倍生い茂り、傾斜の方向がCreosote shrubの体積を決定する要因と判明)
440 12.03.2020
1-ワニ尻尾再生
(アリゾナ州立大学 トカゲと同様に若いワニも尻尾を再生できることが判明:野生のアメリカアリゲーターの尻尾を分析→再生された尻尾はトカゲと同様に軟骨·血管·神経が絡み合う複雑な構造で、骨格筋の代わりに傷跡のような結合組織で構成→ワニ·恐竜·鳥の共通祖先が約2億5000万年前に分岐したが、鳥の再生能力がいつ失われたか·再生していた恐竜が存在したかについて新たな疑問が浮上)
3-人工知能AlphaFold
(Google DeepMind社 AI AlphaFoldが、アミノ酸配列を用いたタンパク質構造の予測に成功:2020年11月のCriticalAssesmentOfStructurePredictionタンパク質構造予測チャレンジで他のMicrosoft社・Tencent社など約100のチームを上回る成績を獲得→AlphaFoldは、アミノ酸配列からわずか数日でタンパク質構造を予測し、各予測の信頼性も提示可能→生物学·医学の分野において重要な進展となる可能性 DNA deoxyribonucleic acid:RNA ribonucleic acid転写されアミノ酸配列に翻訳後、機能的タンパク質構造を生成)
4-知的生命タイミング
(地球上での知的生命の進化に関する統計モデルの分析→知的生命の出現は通常、惑星の寿命よりも長い時間を要する可能性:自然発生·真核生物の発生·有性生殖の出現·言語と知性の出現といった生命の歴史における重大移行イベントの発生しやすさを評価→特定の移行イベントは何度も独立して発生する一方で、真核生物の発生など一度きりのイベントもあること判明→人間のような知的生命体の出現は極めて低い可能性があり、進化を加速させる偶然の出来事がない限り、短期間で発生することは困難)
439 11.26.2020
1-デート入門
(マッチングアプリBumble コロナウイルスパンデミック中の統計をもとに、2021年デート入門Dating101 in 2021公開→ユーザーのうちロックダウン中に真剣な交際相手を求める38%、一方で現状でのデートの見通しに不安を抱いている40%→Bumbleは、アプリ利用の効率的なタイミング·プロフィールの工夫により、マッチ率·デートの成功率を向上できるとアドバイス)
3-火星三連発
(Jackson州立大学・Cornell大学・Hawaii大学・NASA JPL jet propulsion laboratory 火星探査機Curiosityが火星のGaleクレーターで40億年前に発生した巨大な洪水の証拠を発見:検出した堆積物は、火星に小惑星の衝突があり、それによって氷が溶け、大規模な洪水が発生した可能性を示唆)
Curiosity→ep181(1)+334(3)
Flagship missions→ep47(6)+111(1)+181(1)+184(4)+192(6)+238(6)+261(4)+334(3)+389(3)+435(3)
火星の水→ep4(3)+181(1)+255(6)+265(6)+322(4)+431(4)
(Florida工科大学 火星の土を模倣した3つの異なる種類の土でレタス·Arabidopsis thalianaシロイヌナズナの栽培を実験→最初の2つの土はハワイ·モハベ砂漠の土から作成され、農作が可能→一方で火星で発見された化学成分を用いた合成的な第3の土では栽培失敗→映画TheMartianで描かれているように、火星の土を使用した農業は容易ではない可能性)
(Western大学 1か月にわたる火星でのストレス生活シミュレーションAMADEE-18が実施:被験者には自身·チームメートの正直さ·謙虚さ·情動性·外向性·オープンさ·感じの良さ·まじめさなど性格特性を評価→まじめさが最も望ましい特性とされ、義務を遵守し熱意をもって仕事に取り組むことが重視→一方でsocial loafingが最も望ましくない特性とされ、他者に負担をかけずに仕事を減らす傾向が不評)
性格特性→ep143(3)+281(5)
4-モノリス2020
(米野生生物当局·BretHutchings ユタ州南部の砂漠でBighorn sheepオオツノヒツジの数を確認中に、高さ4メートルの金属monolithを偶然発見→正確な所在地は明らかにされておらず、発見時の動画がネットに投稿→国有地に何かを設置することは違法。衛星画像では2015年時点で初めて確認)
