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DIGGIN' SBY(渋谷) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.5.22

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINでーす。

MURO:MUROでーす。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。

MURO:よろしくお願いしまーす。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:いえ~い!

MURO:うわ~!嬉しいなあ。

MACKA-CHIN:嬉しい!なんとなく、この番組を聴いてる人はなんだっぺ?っていう感じかと思われますが。

本日は番組1周年記念をここ渋谷hotel koe tokyoから公開収録という感じでお送りしております。そして、皆さんお集まりいただいてありがとうございまーす。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:いえ~い!いえいいえいいえいいえ~い!この番組の公開収録は実は2回目で、去年、東京タワー60周記念というパーティがありまして、その東京タワーで公開収録もさせていただいたんですけど。

本日は我々のホームというか、MUROさんが普段からここでやられてる渋谷hotel koe tokyoから生放送ではないんですけどね。公開収録という形で番組1周年イベントのスペシャルとダブルネームで色々放送していければと思っています。MUROさん、よろしくお願いします。

MURO:よろしくお願いします。

MACKA-CHIN:はい。よろしくお願いしまーす。さあ、まずここ渋谷でお送りしているということなんで、今日のテーマはもうお伺いするまでもなく、僕とMUROさんで決めさせていただいて、まずはテーマを「渋谷」ということでやらせていただこうと思ってるんですが。MUROさんは。

MURO:あんまり、渋谷系とかそういうので意識したこともないんで、当時、このお店があったりもして、毎日ここグルグルしてる中で、一番買ってたジャンルってやっぱ「ファンク」だったり「ラップ」だったりしてたんで、その辺を今日はちょっと回せたらいいなと思います。

MACKA-CHIN:おお~。この番組を聴いてる人はもしかしたら若い人もいて分からないかもしれないけど、やっぱMUROさんはまずはBーBoysショップ「Still Diggin'(スティル・ディギン)」とか、それで自身のお店「Savage(サベージ)」もやられてたり。あとは公園通りがここだから、ファイヤーストリートに「DIGOT(ディゴット)」とか。

MURO:あ、そうですね。やりました。

MACKA-CHIN:ねえ。もやられてたりとかして。

MURO:あと、クラブでのレギュラーとしては「CAVE(ケーブ)」だったりとか「HARLEM(ハーレム 渋谷)」っていう箱だったり。

MACKA-CHIN:はい。今もありますね。

MURO:「Organ bar(オルガンバー)」もやりましたね。やってます。

MACKA-CHIN:それで、今は逆にここでレギュラーも。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:やられてたりとかして。

MURO:なので、ずっとそういった現場でかけてた曲を今日かけれればいいなと。聴かせられればいいなと思います。

MACKA-CHIN:おお~、じゃあさっそくですが、MUROさん。準備していただいてよろしいですか?

MURO:はい。お願いしまーす。

MACKA-CHIN:本当にヒップホップ=渋谷みたいな言い方される時期もあったし。ただ、やっぱりトークショーのほうでも話させていただいたんですけど、世界で一番レコード屋が密集してる街、それが東京の中の、さらに渋谷みたいなこともあって、とにかく僕もMUROさん世代ですけど、渋谷に来て、レコードを買い集めるっていうことは、もうずーっとやってるし。

渋谷のレコード屋で回って、DJの人に会って、さらにそのDJの人たちがレコード屋の店員から「こんなプロモが3枚だけ入ったんで、どうぞ」なんて言って、DJの人たちがもらっていって、そのDJの人たちが夜クラブでかけて、それを必死にDJブースを覗きに行くみたいな。

とにかく朝から晩までじゃないけど。昼から朝までかな。ずーっと渋谷にいた感じはあるんですけどね。

今日は1周年スペシャルということで、MUROさんもずーっと渋谷で音楽をかけ続けて、探し続けてるということで。

それをテーマに、今まで、要はやられてきたような集大成的な感じでも。

MURO:うん、そうですね。

MACKA-CHIN:あるんですかね。

MURO:いつの時代も「自分クラシック」みたいなところです。

MACKA-CHIN:OKです。じゃあ、そろそろ行ってみたいと思います。

MURO:よろしくお願いしまーす。

MACKA-CHIN:はい。2019年5月22日放送です。MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日のテーマは『DIGGIN' SBY(渋谷)』です。お願いしまーす。


