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年の瀬の寿司 『無知であるが故に』

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年の瀬の寿司という記事をまとめたものです。
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記事一覧

年の瀬の寿司 INDEX

年の瀬の寿司 INDEX

記事全ての目次です

序章

◇Project.Hとは
◇今回の企画は?

第1章

◇意外な人物を軸に
◇キャスト決定!

第2章

◇油断からのまさか
◇公民館とは
◇こじ付けの交渉
◇至急、代替案!
◇結果は...

第3章

◇第二の交渉
◇クリスマス・イヴお掃除大作戦“プロローグ”
◇クリスマス・イヴお掃除大作戦
◇揺らぐ心情

幕間

◇いざ準備開始と行きたいところだが...
◇ノスタ

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年の瀬の寿司 第1話

年の瀬の寿司 第1話

序章Project.Hとは

 私は2023年3月からProject.H(仮称)の企画を行なっている。急にこんなことを言われても「???」となると思うが、一応軽く説明しておくとProject.Hは私が2020年に地元の友を祝うDVDを作るために結成されたよくわからない組織である。(自分でもよくわからない。)この友を祝うDVDは現時点で12作品作られている。
12作目の制作過程はこちらから堪能できま

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年の瀬の寿司 第2話

年の瀬の寿司 第2話

 本記事はこちらの記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをお勧めします。

それではどうぞ!

第1章意外な人物を軸に

 この企画が本格的に動き出したのは9月の終わり頃だった。まずはキャスティングがここで始まった。  
 今回は8月にInstagramのストリーズを使ってどの企画をやりたいか的な投票を3択で選ばせた。(その3択は当時私の企画としてやりたいことをいれたいた)

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年の瀬の寿司 第3話

年の瀬の寿司 第3話

 本記事はこちらの記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読まれることをおすすめいたします。

それではどうぞ!

第2章油断からのまさか

 時は経ち12月の上旬(この日を12月α日とする)。当日まで後3週間ほどになった。私はそろそろ場所の予約をしようと考えた。寿司を握るには調理のできる場所を確保しなければならない。ここでもしかすると「場所の予約をするには遅いのでは?」と思われるか

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年の瀬の寿司 第4話

年の瀬の寿司 第4話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読んでいただくことをおすすめします。

それではどうぞ!

第2章こじつけの交渉

 上記の通り公民館の使用が難しそうなのは了解いただけたと思うが、ここで少し私の粘った交渉劇を少しご紹介しよう。
 前回の記事で引用した社会教育法の第二十条に“教養の向上”という項目があるが、寿司を握ることで何か学びを得られ結果的に教養の向上に至ら

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年の瀬の寿司 第5話

年の瀬の寿司 第5話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします

 それではどうぞ!

第3章第二の交渉

 企画の場所は私の家にすることになってしまった。私の家で開催するにはリビングを片付ける必要があることは先述のとおりだ。ただもう一つ条件がある。それは両親による承諾だ。私は実家家族4人暮らしだ。だから勝手に遂行するわけにはいかない。
 交渉を試みたを試みたのは1

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年の瀬の寿司 第6話

年の瀬の寿司 第6話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします。

第3章クリスマス・イヴお掃除大作戦

 さぁお掃除の時間だ。まず手をつけたのがリビングのちっちゃい机にある自分のものだ。大抵ここには妹のものが多量においてあるが、私のものを一部おいてあったので片付けた。後その机においてあったゴミなどは捨てた。そして机をどけ、さらに近くのソファを退ける。無茶苦茶汚かっ

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年の瀬の寿司 第7話

年の瀬の寿司 第7話

 本記事は以下の記事の続きとなっております
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第3章忘れていた重大なこと

 やるかやらないか確定しないまま、開催前日まで来てしまった。実はこの時点で材料の云々や、行程の云々をちゃんと決めてはいなかった。あまりにも場所云々に囚われすぎていた。とりあえずS.N君に電話し、明日の行程やいる材料などを話し合った。もちろんやるかやらないか確定はしていな

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年の瀬の寿司 第8話

年の瀬の寿司 第8話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめいたします

幕間いざ準備開始と行きたいところだが...

 さぁとりあえず朝ごはんを食べ、軽くシャワーを浴びいざ準備だ。9:30頃にS.N君がやってくる予定だ。とここで一つイレギュラーなことが。それは妹の午前中の家の滞在だ。本来妹はこの時間は部活に行く予定だったが、どうやら休んだらしい。胃が痛いと供述している

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年の瀬の寿司 第9話

年の瀬の寿司 第9話

 本記事はこちらの記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします。

第4章必要な買い物

 我々は近くのスーパーにやってきた。小さい頃から何度も来ておるスーパーだ。非常に馴染み深い。言うまもなく前日に検討した食材を買い物かごに入れていく。米、きゅうり、浅漬けの素、醤油、酢、味噌、あおさ(魚は一旦置いといて)、順序よく入れていく。ここで一品としてフライドポテトか何か

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年の瀬の寿司 第10話

年の瀬の寿司 第10話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめいたします。

第4章初感覚(?)

 買い物から帰ってくると時刻は11:00くらいだった。やばい。ゲストたちは12:30に来る予定だ。後1時間半で準備をせねばならない。とりあえず私は酢飯、S.N君は赤だしの準備を始めた。
 酢飯はとりあえずまずは米を炊くところからだ。男6人分で1人爆食いのやつがいるので10合

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年の瀬の寿司 第11話

年の瀬の寿司 第11話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします。

第4章米の出来は...?

 少しふざけ終わり、ご飯が炊けるまで少し時間があったので、皿を用意したり、お茶を準備したり、テーブルの準備していた。そしてご飯が炊けた。ご飯の炊け具合を確認した。「ん?なんか水っぽくないか?」私はそう思った。どういうことだ?S.N君にも具合を確認してもらう。「これは寿司に

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年の瀬の寿司 第12話

年の瀬の寿司 第12話

 今回の記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読んでいただくことをおすすめいたします。

第5章二度目の米とまた面倒なやつ

 私は残り半分の米を炊くことにした。今回は先ほどより水は少なめ。指定のメモリよりも水は少なめにした。そしてご飯が炊けるのを待っている。
 時刻は12:00、あと30分でゲストたちが来る。
妹が上から降りてきた。どうやら午後からの外出の報告をしにき

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年の瀬の寿司 第13話

年の瀬の寿司 第13話

 本記事は以下の記事の続きとなっておりますこちらを読んでから本記事を読むことをおすすめいたします。

第5章二度目の炊飯

 2回目の米が炊けた。私は炊飯器を開け、釜を取り出し米の状態を見た。水を減らした結果やはり先ほどよりは乾いた米にしやがっている。これならいけそうだ。S.N君も同じことを言っていた。1回目と同じように酢飯を作っていく。1回目失敗したおかげか行程もスムーズにいった。酢飯はうちわ仰

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