9月25日午後、大阪市会の建設港湾委員会を傍聴した。歯科で60分余り痛い治療を受けて痛みが残っていたが、遅れて傍聴した。夢洲の港湾関係の陳情書審査があると考えていたが、建設局の樹木関係が大半であった。港湾局にも夢洲関係で陳情書を出すべきであったと反省している。でも、建設局関係の審議も、大阪市の行政の今を考えるうえで参考になった。
自民の石川委員は、自分で撮った写真を資料に使って、東淀川区などの公園の樹木の現状、街路樹について厳しく追及した。共産の井上浩委員が提出した樹木医さんによる「調査鑑定書」が示唆に富むので、抜粋して紹介したい。
大阪市では「身を切る改革」ならぬ「木を切る改革」が話題になるが、樹木の伐採と緑化について徹底的な検証・評価が求められる。
公明の山田委員と自民の石川委員による「IR用地の鑑定評価にかかる不適切な公文書管理について」の質疑も、問題の再確認にとどまったが、港湾局担当者の答弁には、どう考えても不自然さを感じた。報道で知ったことも多いが、こうしてリアルに当事者らの答弁を聞いて疑問がさらに深まった。
委員会終了後、ある記者と情報交換できた。12月議会も陳情書を出し、傍聴しよう。