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6月を振り返る

無職生活はつづく

『5月を振り返る』という記事に、「6月に入ったら仕事が始まる」と書いたのだけど、始まらなかった。
仕事を始めるための手続きに想像以上に時間がかかっていて、結局今月も私は無職だった。

お金がない。あるけど、どんどんなくなっていく。怖い。お金が欲しい。
そうは思っても、お金を使わない生活はそれはそれでストレスが溜まってしまうので、結構普通に使っている。
お金がない。働きたい。



圧倒的体調不良

今月は圧倒的に、体調の悪い日が多かった。
原因はふたつ。

ひとつは、仕事が始まらないこと。
お金は節約しなくちゃならないし、休んでいる期間が長すぎてもうやることがない。
1日をどう過ごしたらいいか分からなくなってしまうあまり、ベッドの上でだらだらと過ごすことを選ぶ日が増えてしまった。
人間は1日中横になっていると、また身だしなみを整えずに過ごしていると、どんどんとネガティブ思考になっていくことが、この1か月でよく分かった。
なるべく毎日長い時間、縦になっていたいし、朝のうちに起き上がって洗顔を済ませたいものだ。
今後は必ず、と今の時点で言いきれないのが私。
理想はまだまだ遠いね。

もうひとつは、空白の時間が多すぎるために、考える時間が長くなってしまったこと。
その日みた悪夢、頭の中に巡っていること、そういうところから芋づる式に、どんどんと考えごとが膨らんでしまう。
長く考えれば考えるほど、悪い方に行くと分かっているのに辞められない。
せっかくジャーナリングする習慣をつけているのに、そういう負のループに入った時ほど机に向かうことができない。

月の半分ほど体調が悪く、結局それがなくなるのをただ待つことしかできなかった。

心が谷底に落ちていってしまうきっかけはある程度分かっているのだから、予防する努力をするためのアンテナと、そのエネルギーを常に持っておきたい。
そして落ちてしまった時に、自分で自分を助けられる術を、まだまだ学ぶ必要がある。



雨のこと

梅雨に入り、曇りや雨の日が増えた。
気付けば、曇りの日はお決まりで心が不安定になっていたのが、そういうことはほとんどなくなっている。
雨の日を愛せるように、とまでいかなくとも、雨の日もご機嫌でいたいというのが今の私のささやかな目標。
雨が降っていようがいなかろうが外に出ることは私には少し難しいらしく、だったら雨の日は少し特別な過ごし方をしよう、と思いついた。

窓を開け、カーテンは閉め、部屋の灯りを消して、好きなお菓子をお供に映画を観る。
ジャズをBGMに、雑誌や小説を読む。
そんな過ごし方をしてみたら、小学生の頃、雨の日はいつもついていない教室のテレビがついていて、机や椅子の木の匂いが漂っているような、“雨の日の特別感”が感じられて、とても心地よかった。
こんなふうに、少しずつ雨の日を心地よく感じられるようになったらいいなと思う。


お気に入りの本

今年に入り、読書が完全な趣味になったことが嬉しい。
今は、最近本屋で偶然目に入った本をゆっくりと読み進めている。

私のために書かれた本ですよね!と言わんばかりのタイトルについ惹かれてしまった。
禅語について書かれた本で、考え方がどれも興味深く、読んでいて心が落ち着く。

こうやってお気に入りの本に出会って、本を味方にできたらと思う。



生活の愛おしさ

生活が嫌になる日や瞬間が何度も訪れる。
でもその一方で、生活を愛おしく思える自分に気付くことが少しずつ増えている。

美味しいものを食べること、自然に癒されること、花瓶に花を飾ること、行きたいところに車を走らせること、部屋を綺麗に保つこと、ときめいたものを手に入れること。

毎日特別でなくていいから、時々ある特別な日を楽しみにしながら、大切にしながら、何でもない日々をいつも愛おしく思えたら、と思う。
でも、愛おしく思えない自分を恐れないでいたいね。

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