頭の中は「食べること」でいっぱい!by谷あおい
こんにちは!あおいです。
気がつけば古本市メンバーをはじめ、色んな人から食いしん坊認定をされていますが、、、否定はしません。暮らしの中での「食」の優先順位はかなり高く、食べることが大好きです。
そこで、今回は「食」について、これまでの思い出と、最近気がついたことの呟きです。
〇食への執着心
今でこそ、なんでも食べられるようになったけど、子どもの頃は好き嫌いが多く、特に野菜はトマトときゅうりしか食べられなかった。「これは食べられる。これは絶対残す。」と判断するために毎日、教室に掲示された給食の献立表を見ていた記憶がある。
ちなみに、子どもの頃は味覚が繊細で、大人になってだんだん鈍感になってくるから食べられるものが増えるらしく、いわば老化なわけだが、年をとるごとに少しずつ食べられるものは増えていった。
食への愛(?)が爆発したのは大学生3年生のころ。
アルバイト先の賄いが季節の野菜をふんだんに使った贅沢な賄いで、苦手だなと思っていたものも、賄いで作ってもらったものを残すわけにはいかない…と食べてみたところ、苦手だったはずなのに全部美味しくて、そこから「食べること最高~!」と、同時に食欲も爆発。
大学3、4年生の頃には、時間があれば高知県内の美味しいものを求めて西へ東へ、自転車、電車、歩いて。ひたすら美味しいものを求めて出かけていた。もはや食への執着である。
一日3食食べると、1年で1095回の食事。人生であと50年生きるとして、54,750食。死ぬまでにどれだけ美味しいものを食べるかをひたすら考えていた学生時代だった。エンゲル係数高かったと思う。
今は食への愛や食欲は人並みだと、自分では思っている。
〇食で自分のご機嫌を知り、食で自分のご機嫌をとる
最近、その時々の食の嗜好や食に関わる思考で、自分のご機嫌を客観的に判断できることに気がついた。
例えば、揚げものとか、ちょっと量をたくさん食べたい(食べられる)時はイケイケの気分。あっさりしたものが食べたい時はちょっと疲れている。
ご飯を作りたいなという時は絶好調でエネルギーあり。ご飯作りたくない、スーパーのお惣菜でもいいからぱっと済ませたいという時は睡眠不足で疲労が溜まりかけ。みたいな感じ。
あとは、ちょっと落ち込んだり気分が上がらない時は、甘いものを頬張る。裏に書いてあるカロリーを見て目が飛び出そうになることもあるけど、これで自分の機嫌がいい方向に向くなら、今度筋トレするか、走るかして取り戻すからいいか~と気にせず食べる。
何年か前はストレスが貯まりすぎると、ファミリーパックのアルフォートを一日で一袋、一人で食べてしまうみたいなこともあったけど、今はストレスとのお付き合いが上手くできるようになったのか、それとも甘いものを沢山食べられない胃袋になってきたのか、そんなことはなくなった。
気分の上がり下がりが激しく、もう少し自分で感情をコントロールしたいなと思うが、食によって少し客観的に自分の気分を知ることができるようになったここ最近である。
毎日3食も食べるのだから、食について考える時間が多いのは自然なことなのか、と思いつつも、やはり私は常に食べることを考えている。
食べることが好きなので、食に関する小説もついつい手に取りがちで、森下典子さんの『いとしいたべもの』や原田ひ香さんの『ランチ酒』はおすすめ。
口にするものが自分の一部になり、エネルギーになり、それで毎日過ごしていて、仕事も食に関することで、やっぱり私の頭の中はこれからも食で占められると思います。
今回はこの辺で。食についてまだまだ考えていることはあるので、またどこかで書きたいな。
2024.02.19 あおい
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