ソングリスト

1. Jazz Thing / GURU
2. Dujii / Kool & The Gang
3. Gang of the Technique / Ultimate 4th
4. Funky Granny / Kool & The Gang
5. Smokey Feeling / Organization
6. The Payback Mix pt.1 / James Brown
7. It Began In Africa / The Urban Allstars
8. I Belive In Miracles / The Jackson Sisters
9. Hanged Man / Bullet
10. It’s just Begun / The Jimmy Caster Bunch
11. The Mexican / Babe Ruth
12. Prisoners of War / Organized Confusion
13. I Wouldn’t Change a Thing / Coke Escovedo
14. Dance(Do What You Wanna Do) / Sun

※実際にプレイされていたバージョンと異なります。あくまでも参考程度にご覧ください。

1. Jazz Thing / GURU(グールー)

Title:Jazz Thing
Artist:GURU
Label:Cooltempo
Release:1993

2. Dujii / Kool & The Gang(クール&ザ・ギャング)

Title:Dujii
Album Title:
Artist:Kool And The Gang
Label:De-Lite
Release:1974

3. Gang of the Technique / Ultimate 4th

Title:Gang of the Technique
Artist:ULTIMATE 4TH
Label:Soul & Pepper Production
Release:2011

4. Funky Granny / Kool & The Gang(クール&ザ・ギャング)

Title:Funky Granny
Album Title:Music Is The Message
Artist:Kool & The Gang
Label:De-Lite
Release:1972

5. Smokey Feeling / Organization(オーガニゼーション)

Title:Smokey Feeling
Album Title:Creative Sounds Of The Organization
Artist:Organization
Label:T.A.T
Release:1983

6. The Payback Mix pt.1 / James Brown(ジェームス・ブラウン)

Title:The Payback Mix pt.1
Artist:James Brown
Label:Urban
Release:1988

7. It Began In Africa / The Urban Allstars(アーバン・オールスターズ)

Title:It Began In Africa
Artist:The Urban Allstars
Label:Urban
Release:1988

8.  I Belive In Miracles / The Jackson Sisters(ジャクソン・シスターズ)

Title:I Belive In Miracles
Artist:The Jackson Sisters
Label:Prophesy Records
Release:1973

9. Hanged Man / Bullet

Title:Hanged Man
Artist:Bullet
Label:Polydor
Release:1975

10. It’s just Begun / The Jimmy Caster Bunch(ジミー・キャスター・バンチ)

Title:It’s just Begun
Album Title:It's Just Begun
Artist:The Jimmy Caster Bunch
Label:RCA Victor(7inch は Kinetic)
Release:1972

11. The Mexican / Babe Ruth(ベーブ・ルース)

Title:The Mexican
Album Title:First Base
Artist:Babe Ruth
Label:Harvest
Release:1972

12. Prisoners of War / Organized Confusion(オーガーナイズド・コンフージョン)

Title:Prisoners of War
Album Title:Organized Konfusion
Artist:Organized Confusion
Label:Hollywood BASIC
Release:1991

13. I Wouldn’t Change a Thing / Coke Escovedo(コーク・エスコーブド)

Title:I Wouldn’t Change a Thing
Album Title:Comin' At Ya!
Artist:Coke Escovedo
Label:Mercury(7inch は EXPANSION)
Release:1976

14. Dance(Do What You Wanna Do) / Sun(サン)

Title:Dance(Do What You Wanna Do) 
Album Title:Sunburn
Artist:Sun
Label:Capitol Records
Release: 1978

エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまではMUROさんのレコード、しかも今日は7インチだけですね。

MURO:そうでした。

MACKA-CHIN:7インチだけで、『DIGGIN' SBY(渋谷)』というテーマでお送りしていただきました。

MURO:ありがとうございましたー!

