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私が私を大切にできるとき
私は、自分を大切にできない時間が圧倒的に長い。
そうなった原因と思われる事柄はいくつかあって、もう十分振り返ってきたからここには書かない。
最近読んでいる本『セルフケアの道具箱』の第1章では、苦しい時、生きるのがやっとという時に“とりあえず落ち着く"ための10個のワークが書かれている。
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それを読んで実践してみた時、“自分って大切なんだ”“自分のことをもっと大事にして良いんだ”という感じがした。
率直にそう思ったのは、自分を大切に思う気持ちが私には足りなかったからなのだと思う。
この本を通して自分を大切にすることができたからか、私にも、自分を大切にできている“瞬間”は日常のところどころにあると、気付くことができた。
時間や心に余裕がないとつい忘れてしまうことだけれど、ここに記して時折見返すことで、自分を大切にする心をまた思い出せるのではないか、そう思う。
自分を責める言葉を使わない
疲れて余裕がなくなってくると、つい自分を責めるような言葉が頭に浮かんだり、SNSに投稿したりしてしまう。
それと、他人に思われる(言われる)前に、言葉を使って自分で自分を傷付けてしまう癖がある。
何かで目にした、“自分いじめ”に当たるのだと思う。
同じ事象を相手にしていても、心に余裕がある時とない時では、自分にかける言葉が変わってくる。
まずは、自分を責める言葉を使ってしまう自分を受け入れて、許して、癒してあげられるようになりたい。
そして少しずつ、自分に優しい言葉をかけてあげられるようになりたい。
温かい飲み物を用意する
自分を大切にできないとき、温かい飲み物を用意することさえもおざなりにしてしまう。
毎朝飲むはずのココアを、冷めてしまったぬるいお湯で作って飲んだり、そもそも用意すらしなかったり。
お菓子と一緒に温かい飲み物を…という気持ちさえなくなってしまったり。
反対に自分を大切にできているときは、温かい飲み物を、両手で大切にコップを持ちながら、味わいながら、飲むことができる。
そんな時間をいつも大事にできたら、自分のことももっと大切にできる気がする。
慎重にお金を使う・自分のお金で買ったものを大切にする
お金を大切に使うこと、ものを大切にすることは、自分を大切にすることに繋がると思う。
スマホを見ていると出てくる広告とかにつられて、衝動買いをしてしまうことがとても多かった私は、昨年、貯金が底をついて初めて(遅い)、欲しいと思ったら本当に必要か考えてから買う、ということができるようになった。
すると不思議と、自分をとっても大切にできている感覚になった。
新しくものを買うことが減って、断捨離が得意(衝動買い×断捨離好きはかなり問題)なので持っているものの数自体も減ったことで、ものを大切にしようという意識も生まれるようになった。
これからもずっと、長く愛せるものを丁寧に買いたい。
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丁寧にスキンケアをする
肌がとっても荒れやすいのに、心に余裕がなくなるとスキンケアも平気で疎かにしてしまう。
私にとって丁寧なスキンケアというのは、高価なものを使うとかではなく、自分に合うものをきちんと使うこと、時間をかけて肌に染み込ませること。
なんか最近自分を大切にできていない!と感じる時には、手っ取り早くスキンケアに時間をかけようと思う。
3食きちんと食べる
自分を大切にできない時ほど、どこまでも眠って、酷い時は朝食も昼食も省いて夕方頃にやっと布団から出ることができる。
でもやっぱり、朝食を食べるってのは体が温まるし、頭が冴えて生活にメリハリができる。
朝食を食べれば必然的に昼食も食べるし、そうすると体に栄養が行き渡って、生きてる感じがして、自分を大切にするためのエネルギーだって湧く。
小学生で習う、「朝食をしっかり食べよう」は、やっぱり大事なんだなあ。
カフェで過ごす時間
私はどこよりもカフェという場所が好き。
絶対ここ!というこだわりは特になくて、“カフェ”という空間、人々が作り出す雰囲気、甘くほろ苦い香り、心地良い音楽、そういうのが好きなのだと思う。
誰かと一緒に行くのも楽しいけれど、やっぱり私は一人でカフェに出向いて、書き物をしたり、読書をしたりするのが心地良い。
一人の時間というのは自分のためだけにあって、その自分に甘いものを、そして好きな過ごし方ができるのだから、分かりやすく自分を大切にできる。
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自分を大切にするってなんだっけ、と思った時、ここに戻ってきて思い出せるといいな。
そして大切にできないとき、大切にできない自分を責めるのではなくて、大切にできないくらい疲れてしまっていること、余裕がないことに気付いて、まずはその自分を受け入れて、許して、癒してあげて、大切にできた時に、うんと褒めてあげられたらいい。