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2021/11/24(Wed)

8歳の娘は英語幼児園に
通っていたので、
英語の発音が良い。
急に流暢な英語で、

「September
 セプテンバー
 November
 ノーベンバー
 December
 ディッセンバー」

と言い出した。
「あれ?ひとつ足りないね〜」
とわたしが言うと、娘は
「あっ!そうだった!!」

「ニシセンバ〜!!」

#何月ですか
#なんで

お店からのお知らせ


👨‍🍳 料理教室
生徒さん募集中❗️❗️

・次回11月28日(日)
 10:30~ / 5500円(税込)

〜・〜・〜・〜

来年度の生徒さんも
随時募集中❗️❗️❗️

・定期料理教室
【 初級編 / 全12回講座 】
 毎月第2日曜日

・定期料理教室
【上級編 / 全12回講座 】
 毎月第3日曜日

・単発料理教室
 毎月第4日曜日

〜・〜・〜・〜

自家製
スパークリングワイン
売れてます❗️❗️

現在【 残り32本🍾 】

〜・〜・〜・〜

👨‍🌾畑、一緒に行きませんか?

11月29日(月)
10:30頃お店集合

有名な「うな亭」さんの
鰻弁当付き🍱


「月」

日本は、その昔
月の満ち欠けが1ヶ月の
太陰暦だった。

明治維新後、明治5年まで。
太陽暦に変わる。
西洋に倣え、物質社会の幕開け。

15夜お月さま。

今は満月が15日じゃ無いから、
もう言わなくなった。
精神性も失われていった。

太陽は陽で、
月が隠。
物質と精神。

太陽はその光で物質を照らす。
人々は目に見える物、
目に見える豊かさだけを信じて
追い求めてきた。

太陽、物質。見えるもの。

お金。
車。
肩書き。
家。
有名大学。
ブランド。
血統。

月は太陽の光を受けて、
ようやく見ることができる。
太陽、月、地球で並ぶと
新月(見えなくなる)、
太陽、地球、月で並ぶと
満月となる。
月は自ら光ることはない。
しかし満月になると潮は満ち、
人体に影響を及ぼす。
出産や、死に繋がったりする。

月、精神。見えないもの。

波動。
前世。
オーラ。
言霊。
神様。
霊。
虫の知らせ。
守護霊さん。
直感。
心。

昔の飲食店は、
太陰暦1日と15日、
賄いは赤飯や小豆が出たと言う。
昔の日本人は知っていた。
月の満ち欠けが
人体に及ぼす影響を。

その日にデトックス効果の高い
小豆を食し体調を整える。
働いてくれている社員さんや
従業員さんの体調を整えるため
小豆を炊いたいう。

あなたのお「陰」で。
みんなのお「陰」様で。

わたしは、娘が3歳の時、
とても不思議な体験をした。
とても綺麗な月明かりの日、
少しだけ喋り始めた娘が、

「綺麗な月ね。」

と、遠い瞳で、
月を見ながらわたしに言った。

それはどことなく、
大人びていて、子供のそれとは
どこか違っていた。
わたしは
「なんて?」「なんて?」
とアホみたいに、
娘に聞いたのだが
笑顔の娘は何も言わなかった。

前世とか、
生まれ変わりとか、
そんな事は
わたしには分からない。
だけど人間には、
目には見えない
精神性を与えられた。
先人達が、
何故かは知らないが、
新月と満月に小豆を炊いた。
月のエネルギーという、
目には見えないものの
力を借りて我々は
「今」共に生きている。

それは元々、我々に備わった
能力なのかもしれない。
時代は、テクノロジーという
物質社会のその先へ我々を誘う。
管理社会という、画一された
未来へ我々を洗脳する。

それは進化なのか?
それとも退化なのか?
どっちだ。

わたしは、
目には見えないものも信じる。

英語教師だった夏目漱石は、
[ I love you ]の訳を
[ 月が綺麗だ ]と訳した。

全てはお陰さまなのである。

「ニシセンバ〜」と言って、
ケタケタ笑う娘にわたしは言う。
あの時、言えなかった言葉を…

「あいしてる」

上田慎一郎

デトックス効果の高い
[小豆昆布]のレシピ教えます。
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創作料理とワインのお店 上田慎一郎
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