ディスカッションで気づけば頑固者になっていた話。
こんにちは!3年金子です!!
最近天気が良くて気持ちがいいですね~!
夏が大好きな男なので、夏が近い気がしてわくわくします!!
(でも梅雨の時期はジメジメしてて一番嫌いです😢)
さて、今日のテーマは、ディスカッションにおける、”変化を楽しむ”ことについてです。
というのも、最近のゼミの中での話し合いの中で雰囲気が悪くなる場面がありまして、、、
そのことについて何が問題だったのか、これからどうしていけば同じことを繰り返さないかをとことん話し合いました。
僕にとってそこでの学び、気づきがあまりにも多かったので、noteという形で整理できればいいなと思いました。
今回の学びも、当たり前っちゃ当たり前ですが、大事なことだなあと思います。最後までお付き合いください!
3年のミーティングにて
最近のゼミでは、いよいよ研究を始めるにあたって、研究班編成をしていました。
そこで3年で編成についてディスカッションをしていた時のことです。
今年度から月ごとにコアチームを結成し、そのメンバーを中心にゼミ運営をしていくことになっていたのですが、今月は僕を含む3年生3人を中心にゼミを運営していました。
研究班編成にあたっては、そのコアチームである程度班編成をし、それを3年に共有、承認を得るような流れで進めていこうとしていました。
コアチームで話し合いを数回重ね、”これで行こう!”という納得の班編成ができたのですが、、、
3年mtgにそれを持って行ったところ、次々にコアチームでは気づけなかった、痛いところを突かれたのです。(笑)
”この班編成だとどうしても対策できないような〇〇という問題が起こるぞ”
その問題というのは確かに大きな問題だったのですが、完全にコアチームの話し合いの中では出てこなかった盲点でした。
”その問題よりも俺らが提案したもののほうがメリットが大きいはずだ!!”
やはり自分たちで時間をかけて作った案はかわいいもので、その時自分の中にはどうしても、
”自分たちが時間をかけて作ったこの提案を守りたい”
という気持ちが、今思うと無意識に芽生えていたように感じます。
結局、提案したものとは大きく異なる形で班編成が決まり、コアチームとしてはなにか腑に落ちないような感じでした。
その時の感覚は、
”自分たちの提案を守れなかった”
言い換えれば、
”温めてきた提案を、みんなに壊された”
という感覚に近かったかもしれません。
明らかに僕の不機嫌が全員にも伝わり、雰囲気が悪いままmtgは終わりました。
冷静に考えると完全に自分が幼く未熟でした。💦
それがすべてなのですが、それだけではきっとまた同じことを繰り返します。そこで宇田川ゼミ数人を巻き込んでこの件についてとことん考えました。
こんなことに付き合ってくれるって、宇田川ゼミはいいゼミだなあ。笑
①ゴールを決めていない、または見失っている
まず課題として挙がったのは、何を達成するためのmtgだったのかということを決めていなかったということです。いや、誤ったゴールを設定していたということです。
コアチームとしては、明確にゴールを設定していたわけではないのですが、3年mtgに提案するにあたって、承認を得るということをそれぞれ潜在的に意識していました。
果たしてこれは正しかったのかと考えると、明らかに間違えでした。
コアチームとすれば、よりよい班編成をすることがゴールであって、承認を得ることは目的ではないはずです。
承認を得ることをゴールとしてしまうと、それ以外の声を素直に拾うことができません。せっかくいい意見があっても、”ケチ付け”にしか見えないんですね。僕たちの提案を壊しに来る破壊者です。笑
今回で言えば、きっと提案する側とフィードバックする側で、目指すところに違いができてしまっていました。
もちろんフィードバックする側は提案を却下するために理由を並べているわけはなく、いいものにしようとしていたからフィードバックをしてくれたのだと思います。いや、絶対そうです。笑
提案する側の目指すべきだったところも、もちろんいいものを作るということです。これは共通していなければなりません。
当たり前のことなのですが、これは提案する側が見失いがちです。
承認は手段であるのに、いつの間にか目的化してしまう。
次回以降は、提案の前に、このミーティングでは何を目指すのかを明確化したうえで、始めようと思います。
②フィードバックをもらう回数が少ない
ブラッシュアップしていくためには、いかに多くのフィードバックをもらったかが大切だと感じました。
「頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作なんだよな」
朝井リョウさんの『何者』での言葉です。
その通りです。刺さります。(笑)
コアの中では完璧な班編成のはずだったのです。
でもそれはコアの中から出していない案だから、穴がない傑作に見えてしまっていたのです。
そして唯一のアウトプットが最終段階だったために、次々に欠陥がみつかり、それに対するアドバイスを受け入れる準備をすることができなかった。
完成度が低いうちこそアウトプットをしてみて、いろいろなフィードバックに触れることが重要なのだなと感じました。
そのトライアンドエラーを重ね、穴がないものになっていく過程を楽しむことがとても大切ということを痛感しました。
まとめ
最近になって社会人の方と関わる機会が増え、たびたび言われることが、
”変化を楽しめる人になる”
ということです。なるほどとわかったつもりになっていたのですが、今回の学びできちんと腑に落ちた気がします。
変化を楽しむということは、
トライアンドエラーのプロセスを楽しむということ。
そしてそれは、
フィードバックを受けるごとにブラッシュアップされていく感覚を感じることができる
ということなんですね。
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