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だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態②
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本書では、人事評価制度によって給料に差をつけるようになった事や、年度末反省で地域の有力者や保護者の意見を聞くようになった事や、小中連携する事になった事などの弊害が分かりやすく書かれている。
いずれも悪いイメージはなかったので、勉強になりました(・・;)
そういえば私が中学の頃、学校が親向きに出したプリントで、「学校、家庭、地域が三角形になって子どもを育てていきましょう」という趣旨の事が書いてあって、なんかよく分からないがモヤモヤした事を思い出した。
「正論だけど、いい事なんだろうけど…わざわざ連携する必要はあるのか?」
各々が別の持ち味をもって子どもを育てていたが、ところどころ隙間にあった大人の目から逃れて子どもだけで好きに過ごせる時間や場が、また結構大切だったと思うのである。
私の時代には、誰かが公園の植え込みの裏にソファが捨ててあったのを見つけてきて「椅子があったよー、うちらの物にしようよ、帰ったらそこを秘密基地にしよう」みたいな事もあったりしたが、そういうのがなくなったと思う。
多分、今の学校は、もう親世代が思う学校ではないのである。
続きます。