サニーバンクでやりたいこと | 商品開発(1)
「サニーバンク」は現在は「障害者専門クラウドソーシングサービス」という名のもと、お仕事を紹介するサービスとして稼働しています。
まだ仕事も全員に行き渡るほどの量も無いですし、標準化したサービスも少ないのですが、これからもっともっと増やして、多くの方の「働きたい」に応えていきたいと思っています。
今日はそのちょっと先のお話です。
最近はじめたリサーチ事業について
最近、アンケートや新商品開発、グループインタビューなどといったリサーチ事業を開始いたしました。
これにより、企業が開発している福祉器具だけでなく、一般向けに開発したものも障害者が問題なく使えるか、どうやったらもっと使いやすくなるか、といった視点であらゆる障害者の方に使ってもらって商品開発のサポートをおこなうことができるようになりました。
まだ母集団が少ないため、統計としての信頼性はこれからといった部分はありますが、有用なコメントも沢山いただいており、レポートとしてはかなり「使えるもの」になっていると思います。
<宣伝>企業の方、是非商品開発の一助として、サニーバンク・リサーチをご利用ください</宣伝>
ユーザビリティテストなども実施しています。
サニーバンクのユーザビリティテスト
アンケートなども随時受け付けています。以下は一例です。
【サニーバンク会員アンケート報告】SNSについてのアンケート
具体的にやりたいこと
一例ですが、まずは5年前に開発され話題を呼んだ下記製品を見ていただきたいです。
スタビライザー内蔵スプーンです。リフトウェアという製品です。パーキンソン病の方などに有効です。
このページの中盤にあるステファニーさんの動画を見ていただきたいです。
彼女の笑顔だけで十分じゃないですか?
こういう笑顔がもっと見たいのです。
そのためには障害者の困りごととエンジニアをもっと近づけたいと思っています。
現在は近くないので開発という視点まで達してないことの方が多いです。また、エンジニアが勝手に想像しても「よかれと思って」な製品になってしまいます。そうならないように、困りごとを先に正しく伝えることで、その困りごとを困らなくするという発想をエンジニアが持てるようになります。
もしかしたら多くの人が困っていることが既にある技術で一瞬で安価に解決するかもしれません。
そのために、困りごとデータベースを作って、それをエンジニアと共有し、新商品開発のスピードを上げていければと思っています。
まずはデータベースに価値があるようにするために、会員数を増やしたいです。そのためにはスタートに戻ってしまいますが、サニーバンクの会員の皆様にちゃんと仕事が行き渡り、クラウドソーシングサービスとしてしっかりと立ち上がる必要があります。
まとめ
やりたいことは本当に沢山あります。
そのためには会員数を増やす必要があります。
会員数を増やすためには仕事をたくさん用意する必要があります。
ということで、
企業のみなさん、何卒よろしくお願いいたします。
ご意見もどしどしお待ちいたしております。
というところで、今回はここまで。