【神社仏閣】上御霊神社(かみごりょうじんじゃ):京都府京都市上京区
▶賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)
正式名:御靈神社
通称 :上御霊神社
主祭神:崇道天皇、他戸親王、井上大皇后、藤原大夫人、橘大夫、文大夫、火雷神、吉備大臣
住所・地図:〒602-0896 京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495
▶由緒・歴史
上御霊神社という通称は下御霊神社に対応するもので、現在は宗教法人としての正式名を「御靈神社」としています。
(なお、御霊神社という名前の神社は、日本各地に存在します。 その祭神・性格は様々で、御霊信仰に基づきある人物の御霊・怨霊を鎮めるために創建されたもの、5柱の神(五霊)を祀る(祀っていた)もの、祖神・先祖の霊を「御霊」として祀るものなどがあります。)
上御霊神社は、桓武天皇の時代、各地で疫病が流行していた。これは御霊の祟りであるとして、延暦13年(794年)5月、桓武天皇の弟の崇道天皇(早良親王)の御霊をこの地に祀ったのが始めだとされています。
貞観5年(863年)には御霊会が催され、崇道天皇(早良親王)、伊予親王、藤原夫人、観察使、橘大夫、文大夫の六所御霊が慰霊されたとされています。後年には祭神が変わり、火雷神と吉備大臣が追加されました。
室町時代には正一位の神階を授けられ、応仁の乱の前哨戦となった「上御霊神社の戦い」が行われたことから、「応仁の乱発祥の地」とされています。
▶境内
●鳥居と社標
●楼門(西門)と狛犬
●拝殿
●本殿
以上です。