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損切りの重要性

皆さんこんばんは!

投稿79日目になりました!
昨日はnote継続と合わせて新たに英語学習を継続していく事を書きました。

継続していく事とは素晴らしい事で自分に自信が持てるきっかけになると感じていますが、それと真逆で、時にはスッパリと止めたり見切りをつける事も大切だと思います。

皆さんは「コンコルド効果」というものを聞いた事があるでしょうか。

これは以前に紹介した確証バイアスやハロー効果と同じ認知バイアスの一種で、ある対象にこのままお金や時間を投資し続ける事が損失だと分かっていても、それまでの投資を惜しみ止められない心理現象の事です。

この名前の由来は、過去に開発が進められた超音波旅客機のコンコルドからきています。

コンコルドは開発当初から採算が合わない事に気がついていました。しかしそれまでの開発費用や時間を無駄に出来ないと開発を進め、最終的に負債がさらに多くなり開発は中止、会社も倒産してしまったとの事です。

コンコルド効果は様々な場面で見受けられます。由来となった旅客機のように、採算が見込めないのに事業を徹底出来ない、または恋愛で別れた方が良いと感じても「今まで使った時間とお金がもったいない」と感じて惰性で付き合い続ける。

クレーンゲームで「ここまでお金を使ったからなんとか景品を取りたい」という気持ちからさらにお金を使ってしまう。これらは全てコンコルド効果が絡んできています。

確かに途中で投げ出さず諦めなかった事が成功に繋がる事もあります。しかしここで無駄な投資に繋がるのは成功を諦めない事ではなく、一つの方法に固執する事ではないでしょうか。

1つの事業がダメなら別の事業を始めてみる。上手くいかなかったら別れて別の人ともう一度恋愛をする。

なにも事業や恋愛そのものをやめる必要はありません。しかしそれを続けるには、まるでその方法しか無いと錯覚してしまう事が命取りになってしまいます。

エジソンの「失敗したのではなく、1万回の上手くいかない方法を見つけた」という言葉の様に、良い経験をしたと捉える事が出来れば、見切りも適切なタイミングで出来ると思います。

また一度冷静になって、「仮にもしまだ何も投資していない段階であれば、どう判断するか」と考えてみるのも良いかもしれません。

「コンコルド効果」の存在を知っているだけで、自分を客観視できるきっかけにもなる可能性があるので、やはり知識は自分を助ける事に繋がると感じました。

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