436 11.05.2020
1-タコの吸盤
(ハーバード大学 タコの吸盤の上皮部分の細胞には非水溶性の分子を探知できる化学触覚受容体が存在すること判明→受容体は触れたものが何かを判断するためのセンサーとして機能し、触れた感触だけでなく表面の化学物質を味わうことで足が違いを判断できる可能性→触れたものによって細胞·神経システムに送る信号も変化)
3-ネアンデルタール戦
(NicholasLongrich 人間とネアンデルタール人はおよそ10万年にわたり、世界中で争いを繰り広げていた可能性:約60万年前、ヒトの祖先は2つの種に分かれ、アフリカに残ったグループともう一方がアジア·ヨーロッパへと移動し、後にネアンデルタール人に進化→ネアンデルタール人は大型動物を狩るための熟練した狩人であり、武器の使用·戦闘において高度な技術を持ち、頭部への打撃が効果的な殺傷手段であり、ネアンデルタール人·ホモサピエンスの骨には頭蓋骨の外傷確認→高度な狩猟採集技術·遠隔武器の使用により、ホモサピエンスがネアンデルタール人に打ち勝った可能性)
人類祖先→ep10(4)+43(4)+48(4)+104(5)+179(1)+195(2)+227(6)+268(6)+270(5)+352(2)+407(2)+408(3)
434 10.22.2020
1-アポカリプス菓子
(米 人気のTwinkiesは、大量の添加物で消費期限がないという都市伝説が広まっているが、進化生物学者のColinPurringtonが8年前のTwinkiesを実食→中のクリームが茶色く変色し、かたくなり、甘さがなく、腐った銀杏のにおいがしており、箱の中で最も変化していたものは、プラスチックを吸い込み、蜂の巣のようなミイラ状態に変化→Twitter上で写真を見つけたウェストバージニア大学菌類学チームが分析→封をする前に混入した菌がTwinkie内の空気を使い果たし、真空状態になり、成長が止まった可能性)
4-ナスカ猫
(ペルー·JhonnyIsla Nazca linesナスカの地上絵を見渡せるポイントへのルートを計画中、ナスカ砂漠の丘で、頭からしっぽまでが40mに及ぶ2000年前の猫の地上絵が発見→黒い岩·土の層を削り取って作られており、ユネスコ世界遺産であるナスカの地上絵の中で最も古い先史時代の可能性→急な斜面に位置しておりほとんど見えず、自然侵食の影響を受けやすいため、絵が消失する可能性→ペルー当局は、この地域への人の侵入を禁止しており、足跡が残ることで数百年-数千年にわたりダメージが進む可能性)
ナスカの地上絵→ep140(4)+368(4)
431 10.01.2020
1-羽なし翼竜
(ポーツマス大学 Pteranodonプテラノドンなどの翼竜には羽毛が生えていなかったこと判明:2018年の南京大学の研究では羽毛の痕跡があるとされていたが、実際は翼の膜の内部にある繊維組織であり、枝分かれしていたのは経年劣化の可能性→もし翼竜に羽毛があった場合、これは恐竜との共通の祖先の時代に羽毛が発生したことを示唆し、全ての恐竜が羽毛を持っていた可能性)
3-新生児の肌
(Washington州立大学 成人の皮膚が新生児のように自己修復できるようになる遺伝子スイッチ発見:発達中の皮膚に存在する遺伝子スイッチLef1を活性化→成体マウスでの皮膚治癒·新しい毛包の成長を促進できることを発見→怪我の治療·老化予防に応用される可能性)
430 09.24.2020
1-目的地のないフライト
(QantasAirways社 コロナウイルスパンデミックの影響で行けない旅行の代わりに、目的地のない7時間半のフライトScenicFlights景色の旅が、134席10分で過去最速で完売:B787ドリームライナーが使用され、シドニーを出発してグレートバリアリーフ·エアーズロック·ボンディビーチなどを低空で飛行→機内エンターテイメントの代わりにサプライズMCが登場する予定→チケットの価格は、ビジネスクラスが約28万円、プレミアムエコノミーが13万円、エコノミーが6万円で、エコノミークラスの中央席はソーシャルディスタンスのため空席)
4-捕食者回避行動
(InstituteOfMarineBiodiversityExploitationAndConservation 動物の警戒·硬直·逃避などの捕食者回避行動は、人間との接触後に急速に減少していること判明:動物102種について研究結果173個を分析→捕食者に対する反応がまず個体によって大きく変動し、その後、継続的な接触で急速に弱まること発見→この行動の変化は、人工的な環境での選択圧の低下と、それに続く飼いならされた動物の従順さによって引き起こされている可能性)