MACKA-CHIN:いやあ、本当にMUROさんは、ずっと渋谷でレコードだけでDJをもう30年近くやられてると思いますが。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:もう本当に、僕的には全部が教科書的な感じで。

MURO:いえいえいえ。

MACKA-CHIN:MURO君がかけるレコードのこのグルーヴの作り方が、たぶんみんなもMUROさんの、特に好きなところだと思うんですが、今日さっそくかけていただいた曲を、いつもの番組通り、掘り下げていければと思うんですが。

MURO:よろしくお願いします。

MACKA-CHIN:まずはやっぱり、1曲目がGURUだったところが。

MURO:そうですね。やっぱGURUって僕の中で、この番組でかけるの、たぶん3回目だと思うんですけど。

MACKA-CHIN:はい。

MURO:すごい大きくて。存在が、DEV LARGEにちょっと似てるとこがあるんですよね。

MACKA-CHIN:うんうんうんうん。

MURO:で、初来日の時も、Jazz Rapと言って、トロントからDream Warriorsっていうグループと、その後、Gang Starrと一緒に来た時があって、大阪降りたところに西武があったんですけど、そこのインストア、Krush Posse(クラッシュ・ポッセ)で前座やらせてもらって。

MACKA-CHIN:マジかあ。

MURO:新宿のVIRGIN STOREと2箇所、初めての前座でしたね。

MACKA-CHIN:なるほど。

MURO:なので、すごいより思い入れがあるアーティストで。

MACKA-CHIN:ああ、じゃあGURUが初めて来た時、もう僕は全然知らないんですけど、もうその時にKrush Posseとして前座をやられてたってことですね。

MURO:そうっすね。

MACKA-CHIN:ああ、じゃあその1曲目から始まるのとか、本当にMUROさん的にも僕的にも。

MURO:あと、「Jazz Thing」ですねえ。やっぱ「JAZZMATAZZ」が衝撃的だったんで。今日、ちょっとカオリ(DJ KAORI)ちゃんいるか分かんないけど、カオリちゃんにどこかの空港で言われて、「MUROMATAZZ」やったらいいんじゃない?」って。確かにやりたいなあって。

MACKA-CHIN:いやあ、僕も興味ありますね。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:カオリさんもね、東京FMで番組やられてるしね。一緒にセッション出来たら面白いですけどね。

MURO:ぜひ!

MACKA-CHIN:はい。それで、やっぱりJB(ジェームス・ブラウン)。

MURO:はい。「The Payback Mix 」とか、当時ああいう、Norman Cook(ノーマン・クック)やってたりとか、ああいう、なんていうんだろう。メドレーっぽくなってるような、メガミックスみたいなのがすごい多かったですよね。

MACKA-CHIN:うんうんうん。さらに、(株式会社)レキシントンから。

MURO:はい。入手したことがあります、僕。

MACKA-CHIN:他にも。他のタイトルは?

MURO:incredible(インクレディブル)というレーベルを立ち上げた時に、再発もやっていこうっていうことで、「The Payback Mix 」とThe Jackson 5の「I Want You Back」とDiana Rossの「I'm Still Waiting」の12インチで3枚出したことがありましたね。

MACKA-CHIN:おお~。

MURO:「HARLEM」でもかけたし、「CAVE」でもかけたし、「Organ bar」でもそれこそかけたし、リリースするのもそういう。

MACKA-CHIN:思い出深いというか。

MURO:そうです。

MACKA-CHIN:もうね、ずっと通ってきた道ですよね。

MURO:ねえ。

MACKA-CHIN:当時、渋谷でこういう情報がない時代に、やっぱりどうやって情報収集したの?なんていう話、聞いた時があるんですけど、やっぱり、イギリスのレーベルのURBAN(アーバン)とか。

MURO:そうね。買って、そこから探し始めてっていうことしか出来なかったよね。

MACKA-CHIN:うん。やっぱり、もう自分で足を使って、レコード屋に行ってっていうところも。

MURO:このレコードだったらあそこにありそうとか。

MACKA-CHIN:うんうん。

MURO:やってましたね。

MACKA-CHIN:なるほどなるほど。今かかってるCoke Escovedoとかも、やっぱり。

MURO:これはSunですね。この1曲前のCoke Escovedo聴いたんですけど、DEV LARGEとも毎回かけあってしたりもして、思い入れ、一番の、たぶんCoke Escovedoが一番渋谷でかけた曲だったかなって思いました。

MACKA-CHIN:なるほどなるほど。というわけで、あっという間に、ディレクターが巻いてるということで、ここまではMACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:1周年公開収録、皆さんありがとうございました!

MURO:ありがとうございました!

MACKA-CHIN:これからもよろしくお願いします!

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