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kakukakubooks
読書歴〜三冊目〜
今回の本は、佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」という本だ。
佐藤氏の今までの人生を振り返り、時代の流れの移り変わりや考え方の変化など、エピソードとともに振り返っている。
私が個人的面白いと感じたエピソードが「思い出のドロボー」の話。
いつの時代もこういう人がいるのだと思ったのと同時にドロボーというのはうまく人を信用させてしまうものなんだなと感心した。
(作中には佐藤氏の不用心さについても書いていたが。)
正直、私は長生きしたいとは思っておらず、何なら今死んでも後悔はないくらいなのだが、日本では安楽死は認められておらず、今すぐ死ぬには自殺するしかない。
寿命がわかればいいがそうはいかないのがこの世の中だ。
九十歳まで生きなければならないなんて私だったら地獄だろう。
エピソードごとにわけられているので、テレビドラマでいう一話完結型。
ストーリー性の長い話が苦手な人には読みやすいかもしれない。
もし気になった方がいたら読んでみてほしい。