【ゼミ選考に向けて】宇田川先生へのインタビュー(後編)
皆さんこんにちは!宇田川ゼミ2年の玉木です。
今日の内容は、前回の続きで宇田川先生へのインタビューの後編です!
ゼミ選びも終盤に差し掛かっていますが、1年生のこの時期にもうゼミを決めなければいけないのは、難しいと感じている方もいるのではないでしょうか。
まだゼミ選びに悩んでいる1年生は、是非このインタビュー記事を読んでいってください!
W君(2年生)――宇田川先生が担当している「経営戦略論」の講義では、学生が先生に対して厳しい印象を持っているようですが、先生は学生に対してどう思われたいですか。
宇田川先生――難しい質問ですね。厳しいと思われているのは、単位を取りにくいことが厳しいと思われているだけです。授業評価アンケートでは、授業に出て頑張ってくれた人は楽しかったと言ってくれます。僕が前にいた大学のゼミのモットーは、「明るく楽しく激しいゼミナール」でした。これは、全日本プロレスから持ってきました(笑)。
そもそも、学ぶことはすごく楽しいことだと思います。「勉強」と「学び」は、根本的に違うと思うんです。学ぶって、自分の課題に自分なりに答えを見つけていくということだと思います。
一方で、勉強するって、ほかの人が設定した課題を解いていくものじゃないですか。勉強が嫌なのはみんなそうだと思うんですけれど、学ぶ楽しさを実感してもらえるとすごくいいなって思うのは、講義もゼミもそうですね。大学ってやっぱりそういう時間じゃないかなと僕は思うので、そこは大事にしたいと思います。だから、僕は出席とかは取っていませんが、それはそういう理由ですね。講義で、それって勉強にしたくないっていう意識がすごくあるんだなって、今話しながら思いました。
M君(2年生)――最後に宇田川先生から1年生に何かお言葉をお願いします。
宇田川先生――コロナの問題があって、今の2年生も1年生もそうなのですが、なかなか大学での生活というものに実感が持ちにくかったり、キャンパスライフというものを満喫できなかったりするという感覚を持っている人が多いと思います。
それは僕にとっても同じで、今みんな苦しい時期だと思います。ただ必ずこの問題は終わると思います。短期的に見ると本当になければよかったと思うことが、長い人生で意味を持ってくることがあるかもしれない。そう思いたいんです。
それと、学ぶということはライフワークだと僕は思います。そういう学ぶことを大学の間に大事だなとか、面白いなという実感を持つことができた人と、不幸にしてなかなかそういうことを持つ機会がなかった人というのは、その後の人生の楽しさが違ってくると僕は思います。
僕は社会人の大学院でも教えているし、先ほど本の話もあったので、大学の外でメディアに出ることもあり、いろいろな社会人と接点を持つことも多いです。そういう人たちを見ていて、大学で学ぶ楽しさを実感できた人って本当に幸せだなと思うんですよ。逆に、大学の勉強がまったく役に立たなかったという人は、役に立てる方法を身に付けることができなかった不幸な人だと思います。
だから、是非学ぶ楽しさを実感するために宇田川ゼミを志望してもらいたいです。そうでなかったとしても、大学で学ぶことの楽しさをぜひ実感してもらう、そのような時間としてゼミ選考を考えてもらうのがいいのではないかなと思いました。
ここまで、3回にわたってゼミ生と宇田川先生へのインタビュー記事を投稿しました。
宇田川ゼミを志望してくれている1年生のみなさんは、選考当日、お互いに肩肘張らずお会いしましょう!残念ながら、ほかのゼミを志望することにした方々も、宇田川ゼミの発信する情報を今後も気にかけていただき、大学生活においてより有意義なものにしていただければ幸いです!