429 09.17.2020
1-金星クマムシ
(欧州南天天文台 金星の雲中にphosphineホスフィン発見→地球上で生命体の代謝/人工的生成によってのみ発生する物質。小さく凝縮された状態で存在し、非生物的生成の可能性を計算しても、観測されている量の1万分の1のみ→金星に生命体が存在する可能性 金星の雲は高温な地表に比べて適温であるが、硫酸で構成され、地球の同様な環境では生命体は未確認)
クマムシ→ep196(2)+274(6)+374(4)
2-クリスエヴァンス
(米 俳優ChrisEvansのInstagramで男性器が映る投稿ミス発生→ファンたちが迅速に対応し、関連性の高いハッシュタグと共にChrisEvansの顔写真·子犬の写真を多数投稿→スクリーンショットが検索結果に表示されないよう対策)
428 09.10.2020
3-ハエ叩き
(仏 男性がハエを追い払うために電気ハエたたきを使用し、ハエがガス漏れしている箇所に飛んだことで発生した点火により家が爆発→キッチンが破壊され、屋根も損傷→男性は手に軽い火傷を負いつつも無事)
427 09.03.2020
3-豚リンク
(Neuralink社·ElonMusk brain machine interfaceバージョン0.9のLinkを発表:直径23mm·厚さ8mmのディスク型で電極ワイヤー1024本を備え、ロボットを使って脳に移植可能→公開デモでは、Linkを装着した豚の歩行·脳内活動がリアルタイム表示→麻痺·失明·難聴·発作·不眠症·うつ病·依存症·脳卒中·脳の損傷·不安障害など、様々な症状に対処できる可能性→FDA food and drug administrationのブレークスルー承認を取得し、臨床試験が今年から始まる予定→ElonMuskはAIから人類を守る役割も期待)
Neuralink→ep259(6)+371(1)
BMI brain machine interface→ep16(6)+67(1)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)
420 07.09.2020
1-人間猫耳
(ザールラント大学 人間は、2500万年前に音の方向に耳を動かす能力が退化とされていたが、慣れない音を聞いた際に現代の人間も耳を動かす能力が備わっていることが判明:被験者の耳にセンサーを取り付け、耳介を動かすための筋肉への信号をモニター→音がした方向に耳介が動くことが確認→動きを録画し、コンピュータで拡大すると、実際に耳が上方向·後ろ方向にかすかに動いている様子が観察)
耳動かす→ep205(3)
2-エリマキ恐竜
(テキサス大学 映画JurassicParkで毒を吐くエリマキトカゲのように描かれていたDilophosaurusディロフォサウルスは、実際には全長6mで当時最大の陸上生物であり、トカゲよりも現代の鳥に近い外見を持っていたことが判明:Dilophosaurus:1億8300万年前、ジュラ紀初期の恐竜。強靭なアゴを持ち、頭のとさかから鼻腔にかけて、鳥と同様のエアポケットが存在していたこと発見)
419 07.02.2020
4-覚えにくい単語
(NIH国立健康研究所·WeizhenXie てんかん患者·健康なボランティアに対して、豚·タンク·ドアなど特定の単語が、猫·通り·階段といった単語よりも思い出しやすいことが判明:被験者に単語のペアを提示し、数秒後に片方の単語を尋ねる形で実施→特定の単語が他の単語よりも7倍高い確率で思い出されること発見→意味の類似性を考慮に入れたコンピュータモデルは単語の覚えやすさを正確に予測可能→人の記憶がニューラルネットワークに接続され、検索エンジンが情報を追跡するのと同様に、脳がこれらの記憶を検索するというアイデアを裏付け)
418 06.25.2020
1-悲観日本
(McKinsey社 コロナウイルスパンデミック下での感情の動きを世界12カ国調査→店舗再開など一部のポジティブな要素があるものの、総合的な楽観度は低下→特に日本が最も悲観的であることが判明→日本では今後4ヶ月以上は日常生活に変化を強いられると回答した人が90%で最も多く、次いで韓85%·独78%·中国30%→一方で、今後4ヶ月以上自分の経済状況が影響を受けると答えたのは日本が10%で最も低く、中国が30%で最多 収入低下の割合では、日本·独が3割で最も低く、ブラジル·南アフリカ·印では7割以上)
