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だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態③
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また、現在の学校では、職員会議は校長が決定事項を告げるだけの場になっているそうです。時間が無いからとメール伝達になった学校もあるらしい。
私が保育園で働いていた頃はまだ、行事ごとや季節ごとなど、例年はこう進めて来たが今年はどうやりますか?とか、それぞれのクラスが抱えた問題などについてもあぁでもないこうでもないとみんなで話し合う場になっていたと記憶しているが、今は保育園でもそのような事はしないのだろうか?
「ゆとり教育」についてもふれられている。
私はゆとりが始まる前のおばさんですがw
現代の小学校に通わせる(まぁ通ってないんですけど(^_^;)保護者の肌感覚として、少なくとも現在幅をきかせているアクティブラーニングよりはましだったんじゃないかという感じがありましたが、「自ら調べ、自ら学ぶ」と、いう流れはこの時始まったようです。
基礎知識をないがしろにしてしまったという問題点はあったものの、
今と決定的に違うのは「ゆとりはおかしいんじゃないか」と、現場の人が言う自由があった事だそうです。より良い方法を模索する事もできた。
現在はそれができないんだそうです。
全てマニュアル化し、その通りやっているかをチェックされ、その方法が効果的かどうかは検証しないけど、ちゃんと言われた通りのやり方で教えているかが大事。子どもどういう教え方をしたら分かるのかな?という工夫を各教員でする事ができなくなったそうです。
これじゃ教育現場に向かう若者も減るわけです。
続きます。