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【言語最強説】答えはここにある

こんな方におすすめ
・答えが見つからず悩み続けている人
・突然のひらめきで問題を解決したい人
・悩みの本質を見抜き、解決策を求めている人
・目標達成の壁を乗り越える新しい視点を探している人
・成功者の知恵を活かして自己成長したい人

ざっくり言うと・・・
✅ 多くの悩みは自分の能力を少し上回る程度のものである
✅ 悩みや問題の解決には、過去の人々がすでに解決した知識や方法を参考にすることが重要
✅ 問題を抽象的なままにせず具体的な名前を見つけることが、解決への鍵
✅ 漠然としたものを明瞭に変えてくれる言葉が、私たちの最大の武器

どんな時に悩みは解決しているか?

悩みは「言語化」によって突然解決する

今回は、おそらく皆さんにとって記憶に深く残るお話になると思います。
皆さんもそうだと思いますが、私も基本的に毎日何かを考え続けています。でも、その答えが分からないままご飯を食べたり、人と話したりしていることも多いですよね。私も同じです。しかし、ある日突然、ずっと悩んでいたことがポンと解決する瞬間が訪れることがあります。

今までに100回ぐらいそのような経験をしてきました。その時の感覚をもう少し具体的に言うと、長い間解決できなかった問題に対する答えとなるフレーズや名前が頭に浮かんだ途端、それまで抱えていた問題が一気に消えるんです。まるで『千と千尋の神隠し』で、名前を奪われた白が自分の本当の名前を言われた瞬間に、龍の鱗が剥がれて本来の姿に戻るような感じです。抱えていた問題も、その名前を言えれば消えるんです。そして、不思議なことに、それがさっきまで問題だったことだったという記憶すらも、すぐに消えていきます。

そもそも悩みとはなんなのか?

悩みや常に目の前のことでしかなく、段階的にやってくる

皆さんは、絶望的な悩みを抱えたことはありますか?例えば私は学生の時、ビジネスを始めて、どうしても毎月20万円を稼ぎたいと思っていました。しかし、実際にやってみると、20万円の壁にぶち当たって、6か月間ずっと0円、1円も稼げない状況が続きました。その時、もしこの壁を超えられなければ自分はダメなんだと強く思っていました。当時、私はアルバイトも2回連続でクビになり、「明日から来なくていい」と言われるような社会性の低さでした。そんな状況で、自分で稼げないということは単なる悩みではなく、絶望そのものだったのです。

しかし、振り返ってみると、その課題というのは常に目の前にあった小さな問題でしかなかったのです。基本的に、外的要因がない限り、課題や問題というのは自分の現在の能力を少し超えたレベルでやってくるものであり、2段階以上難しいものはやってきません。

そして、課題や問題というのは非常に律儀で、順番に1つずつやってくるんです。どうしてもまず20万円稼ぎたいと思っていた私は、20万円を稼ぐレベルの問題しか来ていませんでした。つまり、その時に100万円稼ぐための問題は来なかったのです。

悩みというのは常に今の自分より1段階だけ難易度が高いものであり、我々はその1段階高い問題に対して、絶望しています。ここが重要なポイントです。

人間というのは脳の現状維持機能によって、今よりたった1段階しか高くない問題にも、この世の終わりのように絶望を感じてしまうのです。

しかし、その絶望に陥るような問題や悩みというのは、実際には今の自分より1段階だけ高いものでしかありません。それが分かってくると、悩みを抱えること自体が少し楽になりますよね。

「悩みが解決される」とはどういう状態か?

本質を捉えた普遍的な解釈は、時代を超えて価値を持つ

突然ですが、皆さんは成田祐輔さんという方をご存じですか?
彼の動画は、やたらと説得力がありなおかつどんなトピックでも核心をついたコメントをしています。これは私の感想ですが、彼の思考と視点は常に普遍的な解釈によって形成されています。これが本質を捉えるということの力ではないでしょうか。

どんなトピックでも普遍的な解釈を加えれば、そのコンテンツは時代を超えて価値を持ち続けると言われます。今出したコンテンツも、10年後にはそのニュース自体は消えても、本質的な学びのための具体例として使われ続けるのです。

少し難しいかもしれませんが、こういったコンテンツ作りができていれば、10年後、20年後に再評価され、信頼を得ることができるのです。

このことからわかることは、本質的な解釈には、時間軸は関係ないということです。つまり、今、あなたが考えていることは、過去の誰かがすでに考えていたことであり、その解決策はすでに存在しているということです。私たちの悩みや問題は、すでに誰かが解決したものである可能性が高いということです。

そのため、誰かが言った言葉や方法を参考にすることで、自分の問題を乗り越えることができます。島田紳助さんが大阪から東京に進出した時、さんまさんにぴったりとくっついて、彼をスケープゴートにして自身も売れたというエピソードがあります。まさにこれが、先人の知恵を借りるという具体的な行動例です。

問題の「名前」を知ることで、解決への道が開ける

しかし、それでも分からないことはどうしたら良いでしょうか。分からないからこそ、悩む。これはどういう状態か。実は「分からない」という状態は、「名前が分からない」状態なのです。問題や悩みの核心となる名前が分からないから、それを認識することができず、他の事柄と繋がっていないということになります。

裏を返せば、名前が分かれば、問題は解決へと向かうのです。

私が名付けた「言語最強説」というのは、名前を見つけることによってその問題を支配し、コントロールし、所有できるようになるという考え方です。これが言葉で捉えることの重要性です。

たとえば、地図を広げて知らない国があったとしても、その国の名前を知らなければ、その実態を認識することができませんよね。悩みも同様で、名前が分からなければ漠然としたままで苦しむしかないのです。

悩みというのは、その名前を見つけると、核心が明瞭になり、問題に対して対処できるようになります。そして、その名前は基本的にワンフレーズで表現でき、探せば本やYouTubeなどで見つけることができます。

悩みの名前が分かると、その名前について調べ始め、数分後や数日後には解決への道筋が見えてきます。

この順番です。

人間は、ポテンシャルが半端じゃないほど高い存在です。自分たちが漠然とした悩みに負けることはありますが、明確な問題にはほぼ負けません。だからこそ、漠然としたものを明瞭に変えてくれる言葉が、私たちの最大の武器なのです。


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