3-遺伝編集治癒
(CRISPRTherapeutics社・Vertex社 ゲノム編集技術CRISPR Cas9 clustered regularly interspaced short palindromic repeats−associated protein 9を用いた治験において、遺伝性疾患のベータサラセミア患者2名と鎌状赤血球症患者1名の治験が成功→コロナウイルスパンデミックの影響で一時中断し、現在は再開:各患者の骨髄幹細胞を編集→抗がん剤で残りの骨髄細胞を除去した後、編集済みの幹細胞を体内に再注入)
CRISPRCas9 clustered regularly interspaced short palindromic repeats−associated protein 9 →ep250(4)+263(4)+269(3)+362(6)
416 06.11.2020
1-ハリウッド再開
(米 コロナウイルスパンデミックによる映画制作中断の後、カリフォルニア州が2020年6月12日より撮影再開を許可→映画製作会社・俳優組合のタスクフォースが22ページのガイドラインを発表→検査·無料のマスク·シールドの提供·頻繁な手洗い·機材·小道具の消毒などが指導。スタジオ撮影では観客なし。オーディションはガラス越し。会議はリモート。医療知識のあるコンプライアンスオフィサーの常駐。密着シーンでは書き直し/カット/CG利用が指示→ラブシーンについて話題)
4-透明人間細胞
(UCSanDiego・浜松Photonics・米国防総省 透明な人間の細胞の作成に成功:Doryteuthis opalescens squidカリフォルニアヤリイカの外套膜の能力からヒントを得て、タンパク質reflectinを発現する遺伝子を操作し、光を分散させる独特な性質を人の胚性腎臓細胞に導入成功→細胞をガラスプレートで挟み、塩化ナトリウムを追加すると、高濃度の塩化ナトリウムで細胞の不透明度が上がり、光学特性がコントロール可能)
415 06.04.2020
4-死海文書DNA
(TelAviv大学 ヘブライ語で書かれた最古の聖書写本DeadSeaScrolls死海文書のDNA deoxyribonucleic acid分析→断片26つのうち、牛の皮2つで、他は羊の皮でできていること判明→似たDNAを持つ羊の断片同士は同じ文書の可能性が高く、クムラン写字法に属する断片8つのうち7つ同じ地域で作られた可能性。エレミヤ書の断片分析では、元の文書が羊バージョン·牛バージョンで存在し、牛の破片は他の場所で作られた可能性)
413 05.21.2020
1-空気清浄コロナ
(米地球物理学連合 コロナウイルスに伴うロックダウン·経済活動の低下により、世界各国で昨年と比較して空気中の二酸化窒素が大幅に減少→中国40%、米·西欧州20-38%減少。武漢ではロックダウン後に平均60%減少し、PM particulate matter2.5も35%減少→これにより、大気汚染が1990年代以来初めて大幅に改善 二酸化窒素:自動車・飛行機・発電所・工場から排出→呼吸器系に悪影響)
3-DMTエルフ
(JohnsHopkins大学 DMT dimethyltryptamineを摂取したことのある人をFacebook·Reddit·薬物関連のオンライン掲示板上で募集し、2561人を対象に調査→エイリアン·その他の存在からメッセージを受け取る69%で、接触相手は、存在60%・ガイド43%・精神39%・ヘルパー34%などと回答。DMTを摂取する前に無神論者であった人の半分以上が、摂取後に無神論者ではなくなったと回答 DMT:植物·動物の体内で自然に発生する化学物質で、アマゾンの部族の儀式ではDMT含むayahuascaアヤワスカを摂取)
DMT dimethyltryptamine→ep318(3)+369(5)
4-巨大カンガルー
(古代豪州の人類が6万年−4万年前に、巨大オオトカゲ·大型ウォンバット·カンガルーなどの体重44kg以上大型動物megafaunaと共存していた可能性 megafauna:4万年前の更新世末期に永久凍土Tundraが消失するとともにユーラシア大陸・北米大陸・豪州
大陸で絶滅→原因として気候変動・人間狩猟・病気・隕石衝突→今回は気候変動·火災の増加により、絶滅した可能性が示唆)
412 05.14.2020
1-スピノサウルス
(NizarIbrahim Spinosaurusスピノサウルスはこれまで陸で生活していたと考えられていたが、最新の研究によりモロッコで初めて発見された尻尾の化石が、ワニのように縦に平たい構造を持っていたこと発見→半水生の恐竜である可能性を初確認 2014年NizarIbrahimはコンピュータモデルを用いた研究でSpinosaurusが泳げた可能性を提唱→今回の発見でこの仮説が更に裏付けられた可能性)
2-映画館激怒
(米映画館チェーンAMC 今後ユニバーサル作品は上映しないとの声明が話題:コロナウイルスの影響で映画館が休業中に、UniversalPicturesが新作映画Trollの続編をデジタル配信し成功→映画館よりもスタジオの取り分が多くなったことから、UniversalPicturesCEOがコロナウイルスが収束した後も映画館とデジタルで同時配信する可能性を示唆→映画館チェーン·映画館組合が反発)
410 04.30.2020
2-コロナ需要
(Criteo社 世界20カ国·小売業界15000·消費者20億人·製品カテゴリー600個のデータを元に消費動向調査→コロナウイルスの影響でホーム用品·電子機器·スポーツ用品·お酒·お菓子·おもちゃなどの売り上げが急増→特に米では、パソコンモニター·ビデオゲーム·庭用の家具·キックボード·エクササイズバンド·ペットのグルーミング用品など、様々な商品が急激に売れている傾向)
409 04.23.2020
2-トナカイの仕事
(ハンブルク大学 地球温暖化による北極地方の永久凍土Tundraの急激な溶解が進み、閉じ込められていた温室効果ガスが大気中に放出→Tundraの温度が摂氏4度上昇し、2100年までに半分が溶けると予測→Tundraに馬·バイソン·トナカイなど動物の群れが戻ってくるシミュレーション→Tundraの温度上昇1.5度に抑制し、80%を今世紀末まで保護できる可能性→平均5頭/平方kmのトナカイが生息している状態から、15頭に増えるだけで永久凍土の70%が守られる可能性→一方で、Tundraの広大な面積に対する課題も考慮され、今後は生物学者との協力により動物たちの繁殖·広がり方について調査予定)
4-個の定義
(JessicaFlack 新しい生物学上の個のモデルが提示→個は遺伝情報·環境依存度に基づいて、生命体タイプ·サンゴなど環境に足場を置く入植者タイプ·渦巻きなど環境に足場を置くタイプの3つに分類→個は一時的な不確実性の減少であり、その存在は戦略的な情報伝達の手段)
408 04.16.2020
2-仲良しフラミンゴ
(エクセター大学 フラミンゴは仲良しグループを形成し、その中で大半の時間を過ごすことが判明:WWTスリムブリッジ湿地センターでの調査では、フラミンゴ350羽の4つの種類をモニター→すべての個体が単独よりも仲良しグループと過ごす時間が長いこと確認→グループメンバーは数年にわたり一緒に過ごし、足の健康状態が変化しても変わらず一緒に行動→一部の個体は異なるグループを渡り歩く超社交的な傾向→動物園でのフラミンゴの管理において、仲良しグループを離れないように留意すべきと呼びかけ)
3-猿のイカダ旅
(SouthernCalifornia大学·ErikSeiffert アマゾンで見つかった猿の歯4本の化石から、約3400万年前に複数の古代の霊長類が大西洋を横断し、アフリカから米大陸に移動していたこと判明→Ucayalipithecus perditaと名付けられた新発見の霊長類の歯はアフリカの絶滅種Talahpithecusのものに似ており、プレートテクトニクス·大陸移動説では説明が難しいため、自然のイカダによる移動が有力視→大西洋横断を達成したのはNew world monkey・Caviomorphsに続く3番目の哺乳類)
人類祖先→ep10(4)+43(4)+48(4)+104(5)+179(1)+195(2)+227(6)+268(6)+270(5)+352(2)+407(2)
407 04.09.2020
3-5G放火
(英 5Gの電波が免疫機能を低下させ、新型コロナウイルスにかかりやすくなるとの誤った情報が拡散し、KeriHilson·AmirKhan·WoodyHarrelsonなど有名人もツイート→5G電波塔20箇所以上が放火される被害が発生→Facebook社·Twitter社·YouTubeなどのプラットフォームは英TrustedNewsInitiativeと協力してデマの拡散を抑制する対策を実施)
406 04.02.2020
1-男女寿命
(バース大学・リヨン第一大学 野生哺乳類101種類のうち6割以上の種において、メスの平均寿命がオスより18%長い傾向→環境条件と性別による繁殖コストの相互作用が影響している可能性 ライオンの場合、メスは共同で生活することが多く、サポートシステムが寿命を伸ばす可能性 哺乳類のオスが子育てに参加する場合、子育てコストが減少していることも確認 人間の寿命:女性の方が男性より7.8%長い傾向)
4-コロナ重症化予測AI
(NY大学·中国温州病院 筋肉の痛み·ヘモグロビン·アラニンアミノトランスフェラーゼの値に基づき、最大精度80%でコロナウイルスの重症化を予測できるAIモデルを開発→年齢·性別·発熱·免疫反応などは、急性呼吸窮迫症候群の予測には効果なし→人工呼吸器などリソースの効率的な割り当てが可能性 世界中で感染者93万2000人以上、死亡者47000人以上)
405 03.26.2020
3-オリンピック延期
(東京五輪組織委員会 コロナウイルス感染拡大に伴い、名称は東京2020のまま、2021年に東京五輪を延期することを発表→安倍晋三首相はIOC international olympic committeeのThomasBach会長に1年程度の延期提案し、同意を得たと発表 小池百合子都知事は週末の不要不急の外出自粛を呼びかけ、感染拡大で首都封鎖も検討する可能性を示唆 世界では190カ国以上で感染者43万5000人以上が確認され、死者19600人以上)
東京五輪→ep22(1)+262(1)+371(5)
404 03.19.2020
1-武漢作戦
(中国 武漢在住作家WangXiuyingが、武漢でのパンデミックによる隔離生活を詳細に綴ったエッセイがLondonReviewOfBooksのサイトに掲載→武漢の子供たちが休校中に使用しているAlibaba社アプリDingTalkに関する話が話題:DingTalkに対する一つ星の評価が増えれば増えるほど、AppStoreからアプリが削除されるという噂が拡散→一晩で1万件以上の1つ星がつき、アプリの評価が星4.9から1.4に急落→DingTalkはこの状況に対しオンライン上でコメント·動画を通じて呼びかけ)
4-ダーウィン仮説
(LauraVanHolstein氏 哺乳類分類学のデータベースWilsonAndReederMammalSpeiciesOfTheWorld分析→進化的多様化は生物の種と亜種の両方の血統に相関があり、種分化は地上性哺乳動物において物理的障壁·環境的異質性によってより顕著に発生するというCharlesDarwinの仮説が裏付けられたと確認→未来の進化に人間の活動がどのような影響を与えるかを予測する上で進化モデルの有用性を強調→動物の亜種は無視されがちだが、長期的にはそれが未来の進化の中心的要素の可能性)
402 03.05.2020
1-絶対に休めないあなた
(テキサス大学 socially appropriate sickness社会的に適切とされる病気の表現方法に関する調査→自分の具合が悪い時の表現は性別·年収·文化的価値観に影響を受けていることを発見:風邪·インフルエンザにかかった経験がある被験者1259人にアンケートを実施→自身の具合を他人に表現するのは、世帯年収が中央値以下の人·痛みに強いと自負している人·うつ病の症状を持つ人·家族との絆が強い男性により強い傾向)
401 02.27.2020
1-ニセ論文工場
(微生物学者/リサーチインテグリティコンサルタントElisabethBik 2016-2020年にかけて発表された科学論文400件以上がニセモノである可能性が高いとTwitter上で指摘→中国の大学·病院で働く医師によるもので、特に山東省の機関が半数以上。論文はwestern blottingの画像が同一であるなど、捏造·不正行為が散見され、書き方から画像まで極めて類似しており、ペーパーミル論文工場による代理で作成された可能性。特定の学会誌からの発表で査読済み→今後も多数の問題論文が発覚する可能性)
3-黒点クジラ
(JesseGranger 1985−2018年の31年間のGray whaleコククジラの座礁データを分析→太陽の活動が活発な日にクジラの座礁が増加していることが判明:従来説では太陽嵐による地球の磁場の変動が原因と考えられていたが、新たな研究では太陽電波周波数の影響が座礁の主因である可能性→周波数の雑音がクジラの感覚器官を妨害し、クジラが迷子になる可能性 毎年動物2000以上が座礁し、1918年にはPilot whaleゴンドウクジラ1000匹がチャタム島に座礁し、最大記録)
太陽風→ep110(1)+255(6)+265(6)+281(6)