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66. オムライスは中華鍋で。所ジョージ的遊び感覚を取り入れたい

僕がまだ5歳くらいの頃、段ボールでハサミを作って母に感激された内田です。構造的にハサミなだけで、もちろん切れません。

小さい頃はこれまた段ボールで自分が入れるくらいの家を作ったり、ミニ四駆が好きだったり、小学生くらいまでは物作りがとても好きでした。

物に愛着を持ちやすいタイプで、親には嫌な顔をされながらも当時の愛車(手をかけて改造したミニ四駆)を捨てることができず、未だに実家の押し入れで眠ってます。


好きなものに囲まれるだけで幸せか

確か読書系Youtuberの誰かが紹介していた”「幸せをお金で買う」5つの授業”という本を今読んでます。

「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY

この本の中で、「やっぱりそうだよね」と思うこともあれば、「あ、そうなの!?」という驚きの発見もありました。

例えば、ベンツに乗ってる人と軽自動車に乗ってる人に「最近車を運転した時のこと」を思い出してもらい、その時の喜びを感じてもらうと、ほとんど差がなかったそうです。

ですが、その車の良さを語ってもらってから車に乗ってもらうと、喜びに大きな差が出たそうです。

つまり、物が良ければそのまま良さを感じられるという訳ではなく、物の良さを感じ取ろうとする、受け手(自分)の心構えが大事だということです。(これは経験にも通ずることだと思います。テレビを見ながらよく噛みもせずに食事をしてもあまり美味しさを感じないけど、しっかり味わおうとして食事をすればより美味しく感じるでしょう)


古民家をDIYします

ところで、仙台への移住は6月21日に決定しました。

家はボロいので、自分で壁に漆喰を塗ったり、床にクッションフロアを敷いたり、木の柱には暗めのニスを塗ったりするつもりです。
家が古い分、スマート家電をいくつか置いて、快適に過ごせるようにします。あんまり詳しくないけど。何置けばいいんですかね。

漆喰の壁には、子どもの足跡を付けて壁を歩いてる感じにしたいね、とか、祖母が使っていた書道部屋は妻のヨガスタジオにしたいね、などと妻と話をしています。
コーチング部屋にはグリーンバックを置いて、背景を誤魔化すつもりです(笑)

最初から快適な家に住むのも素晴らしいことだと思いますが、20年以上も前のミニ四駆を未だに捨てられない僕は、”自分で作る”ということに喜びを感じます。

自分で作ることが、”物の良さを感じ取ろうとする、受け手(自分)の心構え”を持たせてくれるからかもしれません。


所ジョージ的に遊ぼう

僕は所ジョージに憧れているところがあります。
ユーモアがあり、こだわりがあり、知性も感じる。楽しそうに生きてる。

そんな所さんはこんなことを言っていました。

「最初から食材を用意して、キッチンも何もかも用意されている場所でキャンプをして、綺麗なオムライスを作っても何も面白くない。それは人に見せるためにやっていることだ。
そうではなくて、中華鍋一つ持って山に向かい、道中でたまたま養鶏場があって、そこのおじちゃんと立ち話をしてたらたまたま卵を3個もらい、更に途中の道の駅で地元のお米やトマトが売っていたのでそれを買い、山に着いたらその辺に落ちてる木で火を起こす。持ってる食材的になんとかオムライスでも作れそうだ、となり、中華鍋で無理やり不格好なオムライスを作る。
だから面白いんじゃないか。」

そんな話でした。

豊かさとか面白さって、与えてもらうものではないし、わかりきってることをただなぞっても面白くない。僕もそう思います。

なんかさ、脳科学とかインフルエンサーとかが言う「これが正解!」って情報もたくさんあるけど、それを自分にコピペばかりしてても面白くないよね。

だから、不格好でも自分で物を作るし、自分なりに何かの良さを味わおうとすることが大切なんじゃないかと思うのです。
それが個性だし、感性を磨くということなのかもしれませんね。


さて、今週末は所ジョージになったつもりで、何かあなたらしい遊びをしてみませんか?
僕は誕生日に妻にもらった渋い包丁で、見たことのない魚でも丸々捌いてみようと思います。近所に角上(魚屋)があるのラッキー。
下手くそだって、素人だっていいじゃないか。